登山記録・写真     
    

東 北 23  会津駒ケ岳  あいずこまがたけ  2,133m  2021 令和 3年 7月19日(月)
 2020 令和 2年 8月19日(水)
 2018 平成30年 7月 1日(月)
 2012 平成24年10月10日(水)
 2004 平成16年11月 4日(水)
単独

【概要】
 ・ 福島県南会津郡檜枝岐村にある標高2,133mの山。 日本百名山の一つ。一等三角点「岩駒ケ岳」(標高2,132.4m)設置。福島県では燧ケ岳につぐ高さ。会津駒(あいづこま)の略称で親しまれている。 
 ・ 頂上とその稜線は草原のようになっており、木道の敷設されている場所もある。
 ・ 山頂から北北西の中門岳方面への稜線には池塘が多く、高山植物が多い。
 ・ 冬季には山スキーのメッカとなる。
 ・ 2007年(平成19年)8月30日、尾瀬国立公園の一部として新たに国立公園に指定された。
 ・ 奥会津では登山者が多い山で、山頂直下にある駒の小屋に泊まって駒ヶ岳から中門岳へ続く高層湿原を楽しめる。
 ・ この付近はコバイケイソウの大群落やハクサンコザクラの群落があり、7月中旬には花の山として人気があり、9月下旬からの草紅葉も素晴らしい山。
 ・ 会津駒ヶ岳の魅力は何と言っても稜線上に咲く高山植物と高層湿原、条件がよければ富士山も見通せる展望の素晴らしさ。
 ・ この山の魅力は、無数の池塘を配したなだらかな山頂に天上の楽園を形成する可憐な花の群落です。
 ・ 山頂から中門岳へ続く約1時間の縦走路は、木道をはさんで池塘、湿原に咲く花が見事な景観を作り登山者の心をいやしてくれます。
 ・ 国土地理院の地形図上では「駒ケ岳」と記されるが、日本各地にある駒ケ岳と区別するため山名の前に地域名を冠し「会津駒ケ岳」と一般に呼ばれる。略して「会津駒」とも呼ばれる。
 ・ 古生層からなり、山頂からは北西・北東・南方面にそれぞれ緩やかで広い稜線が延びる。山頂付近は池塘が多数点在し、高山植物が群生。
 ・ 山頂から北西に延びる稜線上、中門岳(2060m)南側に中門池、南に延びる両線上、駒ノ小屋北側に駒ノ池がある。尾瀬国立公園のうちの一部として新たに国立公園に指定された。

 * 天上のお花畑
   会津駒ケ岳の花として登山者をなぐさめてくれる愛らしいピンクのハクサンコサ゛クラは山頂付近の湿原周辺に広く見られます。特に駒の池付近に大群落があり、7月中旬から下旬にかけてが見頃となっています。

【登山コース】
 ・ 山頂から中門岳(ちゅうもんだけ)までは、なだらかな稜線をゆっくり下る約1時間のコース。 
 ・ 中門大池を見ながら進むと中門岳の湿原をめぐる最終地点です。時間に余裕のある方はぜひ足を伸ばしてみてください。ゆっくり会津駒ヶ岳を堪能したい方には、山頂直下にある駒ノ小屋(事前予約制)に宿泊すれば、会津駒ケ岳の魅力をじっくり味わうことが出来ます。南会津に位置し、福島県では燧ケ岳に次ぐ標高を誇り、四季を通じて人気の高い山です
 ・ 猿倉登山口 ・・・国道352号線より湯ノ花温泉を経て、田代スーパー林道を猿倉登山口まで入る。国道352号から14km。最大50台程度駐車。
 ・ 田代山経由の縦走路がよく整備されており、猿倉口より所要2時間30分、田代山より1時間で到達する。
 ・ 木賊(とくさ)温泉口は、倒木などにより通行止めとなって久しい。所要時間は5時間。そのほかに、尾瀬側より縦走路伝いの道がある。
 
【山名の由来】
 ・ 山容が馬の形をしているから付けられた山名。
 ・ 農事が始まる頃残雪が馬の形に残るからともいわれる。
 ・ 雪の残る山全体の景観が疾駆する天馬の姿に見えることから名付けられた。 

  (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)   

『 参考HP 』 
 ・ 会津駒ヶ岳 - Wikipedia 
 ・ 会津駒ヶ岳 | 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ  
 ・ 会津駒ヶ岳〜会津駒ヶ岳の登山ルートなど紹介します〜  
 ・ 会津駒ヶ岳 登山 コースデータ 日本百名山 
 ・ 会津駒ヶ岳 あいづこまがたけ - 福島の山々  
 ・ 2012.10.14 会津駒ケ岳(福島・南会津) 東北の山遊び/ウェブリブ 
 ・ 紅葉真っ盛り! 会津駒ケ岳 : パンダの登り坂下り坂。 - ひいパンダ 
 ・ 会津駒ケ岳〜中門岳〜キリンテ・紅葉 [山行記録] - ヤマレコ 
 ・ 女登山ノート : 会津駒ケ岳 黄金の湿原を歩く - livedoor Blog 
 ・ 会津駒ヶ岳の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]  
 ・ 会津駒ヶ岳の天気(百名山) - 日本気象協会 tenki.jp 
 ・ 東北 高原・山の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報] 
 ・ 東北地方道路情報提供システム 


《 登山記録 》

   津駒ケ岳−5
 2021(令和 3年) 7月19日(月)  晴 往復路 : マイカー  マイカー: ≫  徒歩: →
大井IC 3:10 ≫  西那須野塩原IC ≫ 400・121・352・号線 ≫ 尾瀬桧枝岐 ≫ 7:25 会津駒ヶ岳 滝沢橋林道終点登山口 8:10 → 水場 8:50 → 10:25 駒の小屋 10:35 → 10:50 会津駒ヶ岳 山頂 11:00 → 11:35 中門岳 11:50 → 12:00 先端休憩場 12:20 → 12:30 中門岳 12:40 → 駒ノ小屋 → 水場 → 14:50 滝沢登山口 ≫
 標高差 ・・・ 会津駒ヶ岳 : 2,133m  滝沢橋林道終点登山口 : 1,100m    差=1,033m

【コメント】
 ・ 昨年に続いての会津駒ヶ岳、昨年は8月後半のだったので、夏の花のシーズンが終わっていたので、今回は梅雨明けを待って早々に計画実行しました。
 ・ 早朝2時に起床、3時前に出発、7時半に登山口付近の駐車場にに到着。 駐車場数十m手前に駐車しました。先端のメインスペースは満車でした。
 ・ 7時半にスタート、登山口から木製の急階段を登り、しばらくは急登の連続、樹林帯のため展望は得られず、無風多湿で蒸し暑いので、ウチワを扇ぎながら、黙々と登る。
 ・ 緑が眩しいブナなどが生い茂る樹林帯を1時間ほど登り、小屋・駒ノ大池迄の中間地点(山頂まで2.9km)の水場(往復5分位)で休憩。
 ・ 水場から先の登山道は緩やかになり、木々の間から、なだらかな会津駒ヶ岳の稜線が見え隠れする様になってきました。
 ・ やがて木道になり、一気に視界が開け、前方に駒の小屋と駒ヶ岳が見え始めました。
 ・ トンボが終始、乱舞しており、おかげで小さな虫がまつわりつくこともなく助かりました。 (アブは少々)
 ・ 前方に駒の小屋が見え始め、景色の良いベンチで一休み。 イワイチョウやワタスゲを手前に入れての駒ヶ岳の写真を撮る。
 ・ 今年は全国的に数年ぶりのコバイケイソウの当たり年のようで、大群落が見れました。 他の山でも同様。
 ・ チングルマやハクサンコザクラ、イワカガミ、ショウジョウバカマ等の花の写真を撮りながら進み、登りきったところに駒ノ大池がある分岐点に到着。
 ・ 広いベンチで、小休憩。
 ・ 先週まで覆っていた雪もすっかり融け、小さめの駒ノ大池に鏡のように映る駒ヶ岳や駒の小屋とハクサンコザクラなどを撮影。
 ・ 前方に会津駒ケ岳山頂が見え、駒ヶ岳山頂経由の中門岳へと向かい、20分程で、会津駒ヶ岳山頂に到着。
 ・ 山頂は狭く暑いので、写真撮影後直ぐに出発。
 ・ 中門岳へ続く湿原草原状の中の平坦な木道が前方に見え、雪渓と地塘と湿原・遠くに見える山並みが絵になる素晴らしい光景を味わいながら進む。
 ・ コース上に二ヶ所、20m位残雪がありましたが、キックステップで大丈夫でした。
 ・ やがて中門岳の標識のある中門ノ池に到着。 中門岳(ちゅうもんだけ)には頂がなく、一帯がこの名称。
 ・ 更に木道を登りつめると、展望の利いた池塘が散在する湿原となり、ワタスゲ、イワイチョウなど目を楽しませてくれながら、池塘を一廻りする木道を進み、先端付近で眼下に広がる展望を眺めながら素晴らしいのどかな風景に心癒されながら、付近一帯誰もいなくなったベンチで寝転んで、しばし休憩。
 ・ 各種の花と池塘をバックに山並みを入れた景色を撮影。
 ・ 帰路は、ヤマテンの予報では15時頃に夕立が予想されるので、足早に下る。
 ・ 雄大な積雲がモクモクと湧き、雷鳴が聞こえましたが、1回だけで済み、空も晴れてきました。
 ・ 登山口に予定の時間に無事到着。
 ・ 先端の駐車場は、ガラ空き状態になっていました。

* 危険個所 
  ・ 特になし。 但し、木道箇所については、小屋付近を除いて、木道の痛みが激しく、特に敷木が大きく斜めに傾いたり、折れて沈んでいたり、固定されず浮いている箇所がかなりあり、かなり危険な個所が多数生じていました。 年々状況が悪化してきました。

 尾瀬・檜枝岐山旅案内所、隣:アルザ  先端の駐車場: 満車状態  登山口
 新緑  ブナの木  ギンリョウソウ(ユウレイタケ)
 水場、登山口の中間地点  ギンリョウソウ(ユウレイタケ)  〃 
 〃  ゴゼンタチバナ  アカモノ
 マイズルソウ  コバイケイソウ  ワタスゲ
 イワイチョウ  アカトンボ  ワタスゲ& 池塘
 駒の小屋へ続く木道、コバイケイソウ満開  池塘  満開のコバイケイソウ
 チングルマの開花後の穂  チングルマ  駒の小屋前
 ハクサンコザクラ  ワタスゲ & 駒の小屋  駒の小屋
 ハクサンシャクナゲ  アズマシャクナゲ  駒ヶ岳山頂(2,133m)
 駒ヶ岳山頂& アニマル・ ピカチュウ軍団  イワカガミ  ミツバオウレン
 ショウジョウバカマ  雪渓と会津駒ケ岳  〃 会津駒ケ岳 → 中門岳
 ハクサンコザクラ  新芽  チングルマ
 コバイケイソウ & アカトンボ  中門岳(2,038m)  中門岳& アニマル・ ピカチュウ軍団
 ワタスゲ & アカトンボ  モウセンゴケ  ワタスゲ
 〃  中門岳先の休憩所付近にて  〃 チングルマ
 ベニサラサドウダン
 ウラジロヨウラク  タテヤマリンドウ   発雷時の雄大積雲
 駐車場到着(14:50) 先端Pは残り数台のみ


 
《 登山記録 》


   津駒ケ岳−4
 2020(令和 2年) 8月19日(水)  快晴 往復路 : マイカー  マイカー: ≫  徒歩: →
大井IC 3:10 ≫  西那須野塩原IC ≫ 400・121・352・号線 ≫ 尾瀬桧枝岐 ≫ 7:45 会津駒ヶ岳 滝沢橋林道終点登山口 7:50 → 水場 9:10 → 10:40 駒の小屋 10:50 → 11:00 会津駒ヶ岳 山頂 11:10 → 12:00 中門岳  → 12:10 先端休憩場 12:25 → 12:30 中門岳 12:40 → 駒ヶ岳 13:10 → 駒ノ小屋 → 水場 14:30 → 15:30 滝沢登山口 ≫ ミニ尾瀬公園 ≫ 
 標高差 ・・・ 会津駒ヶ岳 : 2,133m  滝沢橋林道終点登山口 : 1,100m    差=1,033m

【コメント】
 ・ 2年ぶりの会津駒ヶ岳、前回は初夏の花のシーズンで、豊富な花と池塘の景色が素晴らしいしたので、今年も予定していましたが、コロナ蔓延が夏山シーズンになっても終息瀬せず、諦めていましたが、“ヤマレコ”情報などを参考に、三密を避けて注意しての登山なら大丈夫との判断で、ようやく計画実行することにしました。
 ・ 天気予報が終日良好の都合のつく平日の日の登山としました。
 ・ 早朝2時過ぎに起床、3時に出発、8時前に、登山口付近の駐車場に到着。 駐車場数十m手前に駐車しました。先端のメインスペースは満車でした。
 ・ 8時直前にスタート、すでにメインスペースは満車でした。
 ・ 直ぐに登山口に到着。登山口から木製の急階段を登り、しばらくは急登の連続、樹林帯のため展望は得られず、無風多湿で蒸し暑いので、ウチワを扇ぎながら、黙々と登る。
 ・ 緑が眩しいブナなどが生い茂る樹林帯を1時間ほど登り、小屋・駒ノ大池迄の中間地点(山頂まで2.9km)の水場(往復5分位)で休憩。
 ・ 水場から先の登山道は緩やかになり、木々の間から、なだらかな会津駒ヶ岳の稜線が見え隠れする様になってきました。
 ・ やがて木道になり、一気に視界が開け、前方に駒の小屋と駒ヶ岳が見え始めました。
 ・ 前方に駒の小屋が見え始め、景色の良いベンチで一休み。 キンコウカやイワショウブを手前に入れての駒ヶ岳の写真を撮る。
 ・ 花の写真を撮りながら進み、登りきったところに駒ノ大池がある分岐点に到着。
 ・ 広いベンチで、休憩。大勢のハイカーも休憩中でした。 
 ・ 小さめの駒ノ大池に鏡のように映る駒ヶ岳や駒の小屋とイワショウブを入れての撮影。
 ・ 前方に会津駒ケ岳山頂が見え、駒ヶ岳山頂経由の中門岳へと向かい、20分程で、会津駒ヶ岳山頂に到着。
 ・ 山頂は狭く、樹林で視界不良気味でしたが、一等三角点が設置され、燧ケ岳を望む事が出来ました。
 ・ 中門岳へ続く湿原草原状の中の平坦な木道が前方に見え、地塘と湿原・遠くに見える山並みが絵になる素晴らしい光景を味わいながら進む。
 ・ 小屋の方を振り返ると、双耳峰のような尾瀬の“燧ヶ岳”が聳え立ってるのが引き立って見えました。
 ・ 真っ青な空と駒ヶ岳をバックに、花の写真を撮りながら進むと、やがて中門岳の標識のある中門ノ池に到着。 中門岳(ちゅうもんだけ)には頂がなく、一帯がこの名称。
 ・ 更に木道を登りつめると、展望の利いた池塘が散在する湿原となり、ワタスゲ、イワショウブなど目を楽しませてくれながら、池塘を一廻りする木道を進み、先端付近で眼下に広がる展望を眺めながら素晴らしいのどかな風景に心癒されながら、付近一帯誰もいないベンチで休憩。
 ・ 各種の花と池塘をバックに山並みを入れた景色を撮影。
 ・ 元の中門ノ池に戻り、帰路も駒ヶ岳山頂を再度登って写真撮影後、降る。
 ・ 眼下には雄大な景色が広がり、快晴の真っ青な空に広がった雄大な景色の駒ノ小屋と燧ケ岳が見れました。
 ・ 駒の小屋で小休憩後、往路を下山。 
 ・ 水場で休憩中、アサギマダラが飛んできたので、しばらく撮影チャンスを待って、アップの撮影成功。 
 ・ 登山口に予定の時間に無事到着。
 ・ 駐車場の大部分の車は出発後でした。
 ・ 小休憩後、近くの“ミニ尾瀬公園”に立ち寄り、館内と園内を一周散策してきました。
 ・ 帰路途中、全天が綺麗に晴れ渡っていれば、星空の写真を撮る予定でしたが、条件が満たされなかったので、直行帰宅しました。  
 * 危険個所 
  ・ 特になし。 但し、木道箇所については、小屋付近を除いて、木道の痛みが激しく、特に敷木が大きく斜めに傾いたり、折れて沈んでいたり、固定されず浮いている箇所がかなりあり、かなり危険な個所が多数生じていました。 一昨年は、大丈夫でしたが、急速に悪化してきたようです。


 最初の休憩所、標識  オオカメノキ(ムシクイ)の実  ダケカンバ
 オヤマリンドウ  水場、登山口の中間地点  マイズルソウの実
 ハナニガナ  タケシマランの実  駒ヶ岳方面の展望が開け始める
 駒ノ小屋。          駒ヶ岳山頂方面 山頂まで1,2Km休憩所にて  〃 イワショウブ
 〃 ワタスゲ  〃 イワショウブ  池塘
 キンコウカ&イワショウブ  イワイチョウ   イワショウブ
 駒ノ小屋  小屋前分岐点  駒の大池&駒ヶ岳
 ワタスゲ&駒ノ小屋  ナツアカネ&イワショウブの実  ミヤマリンドウ
 アザミ  駒ヶ岳山頂  2,133m  〃 展望案内板
 中門岳方面  ニッコウキスゲ  チングツマの穂
 アニマル軍団  池塘 & アニマル軍団 - 1  〃  & ポケモン軍団
 〃  〃 - 2  ハクサンフウロ&ミヤマキオン  イワショウブ
 モウセンゴケ  〃  ミヤマカラマツ
 ワタスゲ  中門岳(ちゅうもんだけ) 2,060m  中門岳先端の池塘
 中門岳先端の池塘 & アニマル軍団  〃 - 2  〃  & ポケモン軍団
 中門岳 & ポケモン軍団  会津駒ケ岳  &  アニマル軍団  〃  & ポケモン軍団
 駒ヶ岳山頂 → 駒の小屋    ハリブキの実  アサギマダラ
 ミニ尾瀬公園  公園前の河原  〃
 公園内 コオニユリ  ギボウシ  コオニユリ
 トリカブト  コオニユリ  アキアカネ
 ツリガネニンジン  ミニ尾瀬公園




   津駒ケ岳−3
 2018(平成30年) 7月 1日(月)  快晴 往復路 : マイカー  マイカー: ≫  徒歩: →
大井IC 4:00 ≫  西那須野塩原IC ≫ 400・121・352・号線 ≫ 尾瀬桧枝岐 ≫ 8:35 会津駒ヶ岳 滝沢橋林道終点登山口 845 → 水場 10:00 → 11:20 駒の小屋 11:30 → 11:50 会津駒ヶ岳 山頂 12:00 → 12:25 中門岳 12:45 → 駒の大池 13:00 → 水場 14:00 → 15:00 滝沢登山口 ≫ ミニ尾瀬公園 ≫ 
 標高差 ・・・ 会津駒ヶ岳 : 2,133m  滝沢橋林道終点登山口 : 1,100m    差=1,033m

【コメント】
 ・ 6年ぶりの福島県の会津駒ヶ岳、前回・前々回は共に秋の登山でしたので、初夏の花のシーズンに行くことにしました。
 ・ 前々日に、統計上最も早い梅雨明けとなって、晴天・猛暑・夕立の予報でした。
 ・ 前日に山開きが開催され、日曜なので、数ヶ所ある駐車スペースの最初からかなり駐車していましたが、軽車両のスペースなら、充分空きがあったので、滝沢橋の会津駒ヶ岳登山口から舗装されたやや狭い林道を2k弱進み、終点の約20台弱駐車可能な駐車場まで探しながら走り、終点スペースは満車、100m程戻り、空きスペースに駐車。
 ・ 到着が遅くなり、日帰り登山者の最終出発時間と思われる、9時少々前のスタート、林道を歩いて数分で登山口に到着。
 ・ 登山口から木製の急階段を登り、しばらくは急登の連続、樹林帯のため展望は得られなく、無風多湿で蒸し暑いので、ウチワを扇ぎながら、黙々と登る。
 ・ 緑が眩しいブナなどが生い茂る樹林帯を1時間ほど登り、小屋・駒ノ大池迄の中間地点(山頂まで2.7km)の水場(往復5分位)の先で休憩。
 ・ 早朝5時出発の登山者多数とすれ違い始めました。
 ・ 水場から先の登山道は緩やかになり、整備された詰石の木段が現れ、木々の間から、なだらかな会津駒ヶ岳の稜線が見え隠れする様になってきました。
 ・ やがて木道になり、一気に視界が開け、前方に駒の小屋と駒ヶ岳が見え始めました。
 ・ 次第にマイズルソウやイワカガミなどの高山植物が見れるようになり、前方に駒の小屋が見え始め、池塘湿原を登りきったところに駒ノ大池がある分岐点に到着。
 ・ 広いベンチで、休憩。大勢のハイカーも休憩中でした。 
 ・ 小さめの駒ノ大池に鏡のように映る山並と残雪を撮影。 最後のミズバショウが一輪だけ咲いてました。
 ・ 前方に会津駒ケ岳山頂が見え、駒ヶ岳山頂経由の中門岳へと向かい、20分程で、会津駒ヶ岳山頂に到着。
 ・ 山頂は狭く、樹林で視界不良気味でしたが、一等三角点が設置され、燧ケ岳を望む事が出来ました。
 ・ 中門岳へ続く湿原草原状の中の平坦な木道が前方に見え、地塘と湿原・遠くに見える山並みが絵になる素晴らしい光景を味わいながら進む。
 ・ 小屋の方を振り返ると、双耳峰のような尾瀬の“燧ヶ岳”が聳え立ってるのが引き立って見えました。
 ・ 木道の先に真っ白な雪田が広がっており、ザラメ状になった緩斜面のツボ足がある登山コースを、ストックを取り出して使い、登る。
 ・ 200m位の雪田を数回越え、やがて中門岳の標識のある中門ノ池に到着。 中門岳には頂がなく、一帯がこの名称との説明書きがありました。
 ・ 広い湿原の木道沿いには、ハクサンコザクラの群落があり、更にチングルマや、イワカガミ、ワタスゲ、イワイチョウなどが目を楽しませてくれました。
 ・ 池塘を一廻りする木道を進み、先端付近で眼下に広がる展望を眺めながら昼食休憩。
 ・ 付近の花々の写真を撮って、元の中門ノ池に戻り、帰路は、駒ヶ岳山頂を登らず、右に巻く道を進む。
 ・ 眼下には雄大な景色が広がり、駒ノ小屋と燧ケ岳が見えて来ました。
 ・ 帰路は、雲が広がり、夕立の可能性があったので、水場での休憩のみで、一気に下山、一瞬雨がパラつきましたが、登山口に予定どうりの時間に無事到着。
 ・ 駐車場の大部分の車は出発後でした。 すぐに着替などを済ませ、一服後、近くの“ミニ尾瀬公園”に立ち寄りました。

※ 昨年の巻機山滑落での大怪我(肋骨4本骨折)から間もなく1年が経過、後遺症もなく、運動機能等は約4ヵ月で以前の状態に戻りましたが、終日登山やフルマラソン後の患部の筋肉の疲労感は非常に強い状態が続いてました。
 最近ようやく登山後の患部の疲労感が軽くなりはじめ、今回の登山後も、さほどの背筋の疲労感は生じなくなり、大いに助かりました。
 今後は、以前以上のペースで、山旅やマラソン等を楽しみたいと思います。
 ・  →
巻機山 〜花園&滑落自力生還!!骨折初体験記 - 2017年07月19日 

*  “ミニ尾瀬公園”
  ⇒ 尾瀬のすばらしさを身近に、たっぷりと体感出来る小さな尾瀬。 総面積80,000uの広大な敷地は【高原湿原】【高山草原】の2つの大きなエリア。(1周約2km、徒歩約40分。  入園料:500円。 9時〜16:30迄) 
 ・ アヤメやニッコウキスゲが丁度見頃で、各種の高山植物が寄せ植えされ、写真を撮りました。
 ・ 夕立にも合わず、予定通りの初夏の高山の花々と出会え、充実した山行が出来、感謝です。

 * アルザ尾瀬の郷
   ・・・ 滝沢橋の会津駒ヶ岳登山口から西へ約3km。 広々としたお風呂スペースに寝湯、打たせ湯、ジェットバス、全身浴などがレイアウトされており、目の前には大きな山が覆いかぶさるように迫る。休憩場には座敷があり、風呂上りにのんびりできるようです。(17:30迄、500円)。
* 危険個所 特になし。


 檜枝岐山旅案内所   アルザ尾瀬の郷  案内板
 滝沢橋林道終点先の登山口 満車  登り口  〃
 ブナの密林  水場  水場 → 駒の小屋
 〃 マイズルソウ(舞鶴草)  ミツバオウレン(三葉黄蓮)  ムラサキヤシオツツジ
 サンカヨウ (山荷葉)  ミヤマカタバミ  ゼンマイ
 ツクバネソウの実  ツツジ  ベニバナイチゴ
 イワカガミ(岩鏡)  イワナシ(岩梨)  ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
 木道沿いの池塘  イワカガミ(岩鏡)  ワタスゲ(綿菅)
 コバイケイソウ(小梅尅吹j  駒の小屋への木道&池塘  イワイチョウ(岩銀杏)
 ハクサンコザクラ(白山小桜)   ショウジョウバカマ(猩猩袴)  チングルマ(稚児車、珍車)
 イワイチョウ(岩銀杏)  駒の小屋前分岐点  〃
  駒ノ大池  駒ノ大池&駒ノ小屋  〃
 ミズバショウ  ハクサンコザクラ  中門岳への登山道:雪田
 ショウジョウバカマ  ウラジロヨウラク   キヌガサソウ
 会津駒ケ岳 山頂  キヌガサソウ  中門岳方面への登山道
中門岳方面への登山道:雪田  〃  途中の池塘
 イワイチョウ  中門岳 2,060m  〃
 ハクサンコザクラ 群落  〃 アップ  イワカガミ
 燧岳  コバイケイソウ  雪渓
 チングルマ  イワカガミ  燧岳&池塘
 登山口到着  駐車場 
 ミニ尾瀬公園  アヤメ  ギボウシ
 アザミ&シジミチョウ  ニッコウキスゲ&アカトンボ  アザミ&シジミチョウ
 ヤマオダマキ  &モンシロチョウ  キンロバイ
 ニッコウキスゲ   アヤメ &アカトンボ  コマクサ
「夏の思い出」歌碑  ニッコウキスゲ  ナデシコ
 
  イワナシ   イワナシの実  


   津駒ケ岳−2
日程  2012(平成24年)10月9日(火)  快晴 往復路 : マイカー  マイカー: ≫  徒歩: →
 @ 大井IC 5:00 ≫  西那須野塩原IC 7:00 ≫ 400・121・352・号線 ≫ 9:00 猿倉登山口 9:15 →  10:00 小田代 10:10 → 10:30 田代山湿原 10:40 →  10:50 田代山 山頂  11:10 → 12:10  帝釈山 山頂 12:30 →   田代山避難小屋 13:20 → 猿倉登山口 14:50  ≫ 尾瀬桧枝岐 泊 
 A 尾瀬桧枝岐 ≫ 会津駒ヶ岳 滝沢橋林道終点登山口 6:15 → 水場 7:40 → 駒の小屋 9:15 → 9:35 会津駒ヶ岳 山頂 → 10:30 中門岳 11:20 → 会津駒ヶ岳 12:10 → 水場 13:20 → 14:30 滝沢登山口 ≫ ミニ尾瀬公園 ≫ 西那須野塩原IC ≫大井IC
 標高差 ・・・ 会津駒ヶ岳 : 2,133m  滝沢橋林道終点登山口 : 1,100m    差=1,033m

【コメント】
 ・ 北アルプス(西穂高→槍ヶ岳)の縦走を予定していましたが、数日前に降雪があり、ジャンダルム・大キレット等の日影の部分の岩に着いた霜が溶けずにスリップし易い可能性があるため、安全を期して来年に延期。 代わりに紅葉が始まった福島県の会津駒ヶ岳と帝釈山・田代山へ予定を急きょ変更しました。
 ・ 滝沢橋の会津駒ヶ岳登山口から舗装されたやや狭い林道を2k弱進み、約20台弱駐車可能な駐車場に到着、既に半分位埋まっていました。
 ・ 今回は、3日前に走った“えちご・くびきのウルトラマラソン”の後のため、ペースをコースタイム以内まで遅くして、ゆっくり紅葉の写真を撮ることにしました。
 ・ 登山口から木製の急階段を登り、しばらくは急登の連続、樹林帯のため展望は得られませんが、紅葉が始まったブナやダケカンバなどを見ながら高度を稼ぐ。
 ・ 標高を上げるにつれ紅葉は次第に艶やかになる。随所に距離入りの道標があり、目安になりました。
 ・ 登山開始から約1時間強で休憩広場到着。山頂まで2.7kmの表示。 小屋・駒ノ大池迄の中間地点。 左下方に水場(往復5分位)の表示がありました。
 ・ 水場から先の登山道は緩やかになり、整備された詰石の木段が現れ、木々の間から、なだらかな会津駒ヶ岳の稜線が見え隠れする様になって来ました。
 ・ やがて木道になり、一気に視界が開け、前方に駒の小屋と駒ヶ岳が見え始めました。
 ・ 湿原を登りきったところに駒ノ大池があり、広いベンチがあったので、休憩。 すぐ近くに駒ノ小屋があり、宿泊者が数名いたようで、既に途中ですれ違いでした。
 ・ 小さめの駒ノ大池に鏡のように映る山並を撮影。 前方に会津駒ケ岳山頂が見えました。
 ・ 駒ヶ岳山頂経由の中門岳へと向かい、20分程で、会津駒ヶ岳山頂に到着。
 ・ 山頂は狭く、樹林で視界不良気味でしたが、大きな展望図入りの標識と、一等三角点が設置され、燧ケ岳を望む事が出来ました。
 ・ 中門岳へどこまでも続く湿原草原状の中の平坦な木道が前方に見え、地塘と湿原・遠くに見える山並みが絵になる素晴らしい光景を味わいながら進む。
 ・ 小屋の方を振り返ると、双耳峰のような尾瀬の“燧ヶ岳”が聳え立ってるのが引き立って見えました。
 ・ 中門岳の標識のある中門ノ池に到着。 中門岳には頂がなく、一帯がこの名称との説明書きがありました。
 ・ 広い湿原は、草紅葉になっていましたが、花のシーズンに来ていたらならば、“天上の楽園”として、チングルマ、ハクサンコザクラ、イワカガミ、コザイケイソウ、ワタスゲ、キンコウカ、イワイチョウなどが咲き乱れ、さぞ素晴らしいことだったでしょう。
 ・ 先端の木道から先に細い踏み跡があり、少し進みましたが、地図には道表示がなく引き返しました。草原状で休憩に良さそう。 
 ・ 池塘を一廻りする木道を進み、元の中門ノ池に戻って、昼食休憩、途中追い越した登山客が休憩しにぎやかに。
 ・ 帰路は、駒ヶ岳山頂を登らず、右に巻く道を進んでいくと、眼下には雄大な景色が広がり、駒ノ小屋と燧ケ岳が見えて来ました。
 ・ 帰路は、雲が広がりだしたので、ほとんど写真も撮らず、登山開始後から一緒になった、長野から百名山完登真近の単独登山の方と、山の話を中心に有益な会話を楽しみながら、ひたすらユックリ歩き続けました。
 ・ 途中、水場で休憩、ここから急下りが続き、途中1回小休止して、登山口に予定どうりの時間に無事到着しました。
 ・ すぐに、トイレのある下の登山口へ立ち寄った後、15時半までの入園時刻の“ミニ尾瀬公園”に立ち寄りました。
   “ミニ尾瀬公園”  ⇒ 尾瀬のすばらしさを身近に、たっぷりと体感出来る小さな尾瀬。 総面積80,000uの広大な敷地は【高原湿原】【高山草原】の2つの大きなエリア。(1周約2km、徒歩約40分)  ・ 各種の高山植物が寄せ植えされ、花の時期ならたっぷり楽しめそうでした。
 ・ 見学後、本来ならば、アルザ尾瀬の郷の露天風呂に立ち寄るのですが、汗もかかないユックリ登山で、早く帰りたかったので今回は帰宅の途に就きました。 

 * 駒ヶ岳〜中門岳間の木道歩きの稜線は、池塘が点在する紅葉した高層湿地帯で、草紅葉の素晴らしさを満喫しました。
 * 森林限界を越えた駒の小屋直下から中門岳までは、草紅葉の中の木道を多くの池塘を眺めながらの緩やかな高所ハイキングで、爽快気分を味わえました。
 * 秋の穏やかな晴天に恵まれての、紅葉が見頃になった、東北の山旅、大満足。 大自然やその他のすべてに感謝します。
 * 最後までご一緒して色々と話をして頂いた方に感謝です。
 * アルザ尾瀬の郷
   ・・・ 滝沢橋の会津駒ヶ岳登山口から西へ約3km。 広々としたお風呂スペースに寝湯、打たせ湯、ジェットバス、全身浴などがレイアウトされており、目の前には大きな山が覆いかぶさるように迫る。休憩場には座敷があり、風呂上りにのんびりできるようです。

* 危険個所 特になし。


 早朝の東の空   〃 秋らしい巻雲  滝沢橋林道終点先の登山口 
 滝沢登山口 → 水場   朝の木漏れ日    (トウカエデ)  ツルリンドウ
滝沢登山口 → 水場     ハゼノキ  〃  水場下り口。   休憩ベンチ
 水場 → 駒の小屋 : (トウカエデ)  〃   ブナ  〃  :イワカガミ
 水場 → 駒の小屋 : コケモモの実  日光白根山  ダケカンバ
 〃  ナナカマドの実  会津駒ヶ岳の稜線   〃
  〃   地塘  草原
  水場 → 駒の小屋。       駒の小屋 → 会津駒ヶ岳 : 燧ケ岳&地塘  駒の小屋 → 会津駒ヶ岳
 駒の小屋 → 会津駒ヶ岳  〃 : 駒ノ大池  〃
駒の小屋 → 会津駒ヶ岳     草原  〃   草原   駒ヶ岳山頂と巻き道分岐点
 会津駒ヶ岳山頂   〃  燧ケ岳  中門岳方面     木道&草原
 天高く続くクリーンな秋の空  リンドウ   イワショウブの実
 会津駒ヶ岳 → 中門岳  〃   : 燧ケ岳  〃    湿原
 〃    地塘  〃   光り輝いた笹原  〃    草紅葉の中の地塘と秋空
  中門岳 山頂(この一帯)。      中門ノ池 〃  〃
 中門岳周辺  燧ケ岳  〃  イワショウブ  〃
 〃  〃  〃   燧ケ岳
  会津駒ヶ岳 → 駒ノ小屋    〃   〃    チングルマの傘
 
 ミニ尾瀬公園  〃  アザミ  ミツバチ&アザミ
 ノコンギク  ナナカマドの実   シラカバ  イワショウブ
 マユミ  ダケカンバ  ワレモコウ
 コマクサ  ウメバチソウ   カエデ
 コケモモ  シラタマ  “夏の思い出”の歌詞




  会津駒ケ岳−1
日程  2.004 平成16年11月4日(水)  薄曇り 往復路 : マイカー  マイカー: ≫  徒歩: →
 @   前日 帝釈山登山後 会津湯の花温泉泊
 A  湯の花温泉 7:00  ≫  8:00  会津駒ケ岳登山口 P  8:10 → 10:00 駒大池 → 10:10 会津駒ケ岳山頂 10:20  → 10:50 中門岳 11:10  →
          会津駒ケ岳山頂→ 11:50 駒大池 → 13:30 会津駒ケ岳登山口 P ⇒アルザの里露天風呂 14:30 ⇒ 17:30 西那須IC ⇒ 21:00川口IC
  標高差 ・・・ 会津駒ヶ岳 : 2,133m  滝沢登山口 : 1,100m    差=1,033m

 【 コメント 】 
  ・ 紅葉は麓付近。
  ・ 会津駒ケ岳山頂から中門岳間が快適。 高層湿原地帯は高山植物が豊富。 7月花のシーズンが最適。
  ・ 会津駒ケ岳登山口から約1km位に、アルザ尾瀬の里があり、各種温泉で満喫出来ました。


1.会津駒ケ岳  山頂  2.会津駒ケ岳 → 中門岳 3.駒大池