東 北 | 16 | 月山 | がっさん | 1,984m | 2015 平成27年8月 5日 2003 平成15年7月29日 |
羽黒登山口: 1,385m 差= 600m 姥沢登山口: 1,163m 差= 820m |
---|
16.月山
・ 山形県の中央部にあり、出羽丘陵の南部に位置する標高1,984mの火山。山域は磐梯朝日国立公園の特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。
・ 山麓は月山山麓湧水群として名水百選、月山行人清水の森として水源の森百選にも選定されている。
・ 標高1,500mの湯殿山、418mの羽黒山とともに出羽三山のひとつに数えられ、修験者の山岳信仰の山として知られる。
・ 山頂には月山神社が鎮座し、多くの修験者や参拝者が訪れる。蜂子皇子が開山したと伝えられる。古くからの名では犂牛山(くろうしのやま)という。
・ 山体の姿は山形盆地、庄内平野、最上地方からよく見える。置賜地方であっても天候が良ければ望める。
・ 豊富な残雪のため、国内では乗鞍岳や立山と共に夏スキーが可能な山としても知られる。また、山形県のスポーツ県民歌に登場し、県を代表し親しまれている山である。
・ 月山は海抜1,984m、世界でも珍しい半円形のアスピーデ型火山で、頂上の「おむろ」に月山神社があり、月読命を祀る。約千年前につくられた延喜式神名帳にのる名神大社で古い時代から朝廷を始め庶民の信仰が篤く、山形市には南北朝時代の貞治7年の銘のある月山結集碑があり、一村百余人の登拝講中のあった事を伝えている。もと東北唯一の官幣大社で、国の殊遇を受けた。
神社は水を司る農業神として又航海漁?の神として広く衆庶の信仰をあつめている。
・ 山頂は月山神社境内。 月山神社本宮を参拝する(月山頂上に登頂する)には、参拝料(500円)を納めてお祓いを受け、身を清めなければなりません。 写真撮影も禁止。
・ 月山は山である前に神社であり、参道(登山道)の全てが出羽三山神社の境内になっています。
・ 月山の頂上(最高点)には三角点がありません。 その昔、国土地理院が測量をしたときには月山の頂上にはすでに月山神社があったため、頂上に三角点を置くことができませんでした。 そのため月山の三角点は頂上よりも低い位置に立てられています。
・ 月山神社から北側へは通り抜けられないので、神社南側の分岐から弥陀ヶ原方面へ120mほど進み、登山道西側の稜線に通じる脇道を上がると三角点のある小さな広場に達する。
・ 月山神社 ・・・ 月山山頂 月山神社 出羽三山の主峰月山山頂の「月山神社」には月読大神を祀り、約 千年前につくられた延喜式神名帳にのる名神大社。
・ 月山八合目の中之宮の御田原神社。
御田原神社の御社殿【月山神と兎】: 兎は古くから、月山神のお使い、或いは月の精とされ、悪運から逃れる力があるとされています。因みに十二支の内、卯歳は月山の御縁年とされています。
《 登山ルート 》
@ 弥陀ヶ原湿原を抜け、月山九合目を越え、月山の山頂に至る道を往復するコースです。所要時間は片道二時間半、往復五時間。
A 姥沢コース→弥陀ヶ原コース
: 月山姥沢→リフト下駅━リフト上駅→姥ヶ岳→金姥→牛首→頂上小屋→月山→仏生池小屋→月山高原レストハウス→月山八合目。 (3時間40分)
B 姥沢コース(リフト・姥ヶ岳経由)
月山姥沢→リフト下駅━リフト上駅→姥ヶ岳→金姥→牛首→頂上小屋→月山。(3時間50分)
【 山名の由来 】
・ 山頂にツキヨノミコトを祀ってあることからによる山名。 月山は全国に10座あるが、他方のものは修験者の山であるため転移したもの。
※ 登山・ガイド
・ 月山おすすめ登山コース --- 月山 -庄内空中散策-
・ 月山おすすめコース・ルート | 山形県鶴岡市羽黒町観光協会
・ 月山 登山 コースデータ 日本百名山
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より) .
月山 - 2
2015 平成27年 8月 5日(水) 晴 | 往複路: マイカー | マイカー:⇒、 徒歩: → |
---|---|---|
鶴岡 5:40 ≫ 6:20 月山八合目P 6:30 → 仏性池小屋 8:20 → 9:10 月山神社(山頂)(1,980m) 9:30 → 11:30 月山八合目P ≫ 14:00 東根: 巨樹(ケヤキ)訪問 ≫ 東野 泊 |
【 コメント 】
・ 久々に東北の名山巡りを計画、出羽三山と鳥海山、大朝日岳を巡る旅に出かけました。
・ 初日は東京から東北道、山形道の月山ICまで約460km走り、湯殿山神社と羽黒山を巡り、翌朝鳥海山登山を行いました。
・ 三日目も快晴の天候に恵まれ、出羽三山の主峰“月山”を、最もポピュラーな羽黒口:八合目コースのピストン登山。
・ 月山は神社であり、参道(登山道)の全てが出羽三山神社の境内になっているとのことで、登山というより、登拝する心構えで登ります。
・ 20名位の白装束の一行が到着、準備をしてました。
・ 今日は昨日の鳥海山より楽な登山で、高山の花も沢山見れるのを楽しみに、晴天の中のんびりと登る。
・ 石畳の良く整備されたゆるやかな登りの参道を進むとすぐに中之宮の御田原神社に到着、正面になだらかな月山を拝し、写真撮影。
・ やがて地塘が点在する阿弥陀ヶ原のお花畑を眺めながら、山頂までゆるやかな傾斜の木道もある尾根道を進む。
・ 同じ火山でありながらすぐ隣の鳥海山とは大違いな傾斜なのには不思議さを感じます。
・ 仏性池小屋まで来ると、池の周囲は沢山の花々が咲き乱れ、楽園に射るような気分になり、大いに癒されました。
・ 今年はどこに行っても、例年より季節が半月ぐらい速く進んでいる印象ですが、雪の残るこの一帯では春から夏の様々な花を見ることが出来ました。
・ 一休み後、月山神社目指して、高山植物を観賞しながら行者返し、モックラ坂を過ぎると鳥居のある月山神社前に到着。
・ この先は写真撮影禁止なので、入口から全景を撮影した後、参拝料500円を払い、一人で、お祓いを受けました。
・ お祓いを受けた後、人の形をした紙を受け取り、説明されながら、頭のてっぺんから足先まで擦り付け、その紙に息を3回吹きかけ水溜まりにその紙を浮かべるという儀式をしました。
・ 記念の登拝認定証とお守りを頂いた後、本殿へ入り一周してから出口へ戻りました。
・ 下山は同じ参道を花を眺めながら戻りました。
・ 月山も鳥海山同様“花の百名山”だけあって、ハクサンフウロウ、ハクサンイチゲ、コイワカガミなど沢山見ることが出来、感謝です。
・ 弥陀ヶ原や行者ヶ原の池塘群、一面の素晴らしいお花畑に感動、大いに癒してくれ、感謝です。
・ 今度は、最も多くの花が見られる初夏に再来したい、素晴らしい貴重な山です。
・ 翌日は、大朝日岳を登山しました。
* 全コース迷路、特に危険箇所無し。
【 月山 〜 2 】 | ||
八合目登山口 | 案内板 | 〃 |
〃 | 駐車場 | 阿弥陀が原地塘群 |
なでうさぎ | コバギボウシ | アザミ |
中の宮鳥居&月山 | 風車 & 月山 | 阿弥陀が原地塘群 |
月山方面 | ニッコウキスゲ | |
アザミ | ニッコウキスゲ | ヨツバシオガマ |
ハクサンイチゲ | ハクサンシャジン | ハクサンフウロウ |
キオン & ハクサンフウロウ | シロバナトウウチソウ | ミヤマリンドウ |
タテヤマウツボグサ | ハクサンイチゲ & 月山 | モックラ坂からの月山 |
アオノツガザクラ & コイワカガミ | チングルマ | ミヤマキンポウゲ |
ヤマハハコ | 月山神社本宮(月山山頂) | 〃 全景 |
シシウド& 月山神社本宮(月山山頂) | 〃 : キオン | 一面のお花畑 |
ウスユキソウ | 〃 | ミネザクラの実 |
行者返し | コバイケイソウ | アザミ & ミツバチ |
16. 月山 -1
1,980m 平成15年7月29日 SHK
行程 : 羽黒山⇒月山八号目 →仏生池小屋 →月山神社 →月山山頂 →牛首 →姥沢小屋
コメント :豊富な雪渓。
・ 羽黒修験者の聖地。白装束の参拝者(講中)の団体多し。
・ 行者返し 〜 月山神社間残雪、お花畑多し。
・ 月山リフト脇一帯 スキー客多数あり。
1.阿弥陀ガ原 | 2.行者返し → 月山神社 | 3.コバケイソウ スキー場 |
4.山頂:月山神社 | 5.ハクサンフウロウ | 6.ハクサンフウロウ |