登山記録・写真  
    二百名山 

北海道 101.  天塩岳  てしおだけ   1,979 m  2006年 (平成18年) 7月 4日(火)   単独

天塩岳 (てしおだけ)
 ・ 天塩岳(標高1557.6メートル)は、北海道北部に位置する北見山地の最高峰の山です。 
 ・ 昭和53年1月6日に主峰天塩岳を中心とする面積9,369ヘクタールが、「天塩岳道立自然公園」として北海道の指定を受けました。
 ・  山稜部はキバナシャクナゲなど数多くの高山植物が自生しており、ナキウサギの生息地としても知られています。
 ・ 山麓部はクマゲラをはじめとするカラ類、キツツキ類などの鳥類や、キタキツネ、ヒグマなども多く生息しています。
 ・ 天塩岳(てしおだけ)は、北海道士別市と紋別郡滝上町にまたがる標高1,558mの山。
 ・ 天塩川の水源に位置し、利尻島の利尻山を除くと道北では最高峰である。
 ・ 天塩岳を中心に前天塩岳や西天塩岳が1つの山塊をつくっているが、山容はおおむねたおやかである。
 ・ 「お花畑」の規模は小さい。
 ・ 頂上からは北大雪や東大雪の山々のほか、条件がよければ遠く北に利尻岳を見ることができる。
 ・ 利尻山を除いて道北最高峰の山。
 ・ 程よく整備された初心者にも歩きやすい尾根道。
 ・ 利尻島を除けば道北随一の高さを誇るが、平凡な山容で美しい高山植物帯もない。この山が名峰とされているのは、大河天塩川の水源に位置し、天塩岳の名を冠せられているからである。
 
* 平成27年の災害の影響により登山道に架け橋及び土台部分の蛇篭が複数個所被害を受けており、登山道が使用できませんのでご注意ください。
* 天塩岳登山口への林道が全面通行できるようになりました。(平成28年5月30日)

* 『山名の由来』
 ・ 石狩川の源流に位置していることによる。
 ・ 北海道三大河川の天塩川を源流 とすることからの山名の由来であるという。

 * 『登山ルート』 
 ・ 登山道は、4コース。 旧道の天塩岳ヒュッテのある登山口の利用者が多い。
  新道、旧道、旧道からラクダ岩沢コース、滝上町から登るコースの4ルート。
 ・ 天塩岳 標高:1557.6m 活動距離:14km 高低差:837m 往路コース。
 ・ 塩岳登山口への林道が全面通行復旧。(平成28年5月30日)
 ・ 天塩岳ヒュッテ・・・新道連絡路・・・新道分岐・・・丸山・・・天塩岳避難小屋・・・天塩岳(往復)。 
* 北海道地区 道路情報 

* 『 参考HP 』
 ・ 天塩岳 - Wikipedia
 ・ 天塩岳 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ
 ・ 天塩岳(北海道)登山徹底ガイド!難易度レベル40
 ・ 天塩岳のお知らせ 士別市
 ・ 北海道 高原・山の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]

 * 北海道地区 道路情報

   101. 天塩岳

行程  2006(平成18年)7月4日(火)  往複路: 航空機 航空機:⇒⇒、レンタカー: ≫  徒歩: →
@  羽田  7:35  ⇒ ⇒ 旭川空港 9:50 レンタカー会社 10:20  ≫ 39号 愛別 ≫101号 於鬼頭峠≫ 林道 ≫ 11:50 登山口 P 12:05 → 連絡路分岐 12:25→ 旧道分岐 12:45 → 14:40 天塩岳 山頂 14:50 → 15:10 非難小屋 15:20 → 16:00 新道分岐 16:20 → 連絡路分岐 16:20 → 16:40 登山口 P 17:00 ≫  18:00 旭川 泊

【 コメント 】
 ・ 旭川空港出口にあるレンタカー会社の受付で、5分ほど待つと、迎えの車が到着。3分弱で空港隣の日産レンタカー店に到着。
 ・ 国道39号で愛別へ、カーナビ&標識に従って、110号で於鬼頭峠を越え、直ぐに天塩岳の案内板で右折、ここより17Kの表示、舗装路の林道をハイスピードで約9k、ダートな未舗装路の穴を避けながら約25k/hのスピードで更に8k、終点の天塩ヒュッテ・登山口に到着。
 ・ 駐車場に約40台駐車可能。
 ・ 立派な天塩岳ヒュッテがあり、キャンプ場、トイレ、流し場、釜戸等完備されてた。
 ・ ガイドブックに従って、「前天塩コース」から登って、「新道コース」から下山。
 ・ 歩きやすい新緑の緩やかな登り道を進む。ガイドブックの連絡路分岐の位置が約10分程遠すぎるようでした。
 ・ 良く整備された登山道で、下草もなくスパッツなしで大丈夫でした。数カ所距離表示板もある。
 ・ 旧道分岐から前天塩の中間点付近から急登。
 ・ 出発が予定より遅れた為、前天塩をトラバース。合流点先で天塩岳と前天塩岳の眺めを満喫。
 ・ 天塩岳山頂からの展望良し。ただし小さなムシが多数飛び、顔にまつわりつき、ゆっくりできず。まだトンボが全くいない為ムシの大軍勢力増大。
 ・ 立派な避難小屋が2棟あり、一人の宿泊客がいた。
 ・ 「新道コース」から下山途中にも多種多様な高山植物が見られました。
 ・ 新道分岐の位置も連絡路分岐と同様に実際よりやや上方に表示されているようです。
 ・ 全コース下草なくスパッツ不要でした。
 ・ 雪渓は沢のみで登山道にはなし。
 ・ 全コース特に危険箇所無し。
 ・ 全行程登山者 : 単独:3人。
 ・ 山頂付近の携帯 (ドコモ) : 圏外 

 * 天塩岳=アイヌ語で“梁のような川のある山”。
 * アイヌ語での呼び方
   ⇒ 岳・山 : シリ、キリ。
     川: 「ベツ」(「ペッ」Pet)、「ナイ」

1.梅雨前線の先端:宮城付近 2.天塩岳ヒュッテ 3.ガマ沢  巨大なフキが群生
4.前天塩岳付近より天塩岳方面 5.天塩岳山頂 6.丸山より天塩岳方面
7.ゴゼンタチバナ 8.イソツツジ 9.ハマナス