九州 | 98 | 霧島山 | きりしまやま | 1,700m | 2,008 平成20年11月15日(土) 2,001 平成13年12月26日 |
単独 | 標高差 約420m |
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99 | 開門岳 | かいもんだけ | 924m | 2,001 平成13年12月27日 | 毎日新聞社 ツアー |
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100 | 宮之浦岳 | みやのうらだけ | 1,936m | 2,001 平成13年12月10日 | 〃 |
98.霧島山 韓国岳 標高=1,700m 韓国岳登山口=1,280m 標高差≒420m
【 霧島山 】
・ 霧島山(きりしまやま)は、九州南部の鹿児島県と宮崎県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。
・ 最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰、高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。有史以降も噴火を繰り返す活火山であり、特に新燃岳と御鉢では活発な火山活動が続いている。
・ 霧島山という固有の山はなく、個々の山岳はそれぞれ個別の名称で呼ばれる。
・ 山岳群に加えて大小の湖沼群を抱え、高千穂河原やえびの高原、霧島温泉郷などの観光地に恵まれる。山塊の中心部は霧島屋久国立公園(霧島地域)に指定されている。日本百名山、日本百景の一つ。
・ 霧島山は宮崎県と鹿児島県の県境(長さ約20km,短径約20km)に広がる霧島火山帯に属する火山群の総称。
・ 霧島山群は大小23座の火山があり,完全な火口が15,火口湖は10を数え,その大半が山頂から目の届く範囲に点在している。
・ 一帯は昭和9年(1934)わが国最初の国立公園,霧島屋久国立公園に指定された。
・ 霧島山は、宮崎・鹿児島県境に位置し、加久藤(かくとう)カルデラの南縁部に生じた20 を超える安山岩(SiO250〜 67% )の小型の成層火山・砕屑丘からなる火山群である。
・ 成層火山は高千穂峰、中岳、大幡山などで、砕屑丘は韓国岳、大浪池、御鉢(高千穂峰の西)、新燃(しんもえ)岳などで、山体の大きさに比べて大きな火口をもつ。また、大浪池、大幡池、御池、六観音池など多くの火口湖がある。
・ えびの高原と南西側山腹に温泉・地熱地帯があり、特にえびの高原の硫黄山では活発な噴気活動がみられる。
・ 有史後は、主に御鉢と新燃岳(底部に火口湖)で噴火を繰り返してきた。御鉢は1923(大正12)年の噴火以来穏やかであるが、過去の活動記録によれば霧島火山群中もっとも活動的な火口である。新燃岳の最後の噴火は1991年のごく小規模な噴火。
【 韓国岳 】
・ 韓国岳は標高1700.3mの霧島連山の最高峰。
・ その名は,遠く朝鮮半島,韓国まで見渡せるということから韓国岳(からくにだけ)と名づけられました.もちろん,韓国岳山頂から朝鮮半島は見えません.
・ 韓国岳は霧島23座の中で一番高い山。 高さは1,700m。山の中央には池があり、頂上からの眺めはすばらしく遠くに桜島や近くの霧島連山等。季節によっていろんな顔があり楽しめる。
・ 韓国岳噴火口 直径900m・深さ300mの巨大な火口を持ち,その大きさは霧島連山第一。
・ 韓国岳は火口跡の一つですが、それゆえ中腹からは木が無く、富士山型をした山容には、直径900m、深さ300mに達する火口を中央に抱え、C型の外輪山から見ると圧倒される。
【 命名の由来 】
韓国岳 ⇒ ・ 韓国岳(からくにだけ)の名前の由来は古事記にあるそうで、遠くに韓国がみえるからということですが、実際には見えません。
霧島山 ⇒ ・ 都城盆地にしばしば発生する雲海に対し、山頂部が島に見えることから、霧島の名の由来ともなったとされる。
《登山のメインコース》
@ 韓国岳へは,えびの高原(1200m)硫黄山(いおうやま)横からの登山道(標高差500m,1時間半程度)が最短で,一番登りやすいコース。
A えびの高原〜韓国岳避難所〜韓国岳(1時間30分)。
B 大浪池登山口〜(40分)〜大浪池休憩所〜(1時間)大浪池の外周を半周し韓国岳避難所〜(1.5時間)〜韓国岳。
C (縦走):高千穂河原〜中岳〜新燃岳〜獅子戸岳〜韓国岳。
【 硫黄山 】
・ 1768年(明和5年)の噴火によって形成された。かつて硫黄の鉱山があった。
(〜フリー事典等より)
霧島山−2
行程 | 2,008(平成20年)11月15日(土) 晴 | 往複路 : レンタカー | レンタカー: ≫ 徒歩: → | 単独 |
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A | 熊本 4:50 ≫ 7:30 鹿児島:蒲生のクスの木(日本最大の巨樹)訪問 8:30 ≫ 9:30 高千穂河原 → 高千穂山 登頂 11:30 → 高千穂河原 12:10 ≫ 12:30 不動池前P 12:40 → 硫黄山 → 三合目 13:10 → 五三合目 13:25 → 13:50 霧島山 登頂 14:05 → 14:50 不動池前P 15:10 ≫ 18:20 延岡 泊。 |
《九州地方: 百・二百名山、巨樹、エネルギースポット巡り》
1日目 (H20.11.14): 羽田 ≫≫ 熊本: 熊本城観光、藤崎台のクスノキ群訪問 ≫ 阿蘇山 登頂 ≫ 熊本。
2日目 (H20.11.15): 熊本 ≫ 鹿児島:蒲生のクスの木(日本最大の巨樹)訪問 ≫ 高千穂山 登頂、 霧島山 登頂 ≫ 延岡。
3日目 (H20.11.16): 延岡 ≫ 大崩山 登頂 ≫ 延岡。
4日目 (H20.11.17): 延岡 ≫ 高千穂渓谷、高千穂神社・天岩戸神社、観光 ≫ 祖母山 登頂 ≫ 竹田。
5日目 (H20.11.18): 竹田 ≫ 九重山 登頂 ≫ 日田。(雪のため由布岳中止)
6日目 (H20.11.19): 日田 ≫ 雲仙岳 登頂 ≫ 島原 ≫ 熊本 ≫≫ 羽田。(雪のため英彦山中止)
【コメント】
・ 九州山行二日目、早朝に熊本出発、九州自動車道で鹿児島桜島SA隣の姶良ICで下り、蒲生町の蒲生八幡神社にある日本最大の巨樹 『 蒲生の大クス 』(幹回り=24.22m)を訪問。
・ 樹齢1,500年、樹高30mの日本一の名に恥じない雄大な姿で聳え、貫禄充分の巨樹で、言葉が出ないほどの威圧感と畏敬の念に包まれました。
・ 参拝後、姶良ICから鹿児島空港ICまで高速を走り、高千穂河原に到着。高千穂山を登頂後、霧島連山の最高峰『韓国岳』の登山口の不動池前駐車スペースに駐車。
・ 観光客の車で狭い駐車場はどこも満杯に近い状態で、路肩に縦列駐車。
・ 青い鏡のような湖面をに紅葉した木々の姿を映した不動池を撮影。
・ 駐車場すぐ前の硫黄山へ向かう。草木の生えない荒涼とした火山地帯、“賽ノ河原”と呼ばれている。以前硫黄を採掘していたそうです。
・ 狂い咲きのキリシマツツジが群生していました。
・ 韓国岳登山口合流点まで一旦下り、韓国岳登山道を登る。
・ てごろに登れるので、小学生連れの家族でのハイキング姿が結構多くいました。
・ 1合目毎に合目標識があり、目安になります。
・ 狂い咲きのキリシマツツジがいくつか咲いていました。
・ 火山礫の道を約1時間で山頂に到着。
・ 南西方向の眼下に深青色の伝説の火口湖、大浪(おおなみ)池が目立つ。
・ 霧島連山には火口が15、火口湖が10個もあるそうです。
・ 山頂は火山特有の溶岩の大岩で、展望良好。
・ 次回機会があれば、6月のキリシマツツジのシーズンに登山したい。
・ 危険箇所 特になし
・ 注意点
火山情報に注意。
・ H20.8.22 約17年ぶりに新燃岳が噴火し一時登山禁止となったが韓国岳などの周辺の山への登山は禁止されていない。
・ 最新火山情報等 ⇒ 気象庁 火山
日本最大の巨樹 『 蒲生の大クス 』 | 〃 | 〃 |
不動池 | 〃 | 硫黄山 |
韓国岳登山 | 韓国岳登山道 一合目 | 韓国岳登山道 二合目 |
硫黄山と不動池 | 韓国岳登山道 八合目 | 〃 |
韓国岳 山頂より大浪(おおなみ)池 | 韓国岳 山頂 | 韓国岳火口 |
韓国岳火口壁 | 韓国岳火口壁 | 不動池 |
真っ赤に紅葉したキリシマツツジと花 | 狂い咲きのキリシマツツジ | 〃 |
霧島山−1 (1,700m) 平成13年12月26日 晴 毎日新聞社ツアー 19人
航空機 :≫≫≫、 バス:⇒、 徒歩: →
コース : @ 羽田 ≫≫≫ 鹿児島 ⇒ 韓国岳登山口 12:30 → 14:00 韓国岳山頂 → 15:10
韓国岳登山口 ⇒ 18:45 指宿国民休暇村泊
コメント: えびの高原手前の新湯温泉付近で積雪のためチェーン装着。
・ 前日の新雪約30cm。
・ 山頂の気温約ー5℃。
・ 指宿海岸の夕日が綺麗。
99.開門岳 (924m) 平成13年12月27日 晴 毎日新聞社ツアー 19人
航空機 :≫≫≫、 バス:⇒、 徒歩: →
コース : A 指宿国民休暇村 ⇒ 開聞岳 登山口 8:40 → 11:20 開聞岳山頂 → 13:30
登山口 ⇒ 鹿児島 ≫≫≫ 羽田
コメント: 山頂からは北西方向の展望が良好。
・ 照葉樹林中心。
・ 日本最南端の駅“開聞駅”無人。
・ 全行程対面者 : 約20人。
100.宮之浦岳 (1,936m) 平成13年12月8〜10日 晴 毎日新聞社ツアー 30人
航空機 :≫≫≫、 バス:⇒、 徒歩: →
コース :
@ 羽田 ≫≫≫ 鹿児島 ≫≫≫ 屋久島 安房 宿泊
A 安房 グリーンホテル 5:00 ⇒ 6:00 淀川登山口 6:10 → 淀川小屋 → 花之江河三叉路 → 投石平 → 栗生岳 → 11:20
宮之浦岳山頂 12:00 → 16:00 ⇒ 安房 グリーンホテル泊
B 島内観光(千尋の滝、中間ガジュマル、大川の滝、屋久島記念館等)
コメント:
・ “屋久島は月に35日も雨が降る”と言われるほど雨天が多い。年間降水量は、平地で約4,000mm、山中で約10,000mm。
・ 屋久杉(樹齢1,000年以上の杉の分岐枝の付け根付近に成長したシャクナゲが随所に見られる。
・ 高山植物はほとんどない。
・ 展望はマヅマズ。
・ 気温は、下界で約15℃、山頂で約5℃。
・ 全行程対面者 : 約10人。