上信越 | 42 | 四阿山 | 2,354 m | 2020年 (令和 2年)10月20日(火) 2016年 (平成28年) 8月10日(水) 2009年 (平成21年) 9月 9日(水) 2008年 (平成20年) 5月27日 1994年 (平成 6年)10月31日 |
単独 〃 〃 〃 〃 |
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42.四阿山 (あずまやさん)
【 四阿山 】
・ 四阿山(あずまやさん)は長野県と群馬県の県境に跨る山。標高2,354m。
・ 吾妻山・吾嬬山(あがつまやま)などとも呼ばれ、嬬恋村では吾妻山が用いられている。
・ 34万年前のカルデラ形成で、現在の複数峰による古い成層火山(四阿火山)の形態に至る。四阿火山とは周辺の根子岳、四阿山、浦倉山、奇妙山の総称。
・ 上信越:菅平周辺 四阿山は吾妻山(あづまやま)ともいい、どこから見ても山の形が屋根の棟に似ているのでこの名がつけられたという。
・ この山の南西(長野県)側にスポーツ等の合宿で名高い菅平高原が広がり、東(群馬県)側にはスキー場「パルコール嬬恋スキーリゾート」がある。
・ 四阿山は長野・群馬県境で孤峰を誇り、上信国境でも浅間山、斑尾山に次ぐ高峰と壮大な裾野を持つ。古い成層火山で、幾つかの峰が外輪山を形成する。
・ 山頂には石室、祠があり、花童子通りなど登山道沿いに石造りの宮が数多く建立され、古くから信仰の山としての歴史を物語っている。
・ 山頂には東に向かう上州祠と,西に向かう信州祠の2祠の境界神がまつられている。
・ 昔は四阿山への宗教登山が盛んだった。
・ “花童子跡”とは、女人禁制の昔は、女人はここまでしか登れなかったとのことで、昔の行者の名前で、この行者を祀ったお宮がここにあった。
・ 野口みずきの専用練習地、モニュメントがある。
【 根子岳 】
・ 根子岳(ねこだけ)は、長野県上田市菅平高原と須坂市の境にある山。標高は2,207m。 ウメバチソウが有名で、花の百名山の一つ。
・ 初夏から初秋にかけて色とりどりの花が咲き誇る花の名山 南の四阿山と仲良く並んで 聳えている根子岳は四阿山火山群の第一外輪山として登山者はセットで登ることが多い。
・ 根子岳頂上までは約2時間くらいの行程、最後にガレ場のきつい場面があるがそれを越えれば頂上です。
・ 360度の雄大な景色が堪能出来ます。東側には志賀、白根山系、北側には妙高、飯綱山、西側には北アルプスが望めます。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
【 山名の由来 】
* 山の形があずまや東屋(庭園などにある壁の無い建物)の屋根に似ていることから命名。
・ 日本武尊が東征の際、自分の妻が恋しくなって「吾妻よ」と言ったことに由来する説がある。
* 根子岳は、遠くから四阿山と一緒に見ると、猫の耳に似ているのでその名があるという。
【 花 】
・ 5〜9月:初夏のレンゲツツジの花に始まり、シャクナゲ・イワカガミ・ハクサンフウロ・ウメバチソウなどが咲く。
・ 晩夏〜初秋は各地でマツムシソウとリンドウの花畑。
・ お花畑の主流は、「花童子宮跡」付近で、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロウ、タカネナデシコ、キンバイソウ。
【 登山ルート 】
@ 菅平牧場〜根子岳〜四阿山
A 鳥居峠 〜 四阿山
《 登山記録 》
【 四阿山 】-5
行程 | 令和 2年10月20日(火) 晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差 約1,430m |
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@ | 練馬IC ≫ 小諸IC ≫ 菅平牧場 P 8:10 → 中四阿 11:30 四阿山(2,354m) 11:50 → 13:10 根子岳 13:20 → 14:20 菅平牧場 P ≫ 小諸 懐古園散策 → 小諸 泊 ※ 翌日:巻機山 |
【 コメント 】
・ 4年ぶり、秋の季節では6年ぶりの訪問。
・ 今回は、前回同様、“鳥居峠からのピストンコース以外の、最も一般的なルートの菅平牧場の登山口から登るルートとしました。
・ 連日の秋霖模様が終わり、ようやく秋の晴天が期待できるようになってきたので、紅葉真っ盛りの期間に高い山から順次、低い山への紅葉登山をする計画実行できるようになりました。
・ 先週の、槍ヶ岳に続いての、晴天の下での、気持ちの良い素晴らしい秋山登山が出来ました。
・ このコースは、初心者向けで、紅葉ハイキングに適してます。
・ 菅平牧場付近の、シラカバ、ダケカンバ林の風景と、雄大な草原風の根子岳の風景が素晴らしく、心を癒してくれました。
・ 花の百名山だけあって、紅葉よりも花のシーズンの登山が、最高に素晴らしいです。
・ 三密を避けての登山が定着し始め、平日でも、以前以上に多くの登山者で賑わいました。
菅平牧場 入口 | 案内板 | 菅平牧場P 前の案内板 |
〃 | 四阿山 登山口 入口 | 白樺林 |
菅平牧場 | イワイチョウの花後の紅葉 | 最後のマツムシソウ |
カラマツの紅葉 | 根子岳方面 | 3日前の雪 |
紅葉したイワカガミ | 四阿山山頂(2,354m)。 四阿山 & アニマル軍団・ピカチュウ軍団 | |
根子岳 | 〃 根子岳 & アニマル軍団・ピカチュウ軍団 | |
根子岳 & アニマル軍団 | マルバダケフキの穂 | クマザサ原 |
マツムシソウ | 根子岳山頂(2,207m) | 〃 & アニマル軍団・ピカチュウ軍団 |
根子岳山頂の鐘 | シラカンバ林 | 〃 |
ナラ | ススキ | ドウダンツツジ |
リンドウ | ノイバラの実 | ツルウメモドキの実 |
行程 | 平成28年8月 9日(火) 晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差 約1,430m | |
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@ | 小諸 6:30 ≫ 7:00 車坂峠 P 7:20 → 8:10 高峰山 山頂 8:20 → 9:00 車坂峠 P(1,973m) 9:10 → 10:00 トミーの頭(2,300m) 10:15 → 火山館 11:15→ 湯ノ平口 → 前掛山分岐 → Jバンド → 鋸岳(2,254m) → 仙人岳(2,391m) → 蛇骨岳(2,366m)13:00 → 浅間山(黒斑山 2,404) 山頂 → トミーの頭 13:55 → 14:50 車坂峠 P 15:00 ≫小諸 懐古園観光 泊 | |||
A | 8月 9日(火) 晴 |
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小諸 5:00 ≫ 菅平牧場 P 5:55 → 7:20 根子岳(2,207m)7:40 → 9:10 四阿山(2,354m) 9:50 → 中四阿 10:30 → 菅平牧場 P 11:50 ≫ 13:40 白根火山ロープウエイ P 13:50 ⇒ ⇒ 山頂駅 14:00 → 分岐点 → 14:30 草津白根探勝歩道最高地点(2,150m) 14:40 → 15:00 本白根山展望所 15:15 → 鏡池分岐点 15:45 → 鏡池 15:55 → 殺生河原 17:00 → 17:05 白根火山ロープウエイ P ≫ 練馬IC |
【 コメント 】
・ 7年ぶりの訪問。 今回も前回同様、花の花の百名山の高峰山と百名山の浅間山を前日に登り、翌日“四阿山・根子岳”と、“草津白根山”登山としました。
・ 今回は、前回の“鳥居峠からのピストンコース以外の、最も一般的なルートの菅平牧場の登山口から登るルートとしました。
・ 前泊の小諸から約1時間で、登山口の菅平牧場に到着。
・ 朝のうちは曇りがち後晴れの天気予報でしたので、山頂に付く頃の好天を期待して、ガスや雲が覆う山並みを時折確認しながら、広大な菅平牧場の駐車場を後に出発。
・ 放牧されてる多数の牛を直ぐ近くで見ながら、柵に沿って登り始める。
・ このコースは雄大な牧場とマツムシソウの群生やハクサンフウロウ、ツリガネニンジン等の高山の花々が見られ、緩やかに盛り上がった根子岳等を眺めながらの気持ち良い登山ができました。
・ 2時間弱の行程、最後にザレたガラ場を登り根子岳山頂に到着。 晴れ上がらないので、次の四阿山へ向けて出発。
・ 一旦急降下後は緩やかな登山道となり、のびやかな笹原の鞍部を過ぎ、しばらく登り返すと快晴となって、中四阿からの登山道との合流地点に到着。
・ 少し進むと階段状のやや急登の木道となり一気に登りつめると、好展望が得られる四阿山に到着。
・ 景色を堪能した後、下山開始。
・ 分岐点から、中四阿、小四阿を通って、菅平牧場に到着。
・ 次の、草津白根山登山へ向けて、すぐに出発。
・ 途中、ランニングしてる学生集団を5グループ以上出合いました。
・ 菅平は夏合宿のメッカのようで、平日でも夏休み期間中の宿はどこもほぼ満室でした。
・ 1時間半以上かかってロープウエイの白根山登山口に到着、早々に登山開始しました。
菅平付近 | 〃 | 〃 |
菅平牧場の登山口 | 菅平牧場の登山駐車場 | 牧場 |
牧場 | 菅平牧場 → 根子岳 | |
マーガレット | オニユリ | ウスユキソウ |
マツムシソウ | 白樺 & ハクサンオミナエシ | キノコ : |
マーガレット | 根子岳 山頂 2,207m | 四阿山 山頂 2,354m |
四阿山 山頂 2,354m | 四阿山 山頂直下 | ナナカマド |
中四阿 | 笹原 | 四阿山方面 |
西方の尾根 | 〃 | 四阿山 → 根子岳・菅平牧場方面分岐 |
紅葉したハクサンフウロウの葉 | キキョウ | キオン |
アザミ | マツムシソウ | クロマネの木の実 |
ハクサンフウロウ | アカショウマ | オミナエシ |
松虫草 & ミツバチ | ハギ | キノコ : タマゴダケ |
四阿山 → ダボス牧場 | キノコ : (カバイロツルタケ) | 〃 |
キノコ : () | 〃 (チャナメツムタケ) | ヤマオダマキ |
タテヤマウツボグサ | オオマツヨイグサ | |
ヤナギラン | ルピナス | キキョウ |
オニユリ | オニユリ & タンポポ | ヤナギラン & キクイモ |
サルビア | 高原キャベツ畑 |
【 四阿山 】-3
行程 | 平成21年9月9日(水) 快晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差約830m |
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@ | 練馬IC 3:50 ≫ 上田菅平IC 6:20 ≫ 7:05 鳥居峠 → 7:15 林道終点P (1,520m) 7:25 → 花童子宮コース:花童子宮跡 8:10 → 9:20 的岩コース合流点 9:30 → 10:50 四阿山 山頂 11:25 → 12:40 根子岳 山頂 13:20 → 戻る:四阿山分岐 14:40 → 的岩コース 15:20 → 的岩 16:00 → 16:30 林道終点P ≫ 鳥居峠 P ≫ 小諸 泊 | ||
A | 小諸 6:20 ≫ 7:00 車坂峠 P 7:20 → 8:10 高峰山 山頂 8:20 → 9:00 車坂峠 P 9:10 → 11:30 浅間山(黒斑山) 山頂 → 15:30 車坂峠 P ≫ 佐久IC ≫ 練馬IC 18:50 |
【 コメント 】
・ 花の花の百名山の山行としては今シーズン最後に北岳方面を予定しましたが、天候と休暇が一致せず、止むを得づ、“四阿山・根子岳”と、“高峰山・浅間山”に変更。
・ 練馬ICから関越道・上信越道を経て、上田菅平ICで降り、144号線で鳥居峠に7時前に到着。 深夜割引料金で半額、1,450円。
・ 鳥居峠から登山口に延びる林道の入り口にゲートがあり、6月1日から11月3日までは、登山客に開放しますとの表示があり、バーには鍵をかけませんとのことで、バーを一旦開けて進入、林道終点まで」2.9kmの路面状態の良い未舗装路を走行、約20台位駐車可能な広場に到着。2台駐車中でした。
・ 駐車北端に左:“的岩山”(まといわ)・右:“花童子宮コース”(げとうじみや)の案内板があり、右側の“花童子宮コース”を進む。
・ 秋の気配が感じられる晴天の中、遅咲きの花を求めて出発。
・ ミズナラの原生林や白樺などの林の中を登る。
・ 苔むした石の小さな祠があり、昔は四阿山への宗教登山が盛んだった情景が浮かんでくる。
・ やがて樹林が開け、休憩舎を過ぎると緩やかな斜面に広がる大きなお花畑が出現し、マツムシ草やアキノキリン草、アザミ等が最後の花として、色とりどりの花が一面咲き乱れ頑張って咲いていました。特にマツムシ草が最盛期で2,040mの的岩コース合流点までの間は連続的に咲いていましたが、残念ながら時期が遅かったので、ニッコウキスゲ、ヤナギラン、イワカガミ、ハクサンチドリなどは完全に終わってました。僅かに残っていたのはハクサンフウロ、ヤマナデシコで、ノコン菊、ヤマウド、ウスユキ草、ヤマハハコ、ヤマハギはしっかり咲いていました。
・ 緩やかな登り道を進むと、疎林と草原が交互に現れ、お花畑が続き、やがて上部の休憩舎のある“花童子の宮跡”標高2,040m。
・ やがて的岩経由のルートとの合流点に到着。
・ 更にコメツガの原生林を登りきると、四阿山が見え、赤茶色の火山礫混じりの登山道を登ると、菅平からの登山道との合流点到着、木の階段を登るとすぐに四阿山山頂に到着。
・ 山頂には“上州祠”と呼ばれる上州側向きの石垣に囲まれた祠と四阿山の標識があり、写真撮影。 約200m東側に2,333mの三角点がある。
・ 山頂到着するまで二人しか会いませんでしたが、山頂で休憩中に菅平牧場からの登山者が10人ぐらいやってきました。
・ 周囲の展望を味わった後、すぐ西方に迫る草原状の根子岳目指して出発。
・ 根子岳への下りは、うって変わって湿潤な樹林帯の中のやや滑りやすい急な泥道で、一部ササで覆われていました。
・ 2,039mの鞍部まで315m下った後、2,207mの根子岳目指して、標高差168m、目の前に広がる緑の穏やかな歩き易い道を、周囲に咲き誇る花や周辺の展望を眺めながらゆっくり登る。
・ やがて山頂に近づくと、火口の縁の巨岩の間を抜け、祠の建つ根子岳山頂に到着。
・ 山頂は広々としており、展望バツグン、大きな鐘がありました。
・ 周囲の見通しも良くなり、八ヶ岳や妙高方面、遥かかなたの北アルプスの展望も見れました。
・ たっぷり展望を満喫した後、鳥居峠へ戻る。
・ 一旦、168m下った後、約290m登る。展望のない歩き難い登りはさすがに飽きる。
・ ようやく分岐点に到着、後は的岩経由で林道終点まで順調に下る。
・ 的岩コースは、花童子の宮跡コースのお花畑と異なり、ほとんど花のない林の中の道で一部ササに覆われた道を下る。
・ やがてコメツガの原生林を下ると巨大な溶岩の塊が風化した感じの天然記念物の“的岩”に到着。
・ 樹林帯の谷道を進み今朝登ってきた分岐点に到着、すぐに林道終点に到着。
・ 鳥居峠のドライブインはシーズンオフのため閉鎖されていました。
・ 明日の“高峰山”と“浅間山”登山に備え、今夜の宿、小諸へ出発、約1時間で到着。
【注意箇所】
・ 鳥居峠〜四阿山間は特別危険な個所はありません。
・ 四阿山→根子岳鞍部の下りスリップ注意。
・ 対面者: 団体: ナシ、 小グループ、個人 約20人。
※ 根子岳の山行記録写真はこちら ⇒ 根子岳
菅平付近 | 鳥居峠 | 林道終点付近 |
的岩・花童子宮跡コース分岐点 | 花童子宮跡コース カラマツ | 花童子宮跡コース 休憩舎 |
花童子宮跡付近 | 〃 | シラカバ林 |
花童子宮跡 | 〃 | 〃 ノアザミ |
花童子宮跡 → 的岩合流点 | 〃 | 〃 |
的岩合流点 | 〃 | 嬬恋清水 |
嬬恋清水 → 四阿山 | 〃 | 四阿山・根子岳分岐点 |
四阿山 山頂 | 四阿山 山頂 | 四阿山 山頂付近より浅間山 |
四阿山 山頂付近より 根子岳 | 四阿山 山頂直下 | 四阿山 山頂付近 |
四阿山 山頂 → 的岩 | 〃 | 〃 リンドウ(竜胆)(リンドウ科) |
的岩コース合流点 | 〃 ススキ | 的岩: 側面 |
的岩 : 表面 | ブナ原生林 | カモシカ : 林道終点駐車場付近 |
【 花 】 | ||
ウメバチソウ(梅鉢草) (ユキノシタ科) | マツムシソウ(松虫草) (マツムシソウ科) | ノアザミ |
ハンゴンソウ(反魂草) ( キク科) | ハクサンフウロウ(白山風露)(フウロウ科) | マツムシソウ開花前 |
リンドウ(竜胆)(リンドウ科)。 ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)(アザミ科)。 マツムシソウ(松虫草) (マツムシソウ科) | ||
ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)(アザミ科)。 シラタマノキ(白玉の木)(ツツジ科)の果実。 ヤマハハコ(山母子) (キク科) | ||
ツリガネニンジン(釣り鐘人参) (キキョウ科)。 ベニヒカゲとマツムシソウ。 クロウスゴ?(蝦夷黒臼子)(ツツジ科) | ||
イワカガミ(岩鏡) (イワウメ科) ・ ウメバチソウ(梅鉢草)(ユキノシタ科)とミネウスユキソウ(峰薄雪草)(キク科・多年草)。・ ハクサンフウロ(フウロウ科)とヤマハハコ |
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アキノキリンソウとリンドウ | ハクサンフウロとマツムシソウ | シラタマノキの果実 |
ゴゼンタチバナ(御前橘)( ミズキ科) | マツムシソウ | マツムシソウとウメバチソウ |
紅葉始まり | アザミ | セリ |
※ 根子岳の山行記録写真はこちら ⇒ 根子岳
《 四阿山・草津白根山 》 -2
行程 | 平成20年5月27日(火) 快晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差約770m (累計標高差:約960m) |
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A | 長野市 4:10 ≫ 406号線 ≫ 菅平(ダボス)牧場 P 5:40 → 中尾根コース → 6:35 小四阿山 → 7:20 中四阿山 → 合流点8:10 → 8:25 四阿山山頂 8:45 → 9:45 大隙間 9:55 → 10:25 根子岳 10:45 → 11:40 牧場 P 12:00 ≫ 鳥居峠 ≫14:00 草津白根レストハウス駐車場 14:10 → 湯釜展望台 14:20 → P 14:40 → 逢ノ峰 → 白根スキー場P 15:10 →16:40 草津白根探勝歩道最高地点 16:50 → 展望所 17:05 → 17:40 草津白根レストハウス駐車場 ≫ 万座ハイウェイ・鬼押ハイウェイ ≫ 碓井軽井沢IC ≫ 練馬IC 22:10 |
【 コメント 】
・ 新緑を求めて、好天のチャンスを見計らって、勤務の都合とようやく一致する機会を得、久々に信州の百名山山行が出来ました。
・ 前日は謎の多い「太古のピラミッドといわれている“皆神山”探検と、長野市の善光寺、戸隠神社巡りを無事済ませ、今日は登山。
・ カーナビと菅平(ダボス)牧場の標識を確認しながら、順調に登山口である菅平(ダボス)牧場駐車場に到着。
・ 牧場入口道路中間点付近に料金所がありましたが、早朝のため不在。帰りに「入山協力金 (200円/1人)」を払う。
・ 平日の早朝5時20分、まだ駐車は2台のみ。 一番奥の駐車場(N0.1)に駐車(約20台弱可)。ほぼ同様な広さの駐車場がNo.5まである。
・ 駐車場のすぐそばに水洗トイレあり。
・ 今回は、中尾根コースで登り、四阿山 → 根子岳 → 牧場の周回コース。
・ 四阿山への大きな標識があり、牧場に沿って進む。
・ ここから小四阿間は樹林帯で途中からシラカバとダケカンバの新緑が気持ちよい。比較的緩やかな登りで歩きやすい。
・ 視界が開け小四阿に到着。小休止後、小四阿山へ進む。
・ 左前方に緑の草に覆われた根子岳を見ながら登ると、やがて中四阿山に到着。
・ 標識手前の岩山に上がり、展望を楽しむ。
・ 中四阿山を進み樹林帯に入ると予想以上に深い残雪。しかも今朝の冷え込みでカチカチに凍っていたので、登山靴ではこの急斜面は非常に危険なため、軽アイゼンを装着。 約100m区間が2箇所ほどあった積雪箇所を順調に登る。
・ やがて、根子岳からの縦走コースとの合流点に到着。 四阿山までほんの少しで登頂。
・ 山頂からのパノラマ展望を充分満喫出来た。 遥か下界のゲレンデの下に広がる光る部分は、野菜栽培のビニールハウス。
・ 白馬岳から連なる北アルプスの山々が青く晴れ渡った空の下に広がり、充分雄大な光景を味わい満足。
・ 遥か北西方向には、北アルプス連峰と高妻・雨飾・火打・妙高、南東方向には、これから登る草津白根山、浅間山が広がっている。
・ 山頂は最高峰の南峰(2,354m)の他に、北奥に北峰(2,333m)がある。
・ 四阿山から根子岳へは、鞍部まで300mほど下り、そこから200mほど上り返す。
・ しばらく下ると樹林帯になり、ここも深い残雪地帯。 再び軽アイゼンのお世話になる。
・ 前々日の大雨で残雪のふみ跡が消えかかっており、リボンが少ないので、コースを慎重に確認しながら進む。
・ コースを外れると、約40cm程雪の中へズボーとはまり込んでしまう。
・ 樹林帯を過ぎると雪も減り、笹が深くなり、下りきるとやがて大隙間の平らな場所になり、前方に草原輝く、根子岳が近づいてくる。
・ 根子岳山頂には、小さな石の社が祭られている。 鐘があったので、一打ち鳴らすと、周囲に気持ちよく響き渡った。
・ 展望満喫後、牧場目指して下る。
・ 牧場に近づくにつれ、シラカバなどの樹木の新緑さが眩しく感じられ、のどかな牧場の雰囲気を味わえました。
・ 駐車場には10台弱の車があり、観光散策者がいました。
【注】
・ 根子岳・四阿山ともに登山道が一部(数十m)、笹に覆われた箇所があり、朝露があるときは、ロングスパッツ必要。
・ 危険箇所 ・・・ 特になし。 5月いっぱいは、山頂付近に残雪があり軽アイゼンが必用。
平成20年5月27日(火) 菅平牧場登山口 | 渡渉点 |
キヌガサソウ | ミネザクラ(菅平牧場 → 小四阿山) |
中四阿山 | 中四阿山山頂より根子岳 |
中四阿山 | 中四阿山 → 四阿山 より根子岳 |
中四阿山 → 四阿山、 樹林帯に入ると深い残雪、 中四阿山 → 四阿山 急斜面の残雪地帯をアイゼン着用で登る | |
〃 | 〃 ようやく緩斜面、残雪も少な目 |
四阿山 山頂 残雪なし | 四阿山 山頂より浅間山、田代池 |
四阿山 山頂より根子岳 | 四阿山 山頂より 妙高連山 |
四阿山 山頂 頂上下の木段。 | 四阿山 → 根子岳 |
残雪深い登山道(40cm) 慎重に下る | 根子岳方向 穏やかな陽だまり山行を満喫 |
〃 樹林帯は深い残雪 | 残雪深い登山道 ふみ跡を外すとご覧のようなことに |
大スキマと呼ばれる鞍部より、根子岳方向 穏やかな気持ちのよい風景 気分最高 |
四阿山方向 |
根子岳方向 | 根子岳 山頂 展望良好 |
根子岳 山頂より 真っ白に輝いた妙高山系が一望 | 根子岳 山頂 |
根子岳 → 菅平牧場・登山口、菅平高原ダボス 分岐点 | 根子岳 → 菅平牧場・登山口 |
根子岳 → 菅平牧場・登山口 | 根子岳 → 菅平牧場・登山口 |
菅平牧場の白樺林 新緑が眩しい | 菅平牧場より 左:根子岳 ・ 右:四阿山 のどかな風景でした |
No.1:平成6年10月31日
行程 | 平成6年10月31日 晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫、 徒歩: → |
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@ 練馬IC ≫ 菅平IC ≫ 鳥居峠 →的岩コース → 四阿山山頂 →戻る 鳥居峠 ≫草津温泉 泊 A ≫ 野反湖 → 白砂山 → 野反湖 ≫ 草津白根レストハウス駐車場 → 湯釜展望台 →草津白根探勝歩道最高地点≫ 志賀サンバレー 泊 B → 岩菅山 ≫ 中野IC ≫ 練馬IC |
コメント:
・ 鳥居峠付近の唐松林の紅葉が真っ盛りでした。
・ 的岩コースも歩きやすい走路。
・ 本白根山山頂は立ち入り禁止の為、“探勝歩道最高地点”標識がある場所で引き返す。
平成6年10月31日 1.鳥居峠 →的岩 | 2. 鳥居峠 →的岩 | 3.的岩 →四阿山 |
4.四阿山山頂付近より浅間山方面 | 5.四阿山山頂付近 | 6.草津白根湯釜展望台 |