登山記録・写真         
 

甲州
河口湖周辺
岩殿山 いわどのさん 634 2015 平成27年1月19日(月) 標高差 約 500 m

《 岩殿山 》
 ・ 大菩薩・道志山系  山梨百名山大月駅の北東に鏡岩の大岩壁をみせる礫石の岩山。山頂付近の展望台からは柱川を隔て、富土山や三ツ峠山を望むことができる。4月上旬頃は桜が咲き、富士山の秀麗さと良く合う。 郡内領主小山田氏の要害堅固な山城があったところ。
 ・ 大月駅から歩いて行ける城址。 9世紀末に天台宗岩殿山円通寺として開創されたと伝えられています。 その後、修験道の修行の場として利用され、16世紀には、武田、小山田両氏の支配を受け岩殿城となりました。
 ・ めくるめく歴史の中で様々な使われ方をされてきた岩殿山、いまは300本以上の桜が咲き誇り、季節毎の山野草が訪れた人を晴れやかな気持ちにさせてくれます。標高634mで入口から山頂まで片道1時間ちょっと。登山道は整備されていますが、やや斜面がきついです。でも関東の富士見百景の指定を受けています。
 ・ 山梨県大月市にある桜お花見スポット、岩殿山丸山公園。
 ・ この山の頂にはその昔、戦国大名小山田氏の居城が築かれていました。 
 ・ 頂上までの中間地点に、お城の形をした「ふれあいの館」がある。 岩殿山の歴史が分かるビデオや展示室、プラネタリウムなどがある。入館無料。 9時〜16時、月曜休館。
 ・ 山頂前に、自然の巨岩を利用した岩殿城の城門跡がある。
 ・ 山頂には、本丸跡がある。
 ・ 帰路の登山コースとして、岩場経験者向きのクサリ場のある「稚児落し」がある。 適度な勾配と距離で楽しめる。 好展望も得られる。

 * 《 岩殿山ふれあいの館  》 
  ・  平成25年4月、「岩殿山ふれあいの館」の1階が本市出身の山岳写真家白?史朗さんの写真館としてリニューアルオープン。
  ・  本市出身の山岳写真家白?史朗先生が撮影した、秀麗富嶽十二景から眺めた四季折々の富士山の写真を中心に展示しています。また、今では見ることが出来ない、大月市の昔の写真を展示しています。                                                             (〜大月市観光HP、ヤマレコ、ヤマケイ等より)

 【 岩殿山 】 -1
行程   平成27年1月19日(月)   快晴   往復路 : 電車  電車 : ≫、 徒歩 : →
 八王子 5:52 ≫ 6:37 大月 →  7:05 登山口 → 7:10 ふれあいの館 7:30 → 兜岩分岐点 7:50 → 8:00 岩殿山 山頂 → 8:15 烽火台(634m) →  9:00 稚児落し 9:10 → 9:40 浅利集落 → 10:20 大月駅 10:27 ≫ 11:10 高尾 11:15 ≫ 11:32 立川   

【 コメント 】 
 ・ 都内から電車だけで登れる、富士山の好展望が得られる身近な山として、久々に大月駅そばの“岩殿山”へ行きました。
 ・ 山頂まで、約1時間、帰路、岩場のある「稚児落し」を廻って、合計で約3時間の手頃な山でした。
 ・ 始発電車で乗り継ぎ、大月駅に到着。
 ・ 駅を出て最初の横断歩道を左へ曲がり、さつき通り商店街を進み、案内標識に従って進み、139号線を左折、桂川を渡り少し進むと左手に、岩殿城跡入口と記された岩殿山の登山口に日の出の時間7時前に到着。
 ・ ジグザグのやや急な舗装路を登ると、すぐに展望が得られ、“日の出”の写真と、“紅富士”の写真を撮りました。
 ・ 頂上までの中間地点に、お城の形をした「ふれあいの館」前の展望台に到着。 正面に、“岩殿山”の“鏡岩”が朝日に輝いてました。
 ・ ここは大月市内と富士山がくっきりと見れる絶好な好展望の場所。 花見のシーズンは、さぞ賑やかになるようです。
 ・ 山頂目指して、良く整備され歩き易い道を登り、稚児落し分岐点を右折、山頂直前に自然の巨岩を利用した岩殿城の城門跡を通過すると、直ぐに岩殿山山頂に到着。
 ・ 周辺には、お城の関連施設の跡が案内されていました。
 ・ 本丸跡の最高地点まで登ると、スカイツリーと同じ標高634mの “烽火台”の標識がありましたが、周囲は電波塔が占領、休憩場所はありません。
 ・ 一旦戻って、「稚児落し」方面へ進む。
 ・ 北側日影登山道部分は、3日前に降った雪が残り、踏み固められてアイスバーン状になっており、軽アイゼンを装着。慎重に下る。(「稚児落し」までの区間装着)。 
 ・ やがてクサリ場が顕われ、慎重に一気に登る。 初心者用の森林コース分岐がありました。
 ・ 最初の鎖場を通過後、断崖の側面を渡り、再度鎖場で岩壁を越えると、視界が開け、兜岩が前方に見え、「岩場歩行注意」の看板があり、“稚児落し”に到着。眼下に中央高速道が見える、兜岩の頂上に到着。
 ・ やや広目の展望のきいた岩場で、景色を楽しみながら休憩。
 ・ ここからは、大月駅方面への下りの道を一気に進み、浅利集落に入り、車道を歩いて、大月駅に到着。
 大月駅 → 岩殿山登山口 139号線 橋の上より眼下の河原        日の出直前  大月市内
 岩殿山登山口  岩殿山 案内板  岩殿山 ふれあいの館
 岩殿山案内板  日の出 直前  日の出
 日の出  紅富士  山系
 鏡岩  岩殿山  鏡岩とふれあいの館
 富士山  稚児落し 分岐点  城門跡
 城門跡  番所跡  馬屋
 岩殿城 案内板  〃  大月市内
 岩殿山 山頂    馬場跡
 蔵屋敷跡  本丸跡  稚児落し分岐点
 烽火台 634m    築坂
 兜岩・稚児落しへの岩場 - @ 兜岩・稚児落しへの岩場 - A 兜岩・稚児落しへの岩場 - B
 天神山  〃 送電鉄塔  天神山 → 稚児落し
天神山 → 稚児落し : 兜岩  〃  〃
 〃    兜岩方面
 兜岩方面  岩殿山  富士山特急