登山記録・写真         
  




関東 135 女峰山 にょほうざん 2,483m  2023 令和5年7月 4日(火)
 2013 平成25年8月12日(月)
 2008 平成20年7月30日(水)

 2001 平成13年8月 2日(木)
単独



《女峰山(にょほうさん)》
 ・ 女峰山(にょほうさん)は日光市の北側、男体山の北東約7km地点にある成層火山。日光表連山の東に位置する山。
 ・ 女峰山は男体山の北東にあり、古くは修験者の山で、男体山とほぼ同じ2483mの高峰。
 ・ 男体山の祭神が大国主命であるのに対して女峰山は妃の一人、田心姫命(たごりひめのみこと)を祭る。
 ・ 約3km東の赤薙(あかなぎ)山とともに一つの火山体をなした成層火山だったが、火口南壁(なんぺき)が崩れて大谷(だいや)川支流の稲荷(いなり)川の源流部・雲竜(うんりゅう)渓谷を形成した。雲竜渓谷には七(なな)滝や雲竜瀑(ばく)など滝や急流が景勝をなす。
 ・ 冬の氷瀑(ひょうばく)でも名高い。日光国立公園の一中心。
 ・ 登山道には、霧降高原から赤薙山を経由するもの、日光市内から黒岩の頭、唐沢小屋を経由する長い尾根、小真名子山との間の富士見峠から帝釈山を経由するものの三本がある。このうち長い尾根沿いの登山道は、登山愛好家の間で女峰の馬鹿尾根と呼ばれ親しまれている。
                                                                          (〜フリー事典等より)

【 山名の由来 】  ・・・二荒山神社の女神「田心姫命」を祭ったことに由来。
【 登山コース  】
 @ 二荒山神社・行者堂コース。
 A 寂光の滝・裏見の滝コース。
 B 志津コース。
 C キスゲ平 赤薙山コース。


135. 女峰山 -4    (2,483m)   《 霧降高原コース 累計登り 約1,400m  》

行程  2023 令和 5年7月 4日(火) 晴後曇り 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
日帰り  大井IC 3:10 ≫ 清滝IC ≫ 5:30≫  6:10 霧降高原 P 6:20  → キスゲ平園地散策 8:00 → 9:15 赤薙(アカナギ)山 9:30 → 12:45 女峰山 13:10 → 15:10 赤薙山 → 16:30 霧降高原 16:40 ≫ 清滝IC ≫ 大井IC 19:50

【 コメント 】
 ・ 10年ぶりの女峰山。 今回は、満開になったニッコウキスゲ鑑賞を兼ねての登山です。
 ・ 霧降高原キスゲ平園地のニッコウキスゲは、鹿侵入対策等により、昨年あたりから復活。 高密度の青空に映えた素晴らしいあたり一面のキスゲ花畑を鑑賞出来ました。
 ・ 一日花のキスゲは、2週間ほどで最適シーズンが終わってしまうので、梅雨の晴れ間を狙って出かけました。
 ・ 標高 1,350mの霧降高原キスゲ平園地の駐車場に、6時10分に最上部の駐車場に到着、最後の空きがありました。 他の駐車場は充分空きあり。
 ・ 霧が出やすい場所なので、快晴の今の内に、とりあえずのキスゲの風景写真を撮りました。
 ・ その後、階段と散策路を巡って、ユックリ多くの花の写真を撮り始めましたが、急に雲が上空を覆い始めてしまいました。
 ・ 天空階段中程迄はやや最盛期を過ぎたようですが、それでもまだ多くの蕾もありました。
 ・ キスゲ平天空回廊の最上部一つ下の展望場所(階段1200段付近)が最盛期で、構図は中間付近からが最良でした。
 ・ 1,445の階段の最上部にも展望場所がありますが、逆光方向しか展望できないので撮影不向き。
 ・ キスゲ園地で目的を果たしたのち、鹿侵入防止の回転扉から出ると、標高1,601mの小丸山の広場、女峰山へ向けて出発。
 ・ 赤薙山まで、約400mの比較的歩き易い登山道を登る。 
 ・ やがて奥社跡に到着、小休憩。
 ・ 何回もアップダウンを繰り返し、ようやく、2,295mの一里ヶ曽根独標到着。
 ・ 更にアップダウンを繰り返し、女峰山の三角点が最後のアップダウンピーク。 
 ・ ようやく目前に女峰山山頂の神社の鳥居と山頂標識が確認できる三角点まで進み、すぐに山頂到着。
 ・ 生憎、遠方の男体山等の展望はガスで見えません。 北方や上空は青空が広がっていますが、南西方向は雲が湧き上がったままです。
 ・ 昼食休憩、晴れそうにないので下山開始。
 ・ ゴールまでアップダウンが続く長い道のりで、特に赤薙山迄は、所々険しい岩稜・鎖場や滑りやすい場所もあるので、慎重にユックリ目に下山。
 ・ 3時間ほどで下山完了。 高原ハウス入口にある靴洗い場で靴底を洗い、館内のトイレに寄ってから帰宅。
 ・ 予想以上の満開の素晴らしいニッコウキスゲ風景を鑑賞出来ました。
 ・ 今回は女峰山山頂等からの展望は見れませんでしたので、また来年、6月下旬の最盛期の快晴の日に登山したいと思っています。

 P1駐車場、 レストハウス前  キスゲ平園地全景。 遠方赤薙山方面  〃
 入口の「日光仮面」  満開のニッコウキスゲ  〃& アニマル・ ピカチュウ軍団
  キスゲ平園地全景  クルマユリ  ニッコウキスゲ
 〃  〃  案内図
 一面のニッコウキスゲ  〃  〃& アニマル・ ピカチュウ軍団
〃  &  オニヤンマ君   一面のニッコウキスゲ  〃
 〃  ゴール、階段:1,445段目  ゴールゲート出口前の広場:小丸山
 ダケカンバ林  カラマツソウ  笹原、園地方面
 一里ヶ曽根独標の祠  赤薙山方面  赤薙山(2,010m)
 ベニサラサドウダン  落下したベニサラサドウダン  アズマシャクナゲ
 奥社  アズマシャクナゲ  ハクサンシャクナゲ
 女峰山方面  ツマトリソウ  マイズルソウ
 女峰山方面  ミヤマダイコンソウ  女峰山神社
 女峰山 山頂(2,483m)  〃 & アニマル・ ピカチュウ軍団  西方:帝釈山、小真名子山方面
 コケモモ  ゴゼンタチバナ  ナツアカネ
 ミヤマダイコンソウ  松の雄花  イワカガミ
 水場分岐 20m先  赤薙山(2,10m)  園地出口
 キスゲ平園地  トリアシショウマ & キスゲ  ヒヨドリバナ & キスゲ
 クルマユリ  〃  オオナルコユリ
 シモツケソウ  アヤメ & キスゲ  下山完了



135. 女峰山 -3    (2,483m)   《 馬立コース 標高差 約780m  》

行程  2013 平成25年8月12日(月) 晴れ 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
日帰り  大井IC 3:10 ≫ 清滝IC ≫ 5:30≫ 光徳入口 ≫ 志津乗越P 6:25 → 五合目 7:15 →  8:15 男体山 山頂 8:30 →  志津乗越P 9:50  ≫ 10:00 志津林道ゲート 10:05  →  馬立 10:50  → 唐沢小屋 12:20 → 13:00 女峰山 山頂 13:20 → 帝釈山 13:40 → 富士見峠 14:20 → 志津林道ゲート 15:10 ≫ 戦場ヶ原 ≫ 湯滝 ≫龍頭の滝 ≫ 二荒山神社 ≫ 華厳の滝 ≫ 清滝IC ≫ 大井IC 21:00

【 コメント 】
 ・ 男体山登山後、今回も志津林道を約2k程先のゲートまで、未舗装のかなりダートな0.5車線の走り難い道を注意深く走る。
 ・ 光徳分岐から約8kmのゲート前に到着。 左側3台、右側2台しか駐車スペースがありまあせん。(志津から先、途中駐車スペースなし)
 ・ 1.5kmの緩やかな上りの林道を進むと、馬立分岐に到着、左折。
 ・ 女峰山入口の標識に従って、標高差80m程下り、水のほとんどないガレ沢の荒沢出合を越え馬立へ。
 ・ 樹林の中の登山道を登り、砂防堰堤が見渡せる場所で小休止。途中以前あった工事用モノレールは無くなってました。
 ・ やがて水のないガレ沢を渡り、急傾斜を登り、やがて水場に到着。冷たくて5秒ほどで手が痛くなる。
 ・ すぐに唐沢小屋(無人)に到着、なかは比較的綺麗でした。 近くに「女峰山の冷泉」がある。
 ・ 小屋の先からも深い樹林帯。やがて落石しやすい岩のガレ場を通過、間もなく、女峰山山頂に到着。
 ・ 狭いながら、パノラマのきいた素晴らしい展望を味わいながら、他の登山者2名だけの静かな山頂で休憩。
 ・ 三角点は稜線上を赤薙方向に降った場所にある。
 ・ 帝釈山への下山道、直下部分の数mほどの急下りを慎重に下り、登り返して地図に書かれてない専女山に到着。
 ・ やや歩き易くなった赤茶色の登山道を進むと、帝釈山に到着。
 ・ 女峰山から帝釈山までの間は、真っ赤な実を付けた、コケモモや、紅葉したイワカガミ、トウヤクリンドウが群生したました。花畑は7月始め頃が見頃のようです。
 ・ 帝釈山から富士見峠までは、薄暗いコメツガの樹林帯で少々飽きてしまいます。
 ・ 日光周辺一帯は立ち枯れ樹木や倒木が比較的多く、苔生した倒木や若木、キノコも生えてました。
 ・ やがて小広い広場になった富士見峠に到着。
 ・ ここはますが展望はなく、真名子山への分岐点で、野州原林道の終点。
 ・ 馬立への約15分程は、長年未整備で石だらけの非常に歩きにくい林道。
 ・ 途中から、整備された林道となり、更に約15分歩くと舗装道路になりヘアピンカーブの水平に近い林道を30分程歩き、ようやく馬立分岐に到着。
 ・ 志津林道の緩やかな登り坂を進み、ようやくゲートに到着。
 ・ まだ時間が早かったので、戦場ヶ原と二荒山神社中宮へ立ち寄った後、更に龍頭の滝・湯の滝・華厳の滝巡りをしてから帰宅しました。

 ・ 対面者   : 数名
 ・ 危険箇所 : 女峰山直下。


ゲート前のスペースに駐車 女峰山登山口入口  ヘリコプター注意案内 
登山口 モンシロチョウ ユウガギク
渡渉点 裏見・志津分岐点 砂防ダム工事完了
ナツアカネ 志津分岐 → 馬立:多数ある砂防ダム工事完了 カエデの紅葉
キノコ(カヤタケ?) ミヤマキオン 馬立
唐沢 唐沢の水場(非常に冷たい) 紅葉したイワカガミ
ミヤマキオン 唐沢小屋 紅葉したナナカマド
ミヤマキオン シラタマ 唐沢分岐
ダケカンバ林 唐沢 → 女峰山 コケモモの実
女峰山山頂   帝釈山方面 トウヤクリンドウ:女峰山直下 女峰山直下  ヤセ尾根
女峰山 → 帝釈山 コケモモの実 専女山山頂: 女峰山方面
セリ(ノダケ)&コケモモの実 女峰山方面 紅葉したイワカガミ
帝釈山山頂 〃 :大真名子山方面 〃 :女峰山方面
下山道 富士見峠 キノコ(チャナメツムタケ?)
白樺の群落 苔生した岩 野州原林道からの女峰山方面


135. 女峰山 -2    (2,483m)   《 馬立コース 標高差 約780m  》
行程  2,008 平成20年7月29日(火) 晴、山頂ガス 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
@ 大井IC 5:00 ≫  清滝IC 7:20 ≫  湯滝 戦場ヶ原 8:00 ≫ 菅沼P 9:00 → 弥陀ヶ池 10:30 →  11:10 奥白根山 山頂 11:30  → 五色沼避難小屋 12:30 → 13:00 前 白根山 13:10 ≫ 13:40 五色山 ≫ 14:15 金精山 14:30 ≫ 金精峠 15:00 ≫ 15:20 菅沼P 15:40 ≫ 16:00 湯ノ湖 ・戦場ヶ原 ≫中禅寺湖:泊
A 中禅寺湖 5:40≫ 光徳入口 ≫ 志津乗越P 6:30 → 8:20男体山 山頂 8:40 → 9:55 志津乗越P ≫ 10:15 野州原林道ゲート 10:15 →  馬立 10:50  → 12:25 唐沢小屋 → 13:05 女峰山 山頂 13:20 → 13:50 帝釈山 14:05 → 14:45 富士見峠 14:50 → 16:25 ゲート ≫ 大井IC 20:00

【 コメント 】
 ・ 男体山登山後、志津から未舗装のかなりダートな0.5車線の狭く、車輪の通る部分が窪んだ道を注意深く走る。
 ・ 1.2Kmでゲートに到着。(光徳分岐から約8km)3台しか駐車スペースがありまあせん。(週末は志津から徒歩がよい)
 ・ 1.5kmの緩やかな上りの林道を進むと、工事用モノレールの基地のある馬立分岐に到着。
 ・ 女峰山入口の標識に従って、標高差80m程下り、水のほとんどないガレ沢を越え馬立へ。
 ・ 工事用モノレールに沿って、樹林の中の登山道を登る。堰堤工事の現場全体が見渡せる場所で小休止。
 ・ やがて水のないガレ沢を渡り、急傾斜を登り、唐沢小屋(無人)に到着。近くに「女峰山の冷泉」がある。
 ・ 小屋の先も深い樹林帯。やがてガレ場を通過、間もなく、女峰山山頂に到着。
 ・ 残念ながらガスがかかって展望なし。 三角点は稜線上を赤薙方向に降った場所にある。
 ・ 帝釈山までの間は、高山植物が豊富に咲いていました。
 ・ 帝釈山から富士見峠までは、薄暗いコメツガの樹林帯で少々飽きてしまいます。
 ・ 日光周辺一帯は立ち枯れ樹木や倒木が比較的多く見受けられます。腐食し始めた倒木には新たな芽生えが見らる。
 ・ やがて富士見峠に到着。
 ・ ここは小広い広場になってますが展望はありません。 野州原林道(自動車道)終点の表示あり。
 ・ 約15分程は非常に歩きにくい林道で、途中崩壊のため車両の通行は不可能なため荒れ放題状態。
 ・ 更に約15分歩くと舗装道路になりヘアピンカーブの水平に近い林道を30分程歩くと、工事用モノレールの基地のある馬立分岐に到着。
 ・ 途中、左に降って行く堰堤工事現場行き林道分岐があるので注意。登り坂を直進します。
 ・ 約40分程でゲートに到着。帰宅開始。
 ・ 対面者  4名
 ・ 危険箇所 : 特になし。


 女峰山入口 馬立て分岐  ガレ沢を越え馬立へ
 工事用モノレールに沿って登る  美味しそうなキノコ
 唐沢小屋  ガレ場を通過、間もなく、女峰山
 ゴゼンタチバナ : 女峰山 山頂付近  女峰山神社の祠
 女峰山山頂  白=(シラネニンジン)、 黄=   : 女峰山→帝釈山
 ウラジロヨウラク : 女峰山→帝釈山  ジシバリ : 女峰山→帝釈山
ハクサンシャクナゲ : 女峰山→帝釈山  アズマシャクナゲ : 女峰山→帝釈山
 アズマシャクナゲ : 女峰山→帝釈山  ゴゼンタチバナ : 女峰山→帝釈山
 帝釈山 山頂  帝釈山 山頂付近
 富士見峠


女峰山 -1


行程  2,001(平成13年)8月2日(木) 往復路 : マイカー  マイカー: ≫ 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: →
@ 浅草 6:20 ⇒⇒ 8:20 東武日光 8:31 ⇒ 8:57 霧降高原 ≫リフト  10:20 赤薙(ナギ)山 → 12:35 女峰山 13:05 → 14:00赤薙山 → 16:00 霧降高原 16:23  → 16:47 日光 17:00 ⇒⇒  19:00 浅草

コメント: 
  ・ 標高差約1,300m。日帰り可能。
  ・ 春から夏にかけて、高山直物が咲き乱れる。特にヤシオツツジとニッコウキスゲは有名。
  ・ 山頂の展望は良好。    

 1.女峰山 山頂  2.霧降高原