登山記録・写真         
  

関 東
-3
68  金峰山  きんぷさん   2,599m  2010 平成22年10月17日(日)
 2010 平成22年 6月 4日(金)
 2006 平成18年10月27日(金)
単独
69  瑞牆山  みずがきやま  2,230m  2019 令和 1年11月 2日(土)
 2010 平成22年10月17日(日)
 2006 平成18年10月27日(金

68.金峰山
【 概要 】
 ・ 金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境にある標高2,599mの山で、奥秩父の主脈に属する山の一つ。
 ・ 奥秩父主脈西部にあり、その高さにおいては僅かに北奥千丈岳に劣るが、秀麗な山容と変化に富む山稜とによって、奥秩父の盟主ともいえる雄峰である。
 ・ 北側から日本海側河川の千曲川の支流、南側から太平洋側河川の釜無川の源流(支流)を発する中央分水嶺である。
 ・ 山頂にはシンボルともいえる五丈岩が鎮座しており、周囲の山からもそれが望まれる。 山頂に、五丈岩という大きな岩がある。
 ・ 山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼び慣らわしている。
 ・ かつては修験道の信仰の山であった。
 ・ 古くから信仰の対象となり、蔵王権現を祀る。古くは金峯山と表記した。
 ・ 金峰山は古くから信仰の対象と成っており、五丈岩を巨大な岩が天から降ってきた祭壇とみなし、「この岩に頼めば、願いが叶えられる」と信じられた。

【山名の由来】 
 ・ 奈良の吉野山の一峰、金峰山から蔵王権現を文祀したことによるという。幾日峰の別称もある。

【登山コース 】
 @ 長野県側から廻り目平キャンプ場を経由。
 A 大弛峠からピストン。大弛峠から金峰山までのコースタイムは往路約2時間30分、帰路約2時間。
* 大弛峠への林道川上牧丘線は12月1日から5月末日まで通行止め。
* 大弛峠の標高は、2360m。車道が越える峠としては、我が国トップクラスの高さ。標高差は239m。
               (〜フリー事典等より)

69.瑞牆山

【 概要 】
 ・ 瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡須玉町)にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。「瑞牆」とは神社の周囲の垣根のこと。
 ・ 全山が黒雲母花崗岩で形成される。南西部は風化や浸食の影響を受け、独特の岩峰が聳える景観を作っており、地元ではコブ岩と呼ばれる。
 ・ 深田久弥は、この山を「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現した。鋸岩、大ヤスリ岩など、岩々に名前が付けられている。
 ・ 奇怪な岩峰の「大ヤスリ岩」が有名。
 ・ クリスタルライン ・・・ 梨県山梨市牧丘町から、清里高原(北社市高根町清里)までの独立した複数の林道をつなぎ合わせたルートの総称で総延長約60km。
 ・ 奥秩父の林道を行くこの道路は水晶の産地にちなんで 「クリスタルライン」と名づけられている。
 ・ 「みずがき山自然公園」
   ⇒ 平成13(2001)年5月20日に開催された「第52回全国植樹祭」の主会場跡地約1.1ヘクタールのエリア。
   ⇒ 瑞牆山荘から天皇陛下植樹祭会場跡地(芝生公園)までは黒森方面へ約3km。

【山名の由来】 
 ・ 山稜を三分割する「みつなぎ」の転訛説や、崖を意味する「がき」に由来する。
 ・ 『甲斐国志』では、玉塁と呼ばれる金峰山に対し、瑞塁を呼び習わしたとする説が紹介されている。
 ・ 『日本の山々』の原全教氏によると、明治時代に山梨県の武田知事が名付け親だそうだ、とある。地元では瘤岩と呼んでいた。
 ・ 麓の金山平は、武田信玄の時代に金山があり、金山千軒と称された。
 ・ 古くからの信仰の山で、洞窟には修験者の修行跡や刻字が残り、山頂の西峰には弘法岩があり、空海開山伝説も伝わる。


【登山コース 】
 ・ 
増富温泉→瑞垣山荘→瑞牆山


瑞牆山》ー3
行程  令和1年11月2日(土) 晴   往復路  : マイカー マイカー: ≫ 、 徒歩: →
 高井戸 5:00 ≫ 須玉IC ≫  8:30 瑞牆山荘P 8:40 → 9:30 富士見平小屋 9:40 → 11:10 瑞牆山 11:40 → 12:50 富士見平小屋 13:00 → 展望所 → 13:45 瑞牆山荘P  ≫ 須玉IC  ≫ 甲府南
  
《瑞牆山》
 コメント
 ・ 9年ぶりの瑞牆山登山。 今回は、夕方の富士五湖と富士山撮影のため、金峰山セットにせず、早めの下山としました。
 ・ 三連休とあって、早朝から高速道路は混雑気味、富士見山荘前の駐車場はほぼ満杯気味だったので、100m手前の空いてる駐車場に止めました。
 ・ 今年の紅葉は、天候の関係で、全国的に3週間ほど遅く、何回かの台風、長雨等の影響で、イマイチのようです。
 ・ 駐車場傍の登山口から、紅葉を眺めながら50分ほどで、カラフルなテントで満杯のテン場のある富士見平小屋に到着。
 ・ 小休憩後、ヤナギ坂を登り、天鳥川の沢まで一旦下る。
 ・ 途中、一ヶ所だけ展望の利いた、尾根のはずれにある高台で、カラマツ林等の高木の間から、荒々しい瑞牆山の岩肌景色を撮りました。
 ・ 再び登り始めすぐの休憩所を過ぎ、鉄階段を登り、更に鉄梯子階段を登り、石のゴロゴロした急坂登山道や岩場等の急登を登ると大ヤスリ岩等が見えてくる。
 ・ 大ヤスリ岩を見あげながら、黒森分岐から最後の岩場を登る。
 ・ 特徴的な大きな大ヤスリ岩を左に巻いて、大ヤスリ岩見下ろせる登山道を急登、大勢の登山者でごった返す瑞牆山頂到着。
 ・ 約30名程が、傾斜気味の適度な場所で休憩中。
 ・ 瑞牆山頂からは雲海に浮かんだ富士山がクッキリと望めました。
 ・ 更に、白銀に輝いた、北岳、間ノ岳、鳳凰が確認でき、八ヶ岳や御嶽山、中央アなどのパノラマを楽しめました。
 ・ 近場では金峰山、大日岩、八ヶ岳がハッキリ望めました。
 ・ 山頂の東側は絶壁、真下を覗き込むと足がすくむ。
 ・ 昼食休憩後、往路を引き返す。
 ・ 急坂の岩場は乾いていたので、一気に下る。濡れている時は、スリップに注意必要。
 ・ 富士見平小屋周辺の紅葉真っ盛り風景を写真撮影後、下山再開。 下山直ぐに、林道コースに入り、素晴らしい紅葉景色を写真に収めることが出来ました。
 ・ 途中にある瑞牆山展望台に立ち寄り、真近に見える瑞牆山の岩稜群を撮影、林道際の紅葉を眺めながら歩きやすい林道を進み、登山道へ入り、瑞牆山荘前の駐車場に到着。
 ・ 早めに到着後、甲府南ICから精進湖からの富士山を撮影。 
 ・ 翌朝、日の出直後の、紅富士を撮影後、花の都公園でのコスモス&富士山を撮りました。

 【注意点】
 ・ 雨天増水時は、天鳥川渡川に注意。大雨時は危険。
 ・ 急坂岩場でのスリップに注意。
 瑞牆山荘前 登山口  〃  登山口  →  富士見平
 〃  瑞牆山  〃
 ブナ林紅葉 富士見平  瑞牆山
 〃  瑞牆山 山頂 2,230m  富士山&雲海
 〃  南アルプス
 大やすり岩  〃  苔
富士見平 テン場 富士見平  マユミ
マルバダカフキ  紅葉  〃
 林道 展望所にて  〃  林道 紅葉
 〃  〃  〃
  瑞牆山荘前 登山口到着  夕方 精進湖畔  山中湖湖畔 朝紅富士
 〃  〃  山中湖 花の都公園
  

《金峰山・瑞牆山》ー2
行程  平成22年10月17日(日) 高曇のち晴   往復路  : マイカー マイカー: ≫ 、 徒歩: →
 高井戸 3:30 ≫ 須玉IC ≫  6:00 瑞牆山荘先 P 6:15 → 6:50 富士見平小屋 7:00 → 大日小屋 7:40 → 大日岩 8:10 →  砂払いの頭 → 9:55 金峰山 10:20 →  大日岩 11:40 → 大日小屋 12:00 → 12:30 富士見平小屋 12:40 → 14:05 瑞牆山 14:40 →  富士見平小屋 15:30 → 里宮神社  → 16:10 瑞牆山荘先 P 16:30 瑞牆山自然公園 17:30 ≫ 須玉IC 18:10 ≫ 高井戸 22:00

《金峰山》
【コメント】
 ・ 紅葉が始まったとの情報で、平日の休務日に予定をしていましたが、天気予報が悪く、晴れの予報の日曜日に混雑覚悟で出かけました。
 ・ 早朝出発、須玉ICで降り、増富温泉を目指して走る。明るくなった6時に、瑞牆山荘先無料大駐車場に到着。手前の駐車場は満車。 早く着いたので、まだ20台位しか駐車していませんでした。
 ・ 瑞牆山荘からの登山は、4年ぶり。 紅葉が始まった登山道を進む。
 ・ あいにく高曇りの為、紅葉の写真が鮮やかさに欠ける。
 ・ 今年の紅葉は猛暑と残暑、急な冷え込みで凍結障害で何処もイマイチ。
 ・ 約40分で富士見平小屋に到着。 空模様に変化が無くすぐには晴れそうもないので、最初の予定を変更、先に金峰山へ行く。
 ・ 富士見平小屋から金峰山方面への道を進み、木の根が露出した登山道を進み、大日小屋の前に到着。
 ・ 大日小屋を越えてると、シャクナケが目立つ。6月頃は楽しめそう。
 ・ シャクナゲ林のなか縦八丁のやや急登を登ると、大きな特徴的な大日岩の下に到着。
 ・ 展望の無い密生した樹林の中を進む。
 ・ 砂払いの頭を過ぎ、展望の利く稜線歩きとなる。稜線上に上がってからは、五丈石を眺めながら進む。
 ・ 大きな花崗岩の間の通り抜けや、よじ登りがありますが、特別危険箇所はありません。
 ・ やがて巨大なモニュメントの“五丈岩”が眼前に迫ってくると金峰山小屋との分岐があり、南側が切れた岩稜尾根を進むと、“五丈石”前の広場に到着。
 ・ リュックを置いてすぐ隣の“金峰山”へ1分で連続する大岩を飛び越えて登る。
 ・ 山頂は狭く不安定ですが、パノラマを満喫。 八ヶ岳、南アルプス、富士山までもハッキリ見えました。
 ・ 記念撮影後、五丈石前の広場へ戻り休憩。
 ・ 五丈石に登ろうと何人かが挑戦していましたが、皆途中であきらめていました。
 ・ 日曜日の秋の登山シーズン、都心から近い百名山だけあって、大勢の登山客がいました。 大部分も人は大弛峠から登って来たようです。
 ・ 薄日が次第に強くなってはきましたが、まだ直ぐにははれ上がりそうもないので、次の目的地、“瑞牆山”登山のため往路を引き返す。
 ・ 12時半に富士見平小屋に到着、直ぐに瑞牆山目指して出発。
 * 富士見平小屋からの標高差 ≒ 800m  瑞牆山荘からの標高差 ≒1,190m

 【注意点】
 ・ 急坂岩場でのスリップに注意。
 ・ 全行程対面者 : グループ 約30人、その他:約20人。

 瑞牆山荘 → 富士見平 : ミズナラ林   富士見平  〃 : マムシグサの実
 マルバダカフキ  カラマツ林  富士見平 → 大日小屋  : シカ 
  大日小屋 → 大日岩   〃   〃  : 南アルプス方向
 大日岩下部  南アルプス   大日岩
 樹林帯   大日岩 → 砂払いの頭    〃 
 大日岩 → 砂払いの頭  〃    : 瑞牆山  〃  : 
 砂払いの頭 → 金峰山小屋分岐点 富士山  〃  〃   :  金峰山方向  ナナカマドの実
 金峰山方向 : 砂払いの頭 → 金峰山小屋分岐点  金峰山小屋分岐点  金峰山小屋分岐点 → 金峰山
  →  金峰山 
 金峰山 山頂  〃  〃 前のトンネル
  金峰山 山頂からの富士山  五丈岩  〃
 五丈岩前広場より、富士山  五丈岩前広場より、八ヶ岳方向   五丈岩
 五丈岩前広場の方位版  イワカガミの紅葉
 ゴゼンタチバナの紅葉  ドウダンツツジ  〃
 千代ノ吹上   ナナカマド  
 コケ  樹林帯  〃
ミズナラ林   カエデ  マユミ
富士見平  富士見平  金釜山 山頂

《瑞牆山》
 コメント
 ・ 富士見平小屋からヤナギ坂を登り、天鳥川の沢まで一旦下る。
 ・ 途中、カラマツ林等の高木の間から、荒々しい瑞牆山の岩肌が僅かに望めますが、ハッキリ見られる場所は、1ヶ所しかありませんでした。
 ・ 再び登り始めたすぐの場所が休憩所。
 ・ 鉄階段を登り、更に鉄梯子階段を登り、石のゴロゴロした急坂登山道や岩場等の急登が続く。
 ・ やがて大ヤスリ岩等が見えてくる。
 ・ 大ヤスリ岩を見あげながら、黒森分岐から最後の岩場を登る。
 ・ 特徴的な大きな大ヤスリ岩を左に巻いて、大ヤスリ岩見下ろせる登山道を急登。
 ・ アズマシャクナゲの群生地を通過、尾根に出ると、右折約5分で瑞牆山頂到着。
 ・ 広い岩からなる山頂に到着。瑞牆山頂からは富士山、八ケ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰、金峰山、御嶽山、中央アなどのパノラマを楽しめました。
 ・ 近場では金峰山、大日岩、八ヶ岳がハッキリ望めました。 富士山も比較的ハッキリ見れました。。
 ・ 山頂の東側は絶壁、真下を覗き込むと足がすくむ。
 ・ 帰路、往路を引き返す。
 ・ 急坂の岩場は乾いていたので、一気に下る。濡れている時は、スリップに注意必要。
 ・ 富士見平小屋からすぐ先で、途中にある瑞牆山展望台に立ち寄るため、林道への道へ右折。
 ・ 紅葉を眺めながら歩きやすい林道を進む。
 ・ 展望台から、若干ガスが懸った瑞牆山を撮影。
 ・ 駐車場に到着、休憩後、近くの“みずがき山自然公園”へ移動。
 ・ “みずがき山自然公園”は第52回全国植樹祭(2001年5月20日)の跡地で、非常に広く、瑞牆山を正面に臨める、素晴らしく整備された植物公園でした。
 ・ 石碑には天皇陛下と皇后陛下が植樹された樹木などが記されていました。
 ・ 夕方になってガスが完全に消え、夕焼けも綺麗に現れました。
 ・ 人気ないなくなった広い芝生で静寂な雰囲気を味わった後、車に戻り、帰路に着く。
 ・ 登山道は明瞭、特に危険箇所はありませんでしたが、急坂の岩場の下りは注意が必要です。
 ・ 標高差 ≒ 720m 累積差≒850m

 【注意点】
 ・ 雨天増水時は、天鳥川渡川に注意。大雨時は危険。
 ・ 急坂岩場でのスリップに注意。
 ・ 全行程対面者 : グループ 約50人、単独:約10人。

 瑞牆山  〃  天鳥川の沢 → 瑞牆山
天鳥川の沢 → 瑞牆山  〃  〃  シラカバの紅葉
 タマゴタケ  (チチタケ)  ベニテングタケ
 天鳥川の沢 → 瑞牆山 : カエデ   〃    : 富士山  大ヤスリ岩
 大ヤスリ岩 脇  大ヤスリ岩   大ヤスリ岩 → 山頂
 瑞牆山 山頂より、  瑞牆山 山頂より、下界   瑞牆山 山頂より、下界 大ヤスリ岩
 瑞牆山 山頂より、下界  〃    : 富士山  瑞牆山 山頂より、南アルプス
 瑞牆山 山頂  〃  金峰山方向 近景  〃   〃
 瑞牆山 山頂  大ヤスリ岩  〃
 トンネル  苔  展望台からの瑞牆山
 富士見平のミズナラ林  〃  カエデ  〃
 林道沿いの紅葉  展望台からの瑞牆山  林道沿いの紅葉
 駐車場  第52回全国植樹祭(2001年5月20日)の石碑  「みずがき山自然公園」の芝生、瑞牆山
 「みずがき山自然公園」  〃 シラカバ林  ニシキギの実
みずがき山自然公園からの瑞牆山  みずがき山自然公園からの瑞牆山  瑞牆山北稜冨士岩
 瑞牆山主峰十一面岩  みずがき山自然公園の夕焼け  〃
 〃  〃

《金峰山》 -3

行程  平成22年 6月4日(金) 晴   往復路  : マイカー マイカー: ≫ 、 徒歩: →
 永福 5:00 ≫ 勝沼IC 6:30 ≫  9:20 大弛み峠 P 9:30 → 10:00 朝日峠 → 10:25 朝日岳 → 11:05 賽ノ河原 → 11:15 金峰山 12:10 → 賽ノ河原 → 朝日岳 →  朝日峠 → 13:40 大弛み峠 P 14:00 ≫ 勝沼IC ≫ 高井戸 17:00

 コメント
 ・ 4年ぶりの金峰山登山。今度は一番楽な大弛み峠からの登山です。
 ・ 勝沼ICから411号線→140号→林道川上牧丘線を走っていくと、工事中で通行止め、10K戻って迂回路の牧丘役場まで戻って林道杣口(そまぐち)線で、ようやく1時間以上遅れて大弛み峠の駐車場に駐車。
 ・ 途中、ブナ、ナラ、カラマツ等の若葉が太陽光線を浴び、萌えるように輝いている光景に、何回も思わず車を止めて見入っていました。
 ・ 駐車場は平日でしたので、5台しか駐車していませんでしたが、週末は駐車場がすぐに約30台で満杯となり、部分的に広めの道路に駐車するようです。
 ・ 駐車場は整然と整備され、トイレも綺麗でした。
 ・ 東側の「国師ヶ岳」へセットで登る人もいますが、今回は到着が大幅に遅れたため、金峰山だけにしました。
 ・ 出発してすぐに、残雪が続いていましたが、ザラメ状のためアイゼン不要で、特に危険な個所はありませんでした。5月中旬まではアイゼン必要かも?。
 ・ 30分程、見晴らしのないシラビソの樹林帯の中の階段状の登り道を進む。
 ・ 一旦少しだけ下った小さな鞍部の展望のない朝日峠に到着。
 ・ 更に20分程進み標高2500m付近になって、やっと森林限界を超え樹林が途切れ展望がきいてくる。快晴なら富士山が見えるはず。 岩場が現れ、展望が良くなり2,579mの朝日岳に到着。
 ・ 朝日岳は樹林に囲まれ展望はありませんが、少し進むと展望が開け、鉄山から金峰山まで続く稜線が見事に見渡せました。
 ・ 一旦ガレ場の急坂を下り、鉄山を北側に巻き、ハイマツ帯を進んでいくと、岩がゴロゴロした賽ノ河原に到着。
 ・ 賽ノ河原からは特徴的な水牆山の岩峰や八ヶ岳がクッキリト見渡せ写真撮影。
 ・ 10分程で巨岩がゴロゴロした金峰山に到着。
 ・ シンボルの五丈岩が全貌を現し、大きく聳え立っている。山頂からの展望はバツグンで、360度の大展望を味わった後、すぐ西隣にある“五丈岩”に向かう。
 ・ 五丈岩は、(高さは5状(約15m)あるので名づけられた)自然に形成された大岩が積み上がったような岩。
 ・ 1分程で広場に到着。ここにも立派な山頂の標識と、大理石作りの立派な方位・俯瞰図がある。
 ・ 前回と同様、五丈岩へ登り始めましたが、7割位のところで足場が見つからづ下降時の体制確保が危険なため引き返しました。
 ・ ロープ、ザイル等装備して登り終わった人がいました。
 ・ 西方面には、特徴的な岩峰の瑞牆山(2230m)が太陽に照らされて浮き上がって小さく見え、その背後には八ヶ岳の主峰群がはっきりと見渡せる。
 ・ 北方には奥秩父の山々が続いて見え、展望のよさを満喫。
 ・ 充分景色を堪能した後、下山開始。
 ・ 下山は、往路を約1時間半で一気に戻る。

 アヤメ  : 塩山 → 大弛峠  ショウブ : 〃  〃
 林道川上牧丘線 : 大弛峠 前  〃   桐の木の花  〃
 〃  藤の花  〃  〃
 〃  〃  〃  下弦の月
 〃  〃 ツツジ  〃
 〃  大弛峠 → 朝日峠  朝日峠
 朝日岳直前  朝日岳  朝日岳 → 賽ノ河原
朝日岳 → 金峰山山頂  〃   五丈岩  賽ノ河原
 金峰山五丈岩前広場   金峰山山頂より水牆山  金峰山山頂直下のトンネル
 金峰山山頂  〃  〃
五丈岩  金峰山山頂直下  金峰山山頂
  大弛峠    シャクナゲ : 大弛峠 付近    ツツジ  ; 〃


《金峰山・瑞牆山》ー1
行程  平成18年10月27日(金) 曇、晴間   往復路  : マイカー マイカー: ≫ 、 徒歩: →
 高井戸 3:30 ≫ 韮崎IC ≫  6:10 瑞牆山荘先 P 6:30 → 7:10 富士見平小屋 7:15 → 8:40 瑞牆山 9:00 → 9:50 富士見平小屋 10:00 → 大日小屋 →  砂払いの頭 → 12:45 金峰山 13:15 → 14:20 大日小屋 → 15:15 鷹見岩 15:30 → 16:00 富士見平小屋 → 里宮神社  → 16:30 瑞牆山荘先 P 16:45 ≫ 韮崎IC ≫ 高井戸 19:40

《瑞牆山》
 コメント
 ・ 韮崎ICから県道141号線、23号線(増富ラジウムライン、舗装された林道を快適に走り、約33k50分位で、瑞牆山荘先の駐車場に駐車。
 ・ 平日の早朝の為、手前の駐車場にまだ2台のみ。周辺計約200台駐車可能。
 ・ 単独の先客と話しながらが、富士見平小屋まで同行。広く歩きやすい、明るい登山道を登る。
 ・ 紅葉が最盛期。晴れ間があるが早朝の為、日差しが木々をまだ照らさないので写真は撮らず。
 ・ 富士見小屋西側からは、山荘西側からの瑞牆山登山道を登る。後で登る金峰山は、小屋前からの東側への登山道を進む。 
 ・ 見通しの悪い登山道を下る。途中、樹林の切れ目が天鳥川の手前に2箇所あり、荒々しい瑞牆山の岩肌を望めた。
 ・ 天鳥川渡川後、急登となり、大ヤスリ岩等が見えてくる。
 ・ 特徴的な大きな大ヤスリ岩を左に巻いて、大ヤスリ岩見下ろせる登山道を急登。
 ・ 広い岩からなる山頂に到着。大パノラマを満喫。
 ・ 八ヶ岳、南アルプス、富士山、金峰山、大日岩など見えた。特に八ヶ岳がハッキリ望めた。富士山は雲に隠れ中間部分のみの展望。
 ・ 山頂の東側は絶壁、真下を覗き込むと足がすくむ。
 ・ 帰路、往路を引き返す。
 ・ 急坂の岩場は乾いていたので、一気に下る。濡れている時は、スリップに注意必要。
 ・ 富士見平小屋周辺のカラマツの紅葉が見頃。富士見平小屋〜瑞牆山間の紅葉写真撮影適地は天鳥川渡川地点のみでした。
 ・ 富士見平小屋から次の目的地、金峰山へ。
 ・ 金峰山登頂後、富士見平小屋に戻ると、ほぼ快晴になったので富士見平から、林道経由で駐車場にもどる。
 ・ 途中、絶好の撮影場所(里宮神社入口から少し上流、電波塔すぐ先)から瑞牆山を撮影。あいにく山頂部分のみガスがかかって晴れませんでしたが、カラマツの紅葉が見事でした。
 ・ 都心から近い百名山だけあって、平日でも結構登山客がいました。
 ・ ぬかるみ、下草等なく、スパッツ不要でした。
 ・ 登山道は明瞭、特に危険箇所はありませんでしたが、急坂の岩場の下りは注意が必要です。
 ・ 標高差 ≒ 720m 累積差≒850m

 【注意点】
 ・ 雨天増水時は、天鳥川渡川に注意。大雨時は危険。
 ・ 急坂岩場でのスリップに注意。

 ・ 全行程対面者 :  小グループ 約20人、単独:約10人。

1.瑞牆山登山口 2.富士見平小屋 3.富士見平小屋 〜 天鳥川 より 
4.富士見平小屋 〜 天鳥川苔生した岩 5.大ヤスリ岩 6.大ヤスリ岩
7.大ヤスリ 〜 岩瑞牆山 8.瑞牆山 山頂より、金峰山方面 9.
10.瑞牆山 山頂より富士山  11.瑞牆山 山頂 12. 瑞牆山 山頂より八ヶ岳
13.天鳥川渡川地点〜大ヤスリ岩 14.天鳥川渡川地点〜大ヤスリ岩 15.天鳥川渡川地点より
16.富士見平への林道より瑞牆山 17.富士見平への林道にて 18. 〃

金峰山》-2

【コメント】
 ・ 都心から近い百名山だけあって、平日でも結構登山客がいましたが、瑞牆山よりはやや少なめでした。  
 ・ 富士見平小屋から金峰山方面への道を進み、木の根が露出した登山道を進み、大日小屋の前に到着。
 ・ 縦八丁のやや急登を登ると、大きな特徴的な大日岩の下に到着。
 ・ 展望の無い密生した樹林の中を進む。
 ・ 砂払いの頭を過ぎ、展望の利く稜線歩きとなる。
 ・ 大きな花崗岩の間の通り抜けや、よじ登りがありますが、特別危険箇所はありません。
 ・ やがて巨大なモニュメントの“五丈岩”が眼前に迫ってくると金峰山小屋との分岐があり、一息で山頂に到着。
 ・ 一時ガスに覆われましたが次第に晴れ間が出てきて、展望を味わえた。
 ・ 特徴的な“五丈岩”に登っていた若者がいました。 当方は降りる時危険と判断、登りませんでした。
 ・ 帰路、展望バツグンの穴場、“鷹見岩”に立ち寄り素晴らしい展望を味わうことが出来ました。
 ・ “鷹見岩”へは、本道から往復約20分。 天候が良ければお勧めです。

 ・ ぬかるみ、下草等なく、スパッツ不要でした。
 ・ 登山道は明瞭、特に危険箇所はありませんでしたが、急坂の岩場の下りは注意が必要です。
 ・ 富士見平小屋からの標高差 ≒ 800m  瑞牆山荘からの標高差 ≒1,190m

 【注意点】
 ・ 急坂岩場でのスリップに注意。
 ・ 全行程対面者 :  小グループ 約15人、単独:約5人。

1.大日岩 2.大日岩 〜 砂払いの頭の樹林帯 3. 〃
4.苔生した倒木 5.砂払いの頭 〜 千代の吹き上げ 6. 〃
7.千代の吹き上げ 〜 金峰山 8.五丈岩 9.金峰山頂上
10.金峰山頂上 11.金峰山頂上東側にある潜り抜け道。 12.千代の吹き上げ
13.鷹見岩より瑞牆山 14.   〃  15.〃 砂払いの頭方面
16.鷹見岩より金峰山方面 17.  〃       18.大日小屋〜富士見平小屋:マムシグサの実
19.  〃 20. 〃

67.〜69 甲武信岳、金峰山、瑞牆山 -1   

行程  平成6年5月31日(火)〜6月1日(水)   往復路  : 電車  マイカー: ≫ 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: →
@ 川崎 5:18 ⇒⇒ 6:11立川 6:23 ⇒⇒ 6:40 高尾6:45 ⇒⇒ 8:35 韮崎 8:58 ⇒ 10:03 増富温泉 → 木賊 → 瑞牆山荘 11:10→ 11:45 富士見平 → 12:45 瑞牆山 13:15 → 16:10 金峰山 → 17:00 朝日岳 → 17:50 大弛み小屋 泊
A 大弛み小屋 4:45 → 5:00 北奥千丈岳 5:15 → 5:25 国師岳 5:40 → 9:35 甲武信岳 9:50 → 11:15 西破風山 → 11:55 雁坂嶺 12:10 → 14:40 新地平 ⇒  15:35 塩山 15:48 ⇒⇒ 17:20 立川 ⇒⇒川崎

 コメント
  ・ 秩父連山の明峰 西側から、“瑞牆山”、“金峰山”、“甲武信岳”を縦走、シャクナゲ・ツツジを鑑賞できた。
  ・ シャクナゲの最盛期は6月上旬。
  ・ 全コース登山道は明瞭、瑞牆山は岩場があり、かなりの急登がありますが、補助的にハシゴ、ロープがあり、特別危険箇所はありません。

1.瑞牆山 山頂 (2,230m) 2.瑞牆山 → 金峰山 : アズマシャクナゲ 3. 〃  アカヤシオツツジ
4.金峰山 五丈岩   (2,595m) 5.北奥千丈岳山頂より 金峰山 6.雁坂嶺
7.甲武信岳(2,475m) 8.倒木(国師岳 → 甲武信岳間) 9.雁坂峠 付近