登山記録・写真     
    

東 北 21  安達太良山   あだたらやま  1,700m 4: 2019 令和元年7月30日(火)
3: 2014 平成26年8月14日(木)
2: 2008 平成20年8月 9日(土)
1: 1994 平成 6年8月12日(金)

 21.安達太良山

《安達太良山(あだたらやま)》
 ・ 那須火山帯に属する安達太良連邦は、磐梯朝日国立公園の南端に位置し、南から和尚山、安達太良山、船明神山、鉄山・箕輪山、鬼面山と南北に約9kmにわたって連なっている。
 ・ 主峰である安達太良山は、別名「乳首山(ちちくびやま)」と呼ばれる標高1700mの休火山。
 ・ 安達太良山系の最高ピークは鉄山で1709mであるが、乳首の1700mが安達太良山の標高とされている。 
 ・ 火山活動は約50万年前から、安達太良山北部で始まり、1899〜1900年の噴火活動では、噴石、降灰、爆風(サージ)が発生した。
 ・ 現在、安達太良山の火山活動は、穏やかに経過している。
 ・ 火山体の中心には、沼ノ平(直径約1km、深さ約250m)と呼ばれる火口があります。
 ・ 鉄山と船明神山に囲まれた「沼ノ平」は明治33年(1900年)の大爆発によってできた直径500mの噴火口で、荒々しい山肌がそそり立ち、月世界を思わせるような不気味な様相を呈している。
 ・ 東に広がる勢至平・僧悟台には高山植物も多く、初夏には天然記念物の「しゃくなげ」が咲き乱れ、美しい渓流は登山者の心をなごませ、秋の紅葉が終わると山麓一帯は一面銀世界のスキー場となる。 
 ・ 詩人・彫刻家として有名な高村光太郎は、「あれが阿多多羅山、あのひかるのが阿武隈川」(樹木の二人)、「阿多多羅山の山の上の毎日出ている青い空が、智恵子のほんとうの空だといふ」(あどけない話)等を詠み、智恵子のふるさととしても知られてる。
 ・ くろがね小屋は通年営業の温泉付山小屋(有人)で、源泉の引いてある温泉山小屋として知られる。くろがね温泉を名乗っている。日帰り入浴もでき、登山客に人気がある。この温泉の歴史は古く1000年以上前に記された文献にも登場する。
 ・ 奥岳〜薬師岳には、ゴンドラ「あだたらエクスプレス」がある。所要約10分で片道1,000円。
 ・ 初夏ならば薬師岳のハクサンシャクナゲや峯ノ辻のイワカガミ、勢至平のレンゲツツジなどの花々も楽しめる。
 ・ 薬師岳から山頂までの登山道はオーバーユースによる登山者の踏圧と雨水等の影響により洗掘と拡幅が進んで少々痛々しい箇所が増えている。
 ・ 沼ノ平周辺の荒涼とした火山の景観がみどころ。
 ・ 現在、沼ノ平火口の周辺では有毒ガス噴出しており、1997年の沼ノ平における火山ガスによる死亡事故以降、沼ノ平コース、鉄山コースは通行禁止。

【あだたらエクスプレス】 
  奥岳登山口(1,259m)〜薬師岳(1,650m)間。 営業時間:8:30〜16:30、 高低差=391m、 全長=1,506m、 速度=2.5〜5 m/秒、所要時間=5〜10分、  6人乗り。
  料金:片道=1,000円、往復=1,700円 
【あだたらイルミネーション】
  ゴンドラリフト乗り場〜リフトの真下部分にイルミネーション設置。
  営業期間:5月中旬〜9月下旬      時間:19時〜21時    
       (平成26年8月現在)

【 山名の由来 】  ・・・安達地方第一の山(太郎山)の意。

 (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)   

『 参考HP 』
 ・ 
安達太良山 - Wikipedia 
 ・ 安達太良山 | 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ 
 ・ 二本松市観光連盟/安達太良山 - 二本松観光協会 
 ・ 安達太良山〜安達太良山の登山ルートなど紹介します 
 ・ 安達太良山の魅力を紹介!1度は登ってみたい! - Find Travel 
 ・ 紅葉の安達太良山 - Yamakei Online 
 ・ 安達太良山 紅葉まっさかり〜!初登山者2名を連れて・・・ [山行記録  
 ・ 安達太良山 紅葉登山 : Happy Photo Life 
 ・ 安達太良山 登山 初心者 ナビ  
 ・ 安達太良山 - あだたらやま:標高1,699m-東北:奥羽山脈南部 
 ・ あだたら登山ルート - nifty 
 ・ 安達太良山の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報] 
 ・ 安達太良山の天気(百名山) - 日本気象協会 tenki.jp 
 ・ 


 
《 登山記録 》

21安達太良山-4 】  

 2019 令和元年7月30日(火)晴  往複路: マイカー  マイカー:⇒、 徒歩: →
  奥岳温泉P → ゴンドラ駅 8:30 ≫ 山頂駅 8:45 → 9:00 仙女平分岐 → 10:00 安達太良山 10:20 →  牛の背 → 11:00 峰ノ辻 → 勢至平分岐 11:50 → 12:30 奥岳温泉P 

【 コメント 】
 ・ 前回、5年前と同様のコースでの、安達太良山登山。
 ・ 前回とほぼ同じ時期(2週間早い)・コース。
 ・ 岳温泉街を過ぎるとすぐに安達太良奥岳登山口に到着。
 ・ 駐車場はスキー場がある為、1,500台可能。
 ・ 始発のゴンドラは8時30分。 20分前に到着。 目の前の外階段2階のゴンドラ乗り場でシャッターが開くのを待つ。
 ・ 連続的にくる6人乗りのゴンドラに一人で乗る。
 ・ 390m差を一気に上がった山頂駅に着くと、そこは標高1,350mの薬師岳。
 ・ ほとんどの客は一般観光客で、遊歩道を散策してる。
 ・ 開花の過ぎてしまったシャクナゲの多い緩やかな登山道を登っていくと、仙女分岐に到着。
 ・ やがて、乳首山の別名の通りの姿が目に入ってくる。
 ・ 浸食された赤土の箇所を過ぎ、ガレ場になれば山頂直前。
 ・ 標識の立った広場で撮影後、“乳首”部分の岩山の頂上へ登る。
 ・ 傾斜はきついが特別危険はなく、1分弱で頂上の祠に到着。混雑時は登り口で行列が出来るようです。
 ・ ここでパノラマを満喫、休憩。
 ・ 磐梯山、吾妻連峰、阿武隈の山々が見渡せる。
 ・ 乳首山頂には三角点と小さな祠と梵字で書かれた石碑があるだけ。
 ・ 下山は牛の背経由で勢至平を経て戻る。
 ・ 牛の背・馬の背と呼ばれる尾根からは「沼の平」と呼ばれる火山特有の荒涼とした景色を見下ろせる。まるで別世界の様相。
 ・ 前回は風向きの関係で強い硫黄臭が感じられたが、今回は全く感じられず。
 ・ 峰の辻へ下山開始、 峰の辻から安達太良山頂である「乳首」の姿がよく見える。
 ・ 勢至平経由で、勢至平分岐の林道に到着。
 ・ 途中から近道の直登路があり、数回林道と交差しながらやや急な下り道を下りると、散策路のある橋を過ぎ、駐車場に到着。

 * 全コース迷路なし。勢至平分岐の林道の途中からの直登路の最初の箇所が滑りやすい。
 * ササ等下草なく朝露ぬれなく、ヌカルミもなくスパッツ不用。
 * 全コース特に危険箇所無し。
 二本松IC  → 岳温泉 ひまわり畑   〃   〃
安達太良山 奥岳登山口
 安達太良山 奥岳登山口  スキー場  イルミネーション
 山頂駅前:マーガレット  〃 マイズルソウの実
 シャクナゲ  : ピカチュー軍団 〃 :アニマル軍団
 表登山口分岐付近  安達太良山 直下 〃: ピカチュー軍団
 〃 :アニマル軍団  安達太良山 山頂   安達太良山 山頂(乳首山)より
 安達太良山 山頂部分 (乳首山)  安達太良山 山頂にて: ピカチュー軍団  〃 :アニマル軍団
 馬の背  沼の平噴火口 : ピカチュー軍団  〃 :アニマル軍団
: ピカチュー軍団  モウセンゴケ  峰の辻
 勢至堂分岐  ヒヨドリバナの蜜を吸う、アサギマダラ  〃
 ヒヨドリバナの蜜を吸う、アサギマダラ  スキー場  ノカンゾウ
 ウツボグサ  ひまわり畑  〃 :アニマル軍団
 〃: ピカチュー軍団  〃  〃:アニマル軍団

 

 【 21.安達太良山-3 】  
 2014 平成26年8月14日(木)曇り後晴  往複路: マイカー  マイカー:⇒、 徒歩: →
  奥岳温泉P → ゴンドラ駅 11:15 ≫ 山頂駅 → 11:30  仙女平分岐 → 12:30 安達太良山 12:50 → 13:10 牛の背 → 峰ノ辻 → 勢至平分岐 13:45 → 14:30 奥岳温泉P 

【 コメント 】
 ・ 前回、6年前と同様のコースでの、安達太良山登山。
 ・ 前回と同じ時期・コースの為、風景等全く同じなので、新たな発見以外は省略。
 
 ・ 勢至平経由で、勢至平分岐の林道に入りしばらく進むと、ヨツバヒヨドリの花が咲き、蜜を求めて、南西諸島からの渡り蝶で有名な“アサギマダラ”が優雅に舞っている姿に遭遇。
 ・ シャッターチャンスを狙って、何枚も撮り、満足できる被写体をゲット。
 ・ 林道を進んでいくと、所々にヨツバヒヨドリがあり、かなり多数のアサギマダラと出合うことが出来ました。
 ・ 先週の「御正体山」では、ほんの僅かしか見られませんでしたが、ここでは沢山見られました。
 ・ アサギマダラは、初夏羽化した蝶が島伝いに北上、九州から北海道まで北上して産卵〜成虫羽化を繰返し、晩夏に羽化した蝶が、南方千キロ以上の島々へ渡るという、凄いパワーを秘めた不思議な蝶。 寿命は約4カ月なので、北上する蝶と、南下する蝶は別の世代の蝶だそうです。
 ・ 今回の安達太良山登山の一番の収穫でした・
* 現在も、くろがね小屋〜鉄山と、沼ノ平爆裂火口は火山性ガスのため立ち入り禁止です。 付近は硫黄の匂いがします。
 安達太良山 奥岳登山口   〃 : マリーゴールド  マーガレット & ミツバチ
 マーガレット & ミツバチ  〃  山頂駅
 山頂駅先 薬師岳展望台    ミヤマアキノキリンソウ  アカモノ(イワハゼ)の実 
 ツルリンドウ  マイズルソウの実  紅葉したナナカマド
 薬師岳  ノリウツギ  薬師岳からの安達太良山
 表登山口分岐   表登山口分岐 → 安達太良山  〃
 安達太良山 山頂直下  安達太良山 山頂直下の標識  安達太良山 山頂
 安達太良山 山頂   安達太良山 山頂直下の分岐標識  馬ノ背方面
 ミヤマアキノキリンソウ & ヤマハハコ  オンタデ   ミヤマアキノキリンソウ
 ヤマハハコ  噴火口原 :沼ノ平火口
 噴火口原 :沼ノ平火口  噴火口原 :沼ノ平火口  〃
 噴火口原 :沼ノ平火口  〃   〃
 勢至平方面  峰の辻  鉄山方面
  噴火口原 :沼ノ平火口  ナナホシテントウムシ  コバギボウシ
 アカトンボ  ヨツバヒヨドリ  コバギボウシ
 ヤマハハコ & アカトンボ  ヨツバヒヨドリの蜜を吸う アサギマダラ      〃
 ヨツバヒヨドリの蜜を吸う アサギマダラ  〃  〃
 ヨツバヒヨドリの蜜を吸う アサギマダラ  〃  〃
 ミヤマアキノキリンソウ  ナツアカネ  ヨツバヒヨドリ&ススキ
 ヤマユリ  〃  〃
 サラシナショウマ  安達太良イルミネーション  ヤブカンゾウ(俗名:ワスレグサ)

 21. 安達太良山-2  

 2008 平成20年8月9日(土) 晴  往複路: マイカー  マイカー:⇒、 徒歩: →
 猫魔八方台P 6:05→ 7:45 磐梯山 頂上 8:10 → 猫魔八方台P 9:35 ⇒ 11:00 奥岳温泉P → ゴンドラ駅 11:15 ≫ 山頂駅 → 11:30  仙女平分岐 → 12:30 安達太良山 12:50 → 13:10 牛の背 → 峰ノ辻 → 勢至平分岐 13:45 → 14:30 奥岳温泉P ⇒ 15:50 福島市飯野町 千貫森UFOの里  ⇒ 

【 コメント 】
 ・ 岳温泉街を過ぎるとすぐに安達太良奥岳登山口に到着。
 ・ 駐車場はスキー場がある為、1,500台可能。
 ・ 目の前のゴンドラ乗り場へ向かい、連続的にくる6人乗りのゴンドラに一人で乗る。
 ・ 390m差を一気に上がった山頂駅に着くと、そこは標高1,350mの薬師岳。
 ・ ほとんどの客は一般観光客で、遊歩道を散策してる。
 ・ 開花の過ぎてしまったシャクナゲの多い緩やかな登山道を登っていくと、仙女分岐に到着。
 ・ やがて、乳首山の別名の通りの姿が目に入ってくる。
 ・ 浸食された赤土の箇所を過ぎ、ガレ場になれば山頂直前。
 ・ 標識の立った広場で撮影後、“乳首”部分の岩山の頂上へ登る。
 ・ 傾斜はきついが特別危険はなく、1分弱で頂上の祠に到着。混雑時は登り口で行列が出来るようです。
 ・ ここでパノラマを満喫、休憩。
 ・ 磐梯山、吾妻連峰、阿武隈の山々が見渡せる。
 ・ 乳首山頂には三角点と小さな祠と梵字で書かれた石碑があるだけ。
 ・ 下山は牛の背経由で勢至平を経て戻る。
 ・ 牛の背・馬の背と呼ばれる尾根からは「沼の平」と呼ばれる火山特有の荒涼とした景色を見下ろせる。まるで別世界の様相。
 ・ 風向きの関係で時々かなり強い硫黄臭が感じられた。
 ・ 平成9年の火山性ガス遭難事件もうなずけた。現在、沼の平への道は通行禁止。
 ・ 峰の辻へ下山開始、 峰の辻から安達太良山頂である「乳首」の姿がよく見える。
 ・ 勢至平経由で、勢至平分岐の林道に到着。
 ・ 途中から近道の直登路があり、数回林道と交差しながらやや急な下り道を下りると、散策路のある橋を過ぎ、駐車場に到着。

 ・ 全コース迷路なし。勢至平分岐の林道の途中からの直登路の最初の箇所が滑りやすい。
 ・ ササ等下草なく朝露ぬれなく、ヌカルミもなくスパッツ不用。
 ・ 全コース特に危険箇所無し。
 ・ 全行程登山者 : 約100人。
 登山口のスキー場駐車場  安達太良奥岳登山口
 コバギボウシ  マーガレットに集まるミツバチ
 ヤマアジサイ   仙女平分岐
オオカメノキ  仙女平分岐 → 安達太良山
仙女平分岐 → 安達太良山   → 安達太良山 山頂付近
 安達太良山 山頂直下  安達太良山 山頂
安達太良山 山頂直下の標識  安達太良山 山頂
安達太良山 山頂の祠の屋根で鳴いている“エゾゼミ”  安達太良山 山頂
 安達太良山山頂より牛の背   安達太良山 山頂の岩
 ヤマハハコ  安達太良山 山頂
 安達太良山 山頂  安達太良山 山頂
 安達太良山 山頂  沼ノ平
 峰ノ辻  馬の背
 ナナカマド  勢至平分岐の林道  コバギボウシ
 カンゾウ


 達太良山-1    (1,700m)      平成6年8月12日(金) 薄曇り 

 コース :   宮本 → 安達太良山 → 宮本 

※ 吾妻小富士 登山  平成6年8月12日(金)
1.安達太良高原 1.吾妻小富士 山頂 2.吾妻小富士