関 東 | 39 | 武尊山 | ほたかやま | 2,158m | 2013 平成25年10月13日(日) 1997 平成 9年10月29日(水) |
単独 〃 |
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39. 武尊山
【 武尊山 】(ほたかやま)
・ 群馬県利根郡みなかみ町、川場村、片品村の境にある標高2,158mの成層火山である。
・ 北アルプスの穂高岳と区別するため、上州武尊山とも呼ばれる。 日本百名山及び新・花の百名山に選定されている山である。
・ 武尊山は、新生代第三紀の終わりから第四紀の初め頃に火山活動があった。
・ 八つの主な峰からなる。山頂には、一等三角点が設置されている。
・ 標高2,000m以上では唯一、国立、国定、県立のあらゆる自然公園に含まれていない山岳でもある。
・ 武尊と書いて「ほたか」と読ませるが、北アルプスの穂高岳と混同しないよう、上州武尊山と呼ぶのが通例である。
・ 山名を見てすぐわかるように、神話の日本武尊東征伝説と深いつながりのある山である。
・ 成因は火山で、膨大な山容を横たえ、頂稜部は多くの峰に分かれ、谷川連峰とは利根川を隔てて東側に独立王国を築いている。
・ 森林限界は2000m前後と高いが、それを抜け出た頂稜は岩稜が目立ち、眺望は見事である。
【 山名のいわれ 】
・ 日本武尊が東征を祈り登ったという伝説に由来すると言われる信仰の山。
・ ホは突き出たもの、タカは高い山の意。全体で高く突きだした山の意。
・ ホタカの神の信仰による説もある。
・ 日本武尊東国遠征によるとの説もある。 頂上には高さ四尺くらいの銅像が立っているが、それは日本武尊を現したものである。
【 登山コース 】
* 裏見ノ滝コース : コースタイム=6時間50分
標高差=1060m、 累積標高差=1307m
* 裏見ノ滝 → 剣ヶ峰山 → 武尊山 → 手小屋沢避難小屋 → 裏見ノ滝。
* 裏見の滝駐車場(無料50台位駐車可。トイレあり)。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)。
武尊山−2
行程 | 2013(平成25年) 10月13日(日) 晴後曇り・ガス | 往復路 : マイカー | マイカー:≫、 徒歩: → |
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@ | 練馬IC 4:40 ≫ 水上IC 6:40 ≫ 7:20 裏見ノ滝P 7:30 → 須原尾根分岐 8:15 → 手小屋沢 9:00 → 10:50 武尊山(沖武尊)山頂 11:10 → 12:20 剣ヶ峰山頂 12:40 → 武尊沢渡渉点 → 須原尾根分岐 14:20 → 15:00 裏見ノ滝 P ≫ 老神温泉 泊 | ||
A | 老神温泉 5:50 ≫ 林道入口6:00 → 7:10 皇海橋P 7:20 → 二俣 → 8:50 不動澤のコル 9:00 → 9:40 皇海山 山頂 10:10 → 10:50 不動澤のコル 11:00 → 二俣 → 12:20 皇海橋P 12:40 ≫ 13:50 老神温泉:吹割の滝 15:00 ≫ 沼田IC 15:40 ≫ 練馬IC 20:00 |
【 コメント 】
・ 計画していた『上高地→西穂→ジャンダルム→奥穂高→槍ヶ岳→上高地』は、天候不良の予報の為延期、代わりに紅葉真っ最中の山として暫く登っていなかった上州の武尊山と、皇海山登山に変更。
・ 関越水上ICを出て、R291→R63、二つ目のトンネルを標識に従って右折、ICから最後まで走り易い舗装路を約25kmで宝台キャンプ場先の、裏見の滝駐車場に到着、九割ほど埋まってました。(約50台可)
・ 武尊神社にお参りし、秋晴れの中出発。
・ ゲートを越えて、林道風の緩やかな登り道を40分程進むと、須原尾根分岐に到着。
・ ガイドブックのお勧め通り、時計方向に、手小屋沢方面へ向う。
・ 樹林帯の切れ目から獅子ヶ鼻山が見れれ、少ないながらところどころ紅葉が見られました。
・ 手小屋沢尾根尾根で小休憩、すぐ先の眼下にアルミのカマボコ状の手小屋沢避難小屋が目に止まる。
・ やがて泥と木の根の歩き難い登山道となり、“行者ころげ”と呼ばれる鎖・梯子・ロープなどが五ヶ所ある急登岩場を登る。
・ 足場がシッカリしているので、特別危険な個所はありませんでした。
・ ハイマツ帯を過ぎると“沖武尊”に到着。
・ やや広い山頂で、視界が良ければ燧ケ岳・日光連山・谷川岳などが見れるはずですが、ガスぎみでぼんやりしか見れなくて残念。
・ 青空が現れるのを待ってましたが、なかなか晴れず残念。
・ 山頂にはかっこいい標識や石碑や一等三角点などがありました。
・ 休憩後、剣ヶ峰へ向う。 多少の紅葉とハイマツ、シャクナゲ、笹などが生えた快適な稜線を歩き、やがて剣ヶ峰山に到着。
・ 尾根道はシャクナゲが多いので花の時期は素晴らしい山行が望めそうです。
・ 剣ヶ峰山山頂まであと100mの標識のある分岐点に到着、やや急登の後、剣ヶ峰山山頂に到着。
・ 山頂は大変狭いので混雑時は休憩しにくいですが、一人しかいませんでしたので、少し先の下界の展望が素晴らしい場所まで進み休憩。
・ 分岐点まで戻って、タカオドシ沢の下山を開始。
・ この区間は、約300mの下降で滑り易い泥道で、岩と木の根が混然とあり大変歩きにくかった。
・ スパッツをしないとズボンが泥だらけになります。
・ やがて沢の音が聞こえてくると傾斜が緩くなり、悪路も少なくなりほっとしましたが、気が緩んだ途端泥道で、スリップ、右足で踏ん張り尻もちせず手も着かずに態勢維持できましたが、軽い肉離れになってしまいました。 尻もちつけば何でもなかったのですが。
・ すぐに須原尾根分岐に到着。林道風の道を、青空が広がって紅葉が綺麗に見え始めた風景を眺めながら、駐車場へ向う。
・ 駐車場に到着、武尊神社にお礼参り後、宝台キャンプ場に立ち寄りシラカバ林を散策。 明日“皇海山登山”の為、今夜の宿の老神温泉へ向う。
【注意箇所】
・ “行者ころげ”と、剣ヶ峰からのタカオドシ沢の下山時、スリップに注意。
・ 泥だらけになるので、スパッツ必携。
5:26 日の出前 | 5:57 日の出 | 山頂に湧く雲&朝日 |
裏見ノ滝駐車場の案内板 | 登山口 | 7時30分の駐車場 |
武尊神社 | 〃 | 獅子ヶ鼻山方面 |
須原尾根分岐 | 「感謝平」 | 武尊神社下降点 |
倒木&苔 | 倒木のキノコ | キヌガサソウ |
獅子ヶ鼻山方面 | 紅葉 | 〃 |
行者ころげ 急登個所 | 〃 | 〃 |
〃 | ナナカマドの実 & 鳥 | 行者ころげ 急登個所 |
行者ころげ 通過 | ナナカマド | 行者ころげ → 藤原武尊 |
行者ころげ → 藤原武尊 | 〃 : コケモモの実 | 〃 : 剣ヶ峰山方面 |
行者ころげ → 藤原武尊 :藤原湖 | 武尊山 山頂 | 武尊山 山頂 三角点 |
武尊山 山頂 | 剣ヶ峰分岐点 | 中ノ岳方面 |
オオカメノキの紅葉 & 実 | 武尊山方面 | 〃 沖武尊方面 |
コケ | 剣ヶ峰 山頂 2,020m | 剣ヶ峰 山頂より 藤原湖 |
剣ヶ峰 山頂より中ノ岳方面: シャクナゲ群生 | 剣ヶ峰 山頂より 牧場方面 | |
剣ヶ峰 山頂より武尊方面 | 〃 〃 | 〃 谷間の紅葉 |
剣ヶ峰 → 須原尾根分岐 | 〃 | 〃 泥だらけの下山路 |
〃 : (ムシカリ?) | 〃 : モミジ | 〃 キノコ |
須原尾根分岐 | 須原尾根分岐 → ゲート : ツタ | 〃 : シラカバ |
〃 : モミジ | 〃 セリ | 〃 ススキ |
宝台キャンプ場 シラカバ林 | キャンプ場 → 水上 :キク | 〃 :ノコンギク |
〃 : ダリア | 〃 : アジサイ | 〃 : ノコンギク |
〃 シュウメイギク & キクイモ | 〃 〃 |
武尊山−1
行程 | 1,997(平成9年) 10月28日(火)快晴 〜 10月29日(水)快晴 | 往復路 : マイカー | マイカー:≫、 徒歩: → |
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@ | 練馬IC 5:00 ≫ 7:30 沼田IC ≫ 8:00 吹き割りの滝 ≫ 追貝 10:00 ≫ 11:00 皇海橋 P → 13:00 皇海山 山頂 13:50 → 15:20 追貝 ≫ 老神温泉 泊 | ||
A | 老神温泉 8:30 ≫ 9:40 東俣駐車場 10:00 → 10:15 三合平 → 高山平 → 12:50 → 武尊山 山頂 13:30 → 15:10 東俣駐車場 ≫ 沼田IC 16:40 ≫ 練馬IC 19:30 |
コメント:
《皇海山》
・ 追貝からは未舗装の“栗原川林道”を、皇海橋 Pまで、約23km約1時間かかって到着。
・ 紅葉は真っ盛りでした。
・ 展望は不動沢のコルからしばらく登った付近が良い。
・ 山頂からの展望は樹林の隙間から少々。
・ 全行程対面者 : 約10人。
《武尊山》
・ 武尊牧場からのピストン。このコースは他より登り易い。
・ 特に危険な箇所は有りません。
・ 多種多様な高山植物が咲く季節にもう一度、武尊神社からのコースで登山してみたい。
・ 沖武尊山頂からの展望は素晴らしい。
1.吹き割りの滝 | 2.栗原川林道より | 3.栗原川林道より |
4. 〃 (もみじ) | 5. 〃 (もみじ) | 6. 〃 (唐松) |
7.皇海橋 P前の登山口より皇海山 | 8.皇海山 山頂 | 9.皇海山 山頂付近より鋸山 |
1.東俣駐車場 → 中ノ岳付近 | 2. 〃 | 3. 〃 |
4. 〃 | 5.〃 | 6.武尊山 山頂 |
7.武尊山 山頂より谷川岳方向 | 8.武尊山 山頂より中ノ岳方向 | 9.武尊山 山頂付近 |
10.武尊山 山頂付近より剣が峰方向 | 11.中ノ岳のクサリ場 | 12.武尊牧場付近のシラカバ林 |