中央 アルプス |
76 | 恵那山 | えなさん | 2,191m | 2013 平成25年10月17日(木) 2001 平成13年10月 6日(土) |
単独 アルプス |
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76.恵那山
【 概 要 】
【 恵那山 】(えなさん)
・ 長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる、木曽山脈(中央アルプス)の最南端の標高2,191 mの山。
・ 日本百名山及び新・花の百名山に選定されている。
・ 平野の広範囲の地域から、その大きな櫛形の山容を望むことができる美濃の最高峰である。
・ 山頂の標高2,191 mの最高点の南東には、一等三角点、展望台、恵那神社奥宮本社がある。
・ 山頂展望台は、周囲にトウヒやコメツガなどの背が高い針葉樹林があるため、展望はあまり良くない。
・ 中津川の支流である黒井沢からの登山道と主稜線の合流点には、恵那山頂避難小屋があり、その裏の岩場からは、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山などの展望が得られる。
・ 北東には、山体を貫く形で中央自動車道の恵那山トンネルが通っている。北山麓には中山道の馬籠宿と妻籠宿がある。馬籠で生まれ育った島崎藤村が幼少時代に眺めていた山であり、『夜明け前』で描かれている。
・ 中央アルプス最南端に位置し、その山容は馬籠から望むのが美しいといわれる。文豪島崎藤村の作品にもしばしば登場し、麓の人々の暮らしにも深いかかわりを持つ山である。 山頂は最高点ではなく、眺望もきかないが、明るく伸びやかな頂上で、三角点がその存在感を主張している。
・ 山頂付近は6月初旬まで残雪が残ることが多い。
・ 山頂からの眺望は悪いため、5分ほどの避難小屋まで降りて小屋裏の岩の上からの眺望を楽しめます。
・ 避難小屋隣に綺麗なトイレ小屋もある。
《登山のメインコース》
@ 広河原ルート
往路 ≒ 4時間、 復路≒2時間半。 累積標高≒2,440m
A 神坂峠ルート。 B黒井沢ルート。 C前宮ルート
【山名の由来】
・天照大神が誕生の産湯につかった際、使用した胞衣(えな)をこの山の山頂に埋めたことに由来する。本当は江名、江奈で川の国と言う意味だと言う。
【 花 】
・ 6月下旬〜7月上旬はサラサドウダン・シャクナゲが咲く。夏はトリカブトが見られる。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
76.恵那山−2
行程 | 2013(平成25年)10月17日(木) 晴れ | 往復路 : ≫ マイカー | 車:⇒、 徒歩: → |
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@ | 永福 IC 5:00 ≫ 飯田山本IC ≫ 林道ゲートP 8:50 → 9:15 広河原登山口 → (5/10)地点 10:30 → 12:30 恵那山 山頂 → 恵那山 避難小屋裏岩山 12:50 → (ピストン) → 14:20 林道ゲート P 14:30 ≫ 飯田山本IC IC ≫ 19:00 下高井戸 |
《コメント》
・ 紅葉の秋山登山として、しばらく登ってなかった“恵那山”へ、 以前のコース“神坂峠”よりCT30分程短い、“広河原”からの登山としました。
・ 飯田山本ICから153→256→89号線を経て富士見台公園線から林道に入り、広河原ゲート前の駐車場に到着。 駐車20台位可、路肩にも。
・ ここから広河原登山口までの林道を約2km、周囲の紅葉が始まった山やノコンギクなどの路肩の花などを見ながら、気持ちの良い林道を歩く。
・ 約30分程歩き、広河原登山口到着、ここから沢まで一旦下る。
・ 山頂まで10等分された、目立つ綺麗に印刷された目印があり、助かりました。
・ すぐにやや大きめの谷川が現れ、橋を渡る。 先月の台風で破損した橋を9月19日に地元の皆さんの作業により立派な丸太を組み合わせた橋に修復され助かりました。
・ 次第にやや急登が続き、1/10を約15分ペースで登って行き、5合目付近は熊笹が生い茂る登山道で迷う心配はないですが、足元に注意が必要です。
・ 5/10を超えると展望の利く稜線に出ました。
・ 樹木越に南アルプスの全貌が霞んでましたがある程度見れ、ところどころ綺麗な紅葉が6〜8合目辺りで見られました。
・ 次第に雲が湧きあがり日光が遮られ、中々映えた写真が撮れなくなってしまいました。
・ 7/10付近んで真っ赤に燃えるようなカエデがあったので、雲が切れ日光がシッカリ当たって、バックが青空になるのをジックリ待ってようやく一瞬チャンス到来、一枚だけ撮ることが出来ました。
・ 綺麗な紅葉樹木を探しながら登っているうちにやがて山頂に到着。
・ 山頂付近にはドウダンツツジの群落がありましたが、ほとんど落葉し、僅かに真っ赤な紅葉が残っていました。
・ 展望台お立ち台があり、登りましたが残念ながら周囲の樹木が遮り、見晴らしイマイチ。
・ 展望の良い、避難小屋へ移動、途中恵那神社・本社、五之社・六乃社がありました。
・ 5分程下って、避難小屋に到着。 避難小屋内部は、約12畳ほどの居室スペースで、隣の土間風部屋には薪ストーブもあり、良く整備されてました。
・ 隣にはトイレ棟があり、雨水を利用した水洗式のきれいなトイレでした。
・ 避難小屋の裏は展望岩場となっており、誰もいない岩山で下界を眺めながらゆっくり昼食タイム。
・ 残念ながら紅葉はほぼ終わり、南アルプスの展望も雲に隠れてしまいましたが、好天時は最高の休憩場所です。
・ 天気予報では快晴で、下界は晴れてましたが、本州付近が移動性高気圧にスッポリ覆われないと、山頂での秋晴れの確率は下がってしまうようです。
・ 久し振りの恵那山登山、満喫できました。
* 危険個所 特になし。
八ヶ岳方面 | 〃 | 甲斐駒ケ岳方面 |
富士山 : 八ヶ岳PA付近より | 〃 | 〃 |
朝日 | 八ヶ岳方面 | 入笠山方面 |
木曾駒ヶ岳 | 広河原駐車場 | 広河原駐車場 → 広河原登山口 |
〃 : ノコンギク | 〃 紅葉始まり。 | 〃 :マムシグサの実 |
広河原コース 登山口 | 広河原登山口=0、山頂=10 位置表示 | 最初の渡渉の橋 |
最初の渡渉の橋 | 紅葉真っ盛り :3/10付近 | 〃 |
広河原コース | 〃 : 5/10付近 | 〃 |
白樺&カエデ | ナナカマドの実 | 燃えるように眩しい紅葉 : 7/10付近 |
カエデ:8 /10付近 | 苔 | 恵那山 山頂 : 展望台 |
恵那山山頂 2,191m | 恵那山山頂 →避難小屋 | 〃 : 紅葉おしまい |
恵那山山頂 :恵那神社 本社 | 〃 六乃宮社 | 〃 |
〃 五乃宮社 | 山頂 → 避難小屋 | 避難小屋の裏岩山 |
避難小屋 | 〃 : 室内 | 〃 : 土間 ストーブ |
避難小屋の裏岩山より | ドウダンツツジの群落 | 案内図 |
広河原登山口 → 広河原駐車場 : オオカメノキ。 〃 :イワカガミの紅葉 | 〃 :ヤマアジサイ | |
広河原登山口 → 広河原駐車場 :ヤマアジサイ。 〃 | 林道のトンネル | |
広河原登山口 → 広河原駐車場 :マムシグサの実。 ヒメジョン | オンタデ | |
広河原登山口 → 広河原駐車場 : | 〃:ヤマブドウの紅葉 | 〃:ムラサキシキブの実 |
絹積雲 | 巻雲 | 絹層雲 |
76.恵那山−1
行程 | 2001(平成13年)10月6日(土) 晴れ | 往復路 : ツアーバス | バス:⇒、 徒歩: → |
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@ | 新宿 21:00 ⇒ 伊那IC ⇒ 3:00 神坂峠 5:00 → 大判山 → 天狗ナギ → 9:50 恵那山 10:20 → 鳥越峠 → 林道 14:00⇒ クアリゾート湯船沢14:30 ⇒ 中津川IC ⇒ 20:05 新宿 |
コメント
・ 今回は、アルプス社の夜行日帰りバスツアーを利用。マイクロバスで、登山口まで直行。
・ 夜行バスは、少ししか眠れず、やっぱりきつかった。
・ 紅葉は見頃。
・ 岐路、クアリゾート湯船沢にて入浴。
・ 全コース、展望は素晴らしい。
1.神坂峠より恵那山方面 | 2.夜明けの月 |
3.恵那山山頂 | 4.恵那山→ 大判山 |