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関 東 奥多摩  川苔山  かわのりやま  1,363 m 標高差 : 1,700 m  2021 令和 3年2月 4日(木)
 2015 平成27年2月28日(土)
単独

 【 川苔山 】   (1,363 m)

 ・ 川苔山または川乗山(かわのりやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町にある標高1363.3 mの山。 奥多摩山域の中では四季を通じて比較的登山者が多い山。
 ・ 山頂に大パノラマが広がり、奥多摩の山々を見わたすことができる山です。 モデルコースの中では、百尋の滝から川苔山に登るコースが人気があり、
沢沿いの道は、新緑・紅葉ともにすばらしい景色です。
 ・ 山頂は眺望も良く、開けた西側から は石尾根から雲取山。やや離れた右手には三ツドッケや天祖山も見える。
 ・  国土地理院の図中には川乗山と表示されているが、川苔山が正しい。
 ・ 奥多摩駅  (バス) ⇒ 川乗橋 〜 百尋の滝 〜 川苔山 〜 鳩ノ巣駅。
 ・ 日原行きのバスを川乗橋で下車し、川苔川に沿って歩き、細倉橋から登山道に入る。 百尋の滝見学後、川苔山登頂。 下山は鳩ノ巣駅、または古里駅。
         (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
 
 ・ 【山名の由来】
 ⇒ ・ この山の登山コースの一つ、川苔谷の沢では川苔(淡水産で食用の緑藻)が採れるため川苔谷と呼ばれ、その源頭の山であるので
「川苔山」と呼ばれるようになった。

 《 主な登山ルート 》   
 * 《  コース 》
  ・ 人気の川乗橋から百尋の滝を経由して川乗山に至るルート。
  ・ 奥多摩駅から川乗橋、百尋ノ滝から川苔山に達し、赤杭尾根から古里(こり)駅まで約6時間。
  ・ 奥多摩駅 ≫ (バス15分) → 川乗橋 → 百尋ノ滝 → 川苔山 → 鳩ノ巣駅。 (古里駅)。 

 * 百尋ノ滝
 ・ 百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)は東京都西多摩郡奥多摩町にある滝の一つ。落差約40m。 川苔山の山中、日原川へ流れ込む川苔谷上流部にあり、
奥多摩山域でも有名な滝の一 つである。 また、新緑や紅葉の隠れスポットでもある。
 ・ 尋とは、手を広げた幅である1.8メートルを示し、百尋あれば180メートルとなる。 奥多摩エリアでは最大規模の滝で、水量も豊富で迫力もある。
実際の落差は約30m。
 ・ 百尋の滝は川苔山登山道の途中にある。 山頂まで行かず渓谷沿いの歩道だけ歩いてこの滝で引き返す人も多くいる。
 ・ 新緑から夏のあたりがベスト、また沢沿いの木々の色ずく紅葉の季節も良い。 
 ・ 毎年1〜2月の間で、気温や天気などのコンディションが揃った時のみ、滝が凍結する氷瀑が現われる。
  1980年代前半までは、毎年、滝は全面氷結していたようです。 以後は年々暖冬ぎみになり、凍ったり凍らなかったりを繰り返している。
   最近の記録では、1996年、2006年、2013年にほぼ全面氷結(上から下まで氷で繋がった)。
   (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より) 

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 《 川苔山 −2  》 
行程   2021 令和 3年 2月 4日(木)  快晴、 微風・山頂:強風     往路:電車、バス。 復路:電車  電車: ≫≫、 バス:≫、 徒歩: → 
 立川 6:50 ≫≫ 8:03 奥多摩駅 8:10 ≫ 8:23 川乗橋 8:25 →細倉橋 → 9:45 百尋の滝 10:00 → 11:30 川苔山 11:40 → 13:10 大ダワ → 13:30 本仁田山 13:45 → 15:00 奥多摩駅 15:23 ≫≫ 青梅  ≫ ≫ 立川

【 コメント 】
 ・ 氷結した“百尋の滝”を待っていましたが、そろそろシーズンが終わり、今年はチャンスが訪れそんもありませんが、若干の氷結が見られるようなので、都合の良い日に出かけました。
 ・ 「川苔山登山」は、6年ぶり、前回も2月で百尋の滝の氷爆は見れませんでした
 ・ 都内から一番早いバスである8時10分奥多摩駅発の日原行バスに乗車、ミニバスの為、十名位の乗客でしたが、満車で数人座れない状態で発車、15分で川乗橋着、大部分の人が下車。
 ・ 準備運動後、出発、快晴微風の登山日和の中、勾配のある舗装路を登る。
 ・ 40分ほどで、登山口の細倉橋に到着、以後、渓谷沿いのやや急な登坂の、片側が谷底に切れた細い登山道を登る。
 ・ 川苔渓谷を進み、やがて百尋の滝分岐点に到着、すぐ下方の滝へ降り、写真撮影。
 ・ 残念ながら氷結は見れませんでしたが、岩場の残雪と、滝壺の氷結が見れました。
 ・ 本道へ戻ってしばらくすると次第に積雪があり、軽アイゼンを装着し進みましたが、直ぐに雪は無くなり、アイゼンを外して、進む。
 ・ その後も数ヶ所、北斜面では、凍結箇所があり、アイエゼンを着けて進み、川苔山分岐点に到着。 一息入れて、100m先の山頂に到着。
 ・ 新しくなった、りっばな標識を入れての写真撮影。 山頂からは雲取山方面がはっきり見え、富士山も木陰越しに充分展望出来ました。
 ・ ただ、急に風が強くなったので(関東で春一番発表)、直ぐに戻って、分岐点傍の、無風の日当たりの良い開けた場所に座り、昼食休憩をユックリとる。
 ・ 本仁田山目指して、出発。 暫くは乾いた歩き易い道を進みますが、若干の残雪箇所があり、一回アイゼンを着けました。
 ・ 鋸尾根の岩場を通過、大ダワからの本仁田山への登り北斜面は、完全な残雪で、山頂までアイゼン装着。
 ・ 3名先客の山頂に到着。
 ・ 余り展望が望めないので、ベンチで小休憩後すぐに下山開始。
 ・ 山頂直下のみ、南・東方面の展望が開けてました。
 ・ 1時間ほど、ジグザグの連続したやや急な下り坂を進むと、乳房観音分岐があり、立ち寄ってから、奥多摩駅へ向かう。
 ・ 舗装路に出て、暫くすると奥多摩駅に到着。
 * コロナ禍の中、“密”を避けての平日の近場のハイキングで、適度な運動と気分転換、気のエネルギー等の充電、等々、有意義な一日を送ることが出来ました。
 川苔山バス停  蕎麦粒山 & 下弦の月  川苔山 登山口
 水力発電所  〃   小さな滝 - 1
 登山道  小さな滝 - 2  小さな滝 - 3
 百尋の滝 分岐点  百尋の滝 若干の氷瀑  〃
 百尋の滝  百尋の滝 & アニマル・ ピカチュウ軍団  川苔山登山道
 分岐点  川苔山山頂直下  〃
 川苔山 山頂、1,363m  川苔山山頂 & アニマル・ ピカチュウ軍団       雲取山方面
 天目山方面  大ダワ分岐  苔
 コブタカ山分岐  本仁田山北面登山道   本仁田山 山頂: 1,224m
 本仁田山、山頂:1,224m  南方 富士山  乳房観音
 本仁田山登山口  夏みかん  北氷川橋より、奥多摩駅前 
 駅前トイレ 清掃ボランティア
  
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 《 川苔山 −1 》
行程    2015 平成27年2月28日(土)  快晴 微風     往路:電車、バス。 復路:電車  電車: ≫≫、 バス:≫、 徒歩: → 
 立川 6:04 ≫≫ 7:14 奥多摩駅 7:27 ≫ 7:40 川乗橋 7:50 → 9:20 百尋の滝 9:30 → 10:45 川苔山 11:00 → 11:30 船井戸 → 13:20 鳩ノ巣駅  ≫≫ 立川

【 コメント 】
 ・ マラソン大会に備えての足腰の鍛錬を兼ねて、手頃なハイキングとして、また百尋の滝の氷爆見学も兼ねて、奥多摩の歩き易い山である、“川苔山”に
出かけました。
 ・ 日帰り登山の場合、行程が長い場合は早朝の電車・バスでは行程的に余裕がないので、マイカーでの山行が主体ですが、行程が短いか近場の場合では
電車・バスを利用すると、往復の車内で時間を有効に使え、安全で疲労せずに済むので、大いに利用したいと思ってます。
 ・ 奥多摩駅から日原行のバスは終末ダイヤのみ登山可能な便があるので、百尋の滝の氷爆を見るには川乗橋からの登山開始で、鳩ノ巣駅帰路のコースと
しました。
 ・ 都内から一番早いバスである7時27分奥多摩駅発の日原行バスに乗車、満車で数人座れない状態で発車、15分で川乗橋着、半数位の人が下車。
 ・ 準備運動後、出発、快晴微風の登山日和の中、勾配のある舗装路を登る。
 ・ 細倉橋は崩落のため1km以上舗装路を進み迂回路経由で、登山口に到着。
 ・ 川苔渓谷を進み、やがて百尋の滝分岐点に到着、すぐ下方の滝へ降り、写真撮影。
 ・ 残念ながら氷爆はほとんど溶けてました。
 ・ 本道へ戻ってしばらくすると次第に積雪があり、アイゼンを装着し進む。
 ・ 川苔山分岐点から200mで山頂に到着。
 ・ 山頂からは秩父連山がはっきり見え、富士山もやや霞みががってはいましたが、充分展望出来ました。
 ・ 人気のある山だけあって、次々に登頂登山者が訪れてきます。
 ・ 充分展望を堪能後、鳩ノ巣駅方面へ向けて出発。
 ・ 200m先の分岐点から先、南当面の登山道はほとんど雪ななく、アイゼンを外して駅までOKでした。
 ・ 途中、瘤高山(コブタカ)〜本仁田山経由で下山しようと進んでいましたが、出来るだけ先の分岐点から向おうと歩いてましたら、最後の分岐点を見逃して
しまったようで、大ダワの先まで下山してしまい、そのまま歩き易い登山道を一気に下山しました。
 ・ 予定より早めに鳩ノ巣駅に到着。
 ・ 手頃なハイキングが楽しめました。
 ・ 完全な氷爆を楽しむために、来年の冬、条件が良ければ再訪したいと思います。
 川乗橋バス停   川乗橋バス停 → 川苔山登山口:小水力発電所。  小水力発電所 案内盤
 細倉橋は崩落のため迂回路経由  川苔渓谷  百尋の滝分岐点
 百尋の滝  〃  〃
  足毛岩の肩分岐点  川苔山200m手前の分岐点  川苔山 山頂(1,364m)
 川苔山 山頂(1,364m)  川苔山 山頂から北方向 秩父方面   〃   北東方向
 川苔山 山頂からの富士山  船井戸分岐  大ダワ分岐
 霜柱  鳩ノ巣駅側 登山口