登山記録・写真                          
   

近 畿
89 伊吹山 いぶきやま 1,377 2015 平成27年 9月22日(火)
2004 平成16年11月 2日(火)
標高差
約1,170m 

約 170m

   89. 伊吹山

 【 伊吹山 】
 ・ 琵琶湖の北にある米原市にあり、日本百名山にも名前がある伊吹山。 
 ・ 滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山である。 
 ・ 一等三角点が置かれている山頂部は滋賀県米原市に属し、古くから霊峰とされ、日本書紀においてはヤマトタケルが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されている。 日本書紀では「五十葺山」あるいは「膽吹山」などのように記され。 かつては修験道においては「大乗峰」と呼ばれていた、新・花の百名山、一等三角点百名山、関西百名山、近畿百名山、ぎふ百山の一つに選定されている。
 ・ 浅井家の小谷城からも近く、近年ではドライブウェイの開通により車での観光客も増え、春、初夏のシーズンには多くの人で賑わいます。
 ・ 人里に近いため、近隣の山の中では抜群の存在感を誇っている。
 ・ 滋賀県の最高峰(標高約1,377メートル)。 日本百名山のひとつで、がっしりと構えた山容は男性的である。 岐阜県との境界をなし、山頂からは眼下に琵琶湖、比良、比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで一望の大パノラマが広がる。 古くは『古事記』や『日本書記』にその名が記され、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にも登場する歴史的な山で、古来より著名な薬草や亜高山植物、野鳥、昆虫の宝庫としても有名である。  山頂のお花畑は、国の天然記念物に指定されています。
 ・ 霊峰として名高い伊吹山は、平安時代に修験道における日本七名山のひとつになり、多くの修行者が訪れました。
 ・ 伊吹山ドライブウェイの駐車場から遊歩道があり、その周辺はお花畑になっている。 伊吹山ドライブウェイの路上は、歩行禁止となっている。
 ・ 9合目には500台以上を収容できる駐車場のほか、展望設備や飲食店、売店を営業している。
 ・ 山頂遊歩道が整備されている。 伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場からは遊歩道が整備されている。 
 ・ 山頂遊歩道は3本整備されていて、20分ないし40分程度で山頂に到達できる 。 
 ・ 昔から豪雪で知られ、1927年2月14日に、世界山岳気象観測史上1位とされる積雪の世界記録である11.82mの積雪量が観測されたが、近年積雪量は地球温暖化に伴い激減している。 
 ・ 3合目のスキー場も廃止されゴンドラも営業休止が続いている。
 ・ 山頂の神社の社務所が緊急避難場所として、年中解放されている。
 ・ 山頂には標識と、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像がある。
 ・ 眺望的にも登山道の整備的にも、すばらしい山。 標高1,377メートル、登山距離約6キロメートル。  
 ・ 伊吹山の美しい自然環境を未来の世代へ引き継ぐため、平成26年5月1日から「伊吹山入山協力金 300円の入山協力金制度を始めてる。  
 ・ 3合目まで自動車が通行できるように整備されてますが、一般車両の通行は禁止されている。  
   ・ 〇合目: 表登山口。
   ・ 一合目: レストランが近くにあり、かつてスキー場があったことがわかる建物がある。 パラグライダー練習場がある。
   ・ 三合目: ホテル跡地が目印。ここから山頂までトイレはなし。
   ・ 五合目: 近くには休憩所がある。
    ・ 九合目: 伊吹山ドライブウェイ終点、売店多数。お花畑の入口が近くにある。
   ・ 伊吹山山頂 : 商店や寺など、さまざまな建物が並ぶ。伊吹牛乳などの名産品の販売もあり。



 《 登山ルート 》 》
 @ ドライブウェイ利用 : 岐阜県側から伊吹山ドライブウェイを利用して9合目まで行き、僅かに登るだけの超お手軽ハイク。
 A 表登山道 : JR近江長岡駅より、15分5.20km駅前発着の「湖国バス」で米原市上野側の山麓の、伊吹山登山口停下車、ゼロ合目から真面目に徒歩にて山頂。 
            JR長浜駅からバスで20分駅前発着の「湖国バス」で伊吹登山口行き。       〜 上り:3時間20分 / 下り:2時間30分。  伊吹登山口 → 三合目 → 山頂山小屋 → 伊吹山

 《 高山植物 》
  ・ イブキトラノオ : 伊吹山でよく見られる多年草。花の色は白く高山帯に分布する。
  ・ 7月下旬から8月中旬頃には、ピンク色のシモツケソウ。
  ・ 春や初夏には花を中心に、秋になれば紅葉や栗といった季節の花木を楽しむことができる。 
 《 伊吹山スキー場 》
  ・ 伊吹山は関西地方でのスキー発祥の地として知られている。 2008年から休業し、その後リフトは撤去されスキー場は閉鎖された。  

  89. 伊吹山 −2

 2015(平成27年) 9月22日(火)  往複路 : マイカー  レンタカー: ≫ 徒歩: →  登山口 : 快晴
 山頂   : 晴
  米原 ≫  伊吹山登山口P 7:00 → 1合目 7:20 → 2合目 7:40 → 3合目 8:15 → 4合目 8:30 → 5合目 8:40 → 6合目 9:00 → 7合目 9:20 → 8合目 9:40 → 9合目 9:55 → 10:10 伊吹山 山頂 11:10 → 5合目 11:40 → 2合目 12:20 → 12:50 伊吹山登山口P ≫ 彦根城観光 ≫ 米原 ≫≫ 東京

 【 コメント 】 

 ・ 今回は、京丹後マラソンのついでの、11年ぶりの再登山。
 ・ 今回は、時間的にゆとりがあるので、ゼロ合目の三之宮神社からの登山としました。
 ・ 早朝、快晴の下、米原からレンタカーで表登山口目指して、出発。
 ・ 途中、日の出前の朝霧が漂った山麓とヒガンバナの風景を撮った後、登山口の三之宮神社右手奥の駐車場に到着。
 ・ 入山協力金300円と駐車料500円を払い、地図付きのパンフレットをもらい出発。
 ・ 5連休の中日で晴天とあって、大勢の登山客が入山中でした。
 ・ 1合目までは樹林帯の中のやや急な登山道で、ユックリ目に登る。
 ・ やがて視界が開け、1合目に到着。
 ・ 1合目から5合目まではスキー場のゲレンデだったため、見通しも良く良好な眺望を味わいながら、真っ青な空に映えた朝日に輝いてるススキの穂や、イブキトリカブトなどの花の写真を撮ったりしながら、高度を上げていく。
 ・ 三合目まで来ると、伊吹山の山頂が見え始め、下界には米原や長浜の琵琶湖鉾東部の姿も見えてきました。
 ・ 5合目から9合目にかけては次第に急勾配となり、ジグザグの登山道が続く中、マイペースで上って行く。
 ・ 七合目を過ぎるとゴロゴロとした岩が多くなり、やや急登となる。
 ・ やがて左前方に大勢の観光客が写真を撮っている姿が目に止まり、駐車場との分岐点を通過、間もなく売店が立ち並ぶ山頂に到着。
 ・ 山頂一帯の売店を通過して、標識と、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像>のある場所へ到着し、記念撮影。
 ・ 三角点は売店の間にあるようですが撮らずに、山頂からのパノラマを撮影。
 ・ 花の百名山だけあって、フルシーズンが終わってもそれなりに咲いてました。
 ・ ハイウエィで手軽に来られるので、子供ずれの家族が大勢楽しんでました。
 ・ じっくりと景色を堪能後、周囲の遊歩道を散策し、下山開始。
 ・ 往路の登山道を戻り、駐車場に到着。
 ・ 午後は彦根城観光の為、彦根へ移動、途中、黄金色に輝く稲穂と真っ赤に燃えるヒガンバナと伊吹山の景色を撮りました。
 ・ 彦根城は人気があり30分ほどの待ち時間でしたが、思い通り見学でき、今回のマラソン旅行を有意義に過ごすことが出来ました。

 日の出前  日の出前の伊吹山   ソバ畑 & 伊吹山
 日の出 & 伊吹山  朝霧 & ススキ  朝霧 & ヒガンバナ
 朝霧 & ヒガンバナ  0合目  登山案内板
 表登山口  ひろきち地蔵  1合目 120m
 ススキ  〃    〃
 シャクシの森  2合目 580m  3合目付近から下界
 ススキ    3合目 720m
 ソバナ  シオガマギク
 ハクサンフウロウ  4合目 800m  5合目 880m
 マユミの実  ススキ  イブキトリカブト
 6合目  990m  マムシグサの実  〃
 行導岩  9合目付近から5合目下界   アキノキリンソウ
 手掛岩  お花畑案内図  弥勒堂
 南阿弥陀堂  9合目付近から下界  石灰岩質  9合目付近から山頂
 伊吹山 山頂日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像。  山頂から望遠 〜 9合目駐車場   伊吹山 山頂 西遊歩道の花
 伊吹山 山頂  1,377m   シオガマギク  イブキトリカブト
 9合目からの下界望遠 〜 7合目付近  パラグライダー  5合目
 夏の花  秋の花  夏・秋の草花
 初夏の花  パラグライダー  ワレモコウ
 パラグライダー  パラグライダー発着場 : 1合目  表登山口到着
 三之宮神社  ヒガンバナ & 伊吹山  〃
 セージ  & 伊吹山  クズの花 & 伊吹山

  89. 伊吹山 −1 

行程  2004(平成16年)11月2日(火)
                  快晴、山頂のみ晴れ・曇り
 往複路 : マイカー マイカー: ≫  徒歩: →  単独
@  用賀IC 5:30 ≫ 12:00 関が原IC ≫ 13:00 伊吹山ドライブウエイ山頂P 13:20 →13:35 伊吹山 山頂 一周 → 14:30 山頂P ≫ 胡麻の郷 ≫ 岐阜 泊。      A 翌日 能郷白山登山

《名古屋周辺 100・200名山巡行》 1日目
 @ (伊吹山 (周辺観光) ⇒ 能郷白山 ⇒ 荒島山 )


【 コメント 】
 ・ 東名が大渋滞で2時間以上遅れた為、まじめな三宮神社コースから横着なドライブウエイ山頂Pコースに急きょ変更。(ハイウェイ代3,000円。高い)
 ・ このため往復時間はわずか30分、(山頂で40分休憩)100名山で最短時間でした。
 ・ 紅葉は真っ盛りですがスケール少。
 ・ 伊吹山山頂一帯は多種類の高山植物の宝庫。多種多様な高山植物が咲く季節にもう一度、三宮神社コースから登山してみたい。
 ・ 展望はパノラマ素晴らしい。
 ・ 近くに“胡麻の郷”と“エコミュージアム関が原”を見学。有益でした。土産人気N0.1の“ごまそば”と、“黒ごま豆乳”を土産に購入。“ごまそば”は黒々した歯応え充分で大変美味しかった。“黒ごま豆乳”は、ハチミツを加え、思ったより美味しく飲めました。栄養満点です。どちらもお勧めです。
 ・ 全行程対面者 : 約30人全員駐車場からのハイキングスタイル。

1.富士川SAにて 朝焼富士 2.伊吹山ドライブウエイ中腹より山頂  3.伊吹山ドライブウエイ山頂
4.   〃 5.伊吹山山頂 6.山頂一等三角点