登山記録・写真         
  


関 東 36  男体山  なんたいさん  2,486m  2022 令和 4年 8月 3日(水)
 2020 令和 2年10月31日(土)
 2013 平成25年8月12日(月)
 2008 平成20年7月30日(水)
 1992 平成 4年9月22日(火)
単独

【 男体山 】

《男体山(なんたいさん)》
 ・ 栃木県日光市にある標高2,486mの火山。 三角点は、2,484m。  二荒(ふたら)山・黒髪(くろかみ)山とも。 二荒(ふたら)山,日光山,黒髪山ともいう。
 ・ 北東には大真名子(おおまなご)山(2375m),小真名子山(2323m),女峰(によほう)山(2464m),赤薙(あかなぎ)山(2010m),北西には太郎山(2368m),山王帽子(さんのうぼうし)山(2085m)が連なり,戦場ヶ原,湯ノ湖を隔てた白根山(日光白根)などとともに日光火山群を形成する。  山体は日光国立公園に属す。
 ・ 日光市街地からいろは坂を登った、中禅寺湖の北岸に位置する。
 ・ 関東地方有数の高山であり、成層火山らしい円錐形の大きな山体は関東一円からよく望まれる。
 ・ 古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂には日光二荒山神社の奥宮がある。
 ・ 中禅寺湖は男体山の噴火により川が堰き止められてできた湖で、流出口に当たる華厳滝は日本三大瀑布として知られている。
 ・ 山の標高は2,484mと言われていたが、再度調査した結果、2,486mであるとされるようになった。
 ・ 日光火山群のうち噴出時期が比較的新しく、近年の調査では最後の噴火は約7000年前ともいわれ、活火山に加えるべきとの意見もある。
 ・ 中禅寺(ちゅうぜんじ)湖や華厳(けごんの)滝はこの火山の噴出物により形成された。
 ・ 山頂の直径約800mの旧火口の北部は爆発で崩壊したもの。
 ・ 日光国立公園を代表する景勝地で、深田久弥(ふかだきゅうや)「日本百名山」の一つ。
 ・ 古くから修験(しゅげん)道の霊山で、開山は約1200年前と伝えられる。(男体山は勝道上人が開山してから、2012年で1230年。
 ・ 南麓(なんろく)に二荒山神社中宮祠(ちゅうぐうし)、頂上にその奥宮がある。
 ・ 2012年10月13日、男体山の山頂にシンボルの大剣が復活。 ステンレスの板を大剣の形にくりぬき、表面にクロムメッキを塗って日本刀のように仕立てた。
 ・ 東日本大震災で倒壊した石鳥居と腐食と落雷で折れた大剣が新調され、2012年10月13日に奉納された。 
 ・ この大剣草は、薙の剣の御霊分けがされ、魂が込められている。
 ・ 東から南西に向けてのライン: 奥州三大霊場の一つ金華山 ― 男体山 ― 赤城山 ― 伊勢神宮 ― 那智滝 ― 奄美大島(沖縄)は、完璧な鬼門ラインになっている。
 ・ 男体山の登拝期間 :  4月25日が開山。 11月11日が閉山。 
         (〜フリー事典等より)


【 山名の由来 】  ・・・同じ山続きの東北側の女峰山との対で付けられたものと考えられる。



36. 男体山-5

行程  2022 令和 4年 8月 3日(水) 晴れ 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
A  老神温泉 ≫ 中禅寺湖畔 二荒山神社中宮司P 9:50 → 四合目 11:00 → 13:10 男体山 山頂 13:20 → 15:30 中禅寺湖畔散策 17:00 ≫  清滝IC ≫ 大井IC 20::00

【 コメント 】
 ・ 前日に日光白根山登山、老神温泉に宿泊。
 ・ 朝食後、8時過ぎに出発。10時頃二荒山神社中宮司の駐車場に到着。
 ・ 開門は6時からで、入山登拝料千円を払い、お守りを頂く。(登拝期間は、4.25〜11.11)
 ・ 3合目で林道を進み、6つ目のヘアピンカーブで4合目で、鳥居を潜り登山道に入る。
 ・ 避難小屋のある5合目から、大岩が多いほぼ直登が続くので、ユックリペースで、登りました。
 ・ 7合目の鳥居を過ぎると、急な登りとなり、8合目の龍尾神社に到着。眼下の中禅寺湖を眺めながら、一休憩。
 ・ やがて森林限界を過ぎ、視界が開けると石碑の建つ九合目で、火山岩赤砂礫のザレ場となる。
 ・ 赤茶けた登山道を登り切ると、山頂到着。
 ・ 「二荒山神社の奥宮」と“二荒山大神”の像と一等三角点と標識があり、記念撮影しました。
 ・ 展望抜群で、眼下に中禅寺湖が広がっていました。
 ・ 山頂付近は、強風で、寒かったので、神社の横の風のない場所で、休憩。
 ・ 下界は晴れているようですが、山頂付近は、時折小雨がパラつく天候なので、小休憩後、すぐに往路を忠実に戻りました。
 ・ 帰路、華厳の滝方面への林道を進み、中禅寺湖湖畔等を散策しました。
 * 危険個所:浮石と、ガレ場注意。 雨天後の赤土スリップ注意。
 * 週末は、いろは坂が大渋滞するようで、金精峠を越えて、沼田ICから関越道で帰る方が早いようです。

 二荒山神社 牛石  二荒山神社  〃 さざれ石
 案内板  〃  二荒山神社
 顕彰碑  金運龍像  鹿像
 1合目  キノコ  4合目
 ソバナ  ドウダンツツジの紅葉  7合目付近
 八合目  火山岩  男体山山頂 奥宮神社
 二荒山大神 御神像  〃  二荒山神社・太郎山神社
 ハンゴンソウ  オンタデ  ホトトギス
 キノコ  華厳の滝  日光自然博物館の熊像
 鳥居 男体山   中禅寺湖畔ボート

  


36. 男体山-4

行程  2020 令和 2年10月31日(土) 晴れ 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
日帰り ≫ 清滝IC ≫ ≫ 光徳入口 ≫ 志津乗越P 10:15 → 五合目 12:30 → 13:50 男体山 山頂14:20 → 志津乗越P 16:30≫戦場ヶ原 18:00 ≫ 沼田IC ≫ 練馬IC 21:00

【 コメント 】
 ・ 前日に筑波山登山、鬼怒川周辺散策後鬼怒川温泉に宿泊。
 ・ 朝は強風で、山頂に雲がかかっていたので、バイキングの朝食をしっかり摂ってからの、超遅めの出発。
 ・ 紅葉は終わりかけですが、平日にもかかわらず、イロハ坂で渋滞。 
 ・ どこの駐車場も満車状態で、残念ながら車を止めての景色撮影は出来ず、目的地の、志津峠へ向かう。
 ・ 途中、戦場ヶ原の三本松駐車場に立ち寄って、カラマツ林等を撮影。
 ・ 終点の飯場跡Pに10時過ぎに到着。 9年前は約4K先の志津峠Pがありましたが今はここ迄。 ほぼ満車状態でした。 
 
・ バリケードを越えて、上り坂の広目の舗装林道を歩くこと約2km先で太郎山分岐を過ぎ、紅葉がまだ見頃なカラマツ林を眺めながら更に2km程進むとやがて、志津峠分岐に到着。
 ・ 右側に登山口表示がある男体山登山道を進むと、すぐに志津小屋(避難小屋)があり、所々浸食で深く抉れた登坂の登山道を進む。
 ・ 約10分毎に、合目表示があり、ペースの目安になります。
 ・ 0合目:11:30、1合目:11:40、2合目:11:55、3合目:12:05、5合目:12:30、6合目:12:45、8合目:13:15、9合目:13:35、頂上:13:50。(4,7合目標識見当たらず)。
 ・ こちらの登山道も表登山道と同様に、かなり侵食されて、狭く深く浸食された部分があるごとに、脇道へ上がりますが、落ち葉で分かりにくい箇所が多かったですが、リボンテープどおりに進めば、大丈夫でした。
 ・ 浸食部分は、赤土ですが、乾いており、スリップしませんでしたが、雨天直後は滑りやすい状況で、今回は、登山道の両サイド側面には、霜柱が密集してました。
 ・ 二ヵ所、登山道脇まで浸食が進み、ガレ場の斜め斜面となり、張られた長いロープを掴まりながら、安全を確保して進む箇所がありました。
 ・ やがて森林限界を過ぎ、視界が開けると九合目で、緩やかになり、やがてまばゆく輝いた細長い神剣が天に向かってる光景が目に入り、目を見張りました。
 ・ すぐ下方に「二荒山神社の奥宮」と“二荒山大神”の像と一等三角点と標識があり、記念撮影しました。
 ・ 展望抜群で、西日に輝いた中禅寺湖が眩く光ってました。
 ・ 山頂には、まだ多数の登山者が残ってました。
 ・ 休憩後、往路を忠実に戻りました。
 ・ 裏登山道は、利用者が少ないので、静かな登山を満喫出来ました。
 ・ 帰路、中禅寺湖〜いろは坂間の渋滞が超激しかったので、金精峠を越えて、沼田ICから関越道で渋滞全くなく帰宅しました。
 * 危険個所:8合目付近のガレ場注意。 雨天後の赤土スリップ注意。

 鬼怒川温泉  滝見公園  鬼怒川温泉 滝見吊橋  〃
 〃  もみじ  ホテル部屋からの景色
 宿泊ホテル  奥日光入口  男体山
 戦場ヶ原  カラマツ林  〃
 志津峠  (裏)登山道 一合目  キノコ(スギヒラタケ)
 霜柱  浸食激しくなった登山道  〃  登山道脇の崩落個所
 太郎山方面   登山道  山塊浸食・崩落
 湯ノ湖  中禅寺湖  男体山 山頂の鳥居と石碑
 男体山 山頂 二荒山神社の御神像  男体山 山頂の鐘。           男体山 & アニマル軍団 & ピカチュウ軍団
 男体山 山頂の神剣  赤く焼けた溶岩  カラマツ林
 夕方の戦場ヶ原からの男体山  夕方の星空  戦場ヶ原にて 男体山: 17:46



36. 男体山-3

行程  2013 平成25年8月12日(月) 晴れ 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
日帰り  大井IC 3:10 ≫ 清滝IC ≫ 5:30≫ 光徳入口 ≫ 志津乗越P 6:25 → 五合目 7:15 →  8:15 男体山 山頂 8:30 →  志津乗越P 9:45  ≫ 10:15 野州原林道ゲート  →  馬立 10:50  → 13:05 女峰山 山頂 → 帝釈山 14:05 → 富士見峠 14:50 → 戦場ヶ原 ≫ 湯滝 ≫龍頭の滝 ≫ 二荒山神社 ≫ 華厳の滝 ≫ 清滝IC ≫ 大井IC 20:00


【 コメント 】
 ・ 今年は例年より早く梅雨が明けたのに、本州付近の山岳地域は夕立ちやガス等、毎日天候不順のようでしたが、ようやく安定。 急に過去最大級の猛暑・激暑になってきましたので、本番の北アルプス登山の前に日帰りで足慣らし、とりあえず日光連山の山行を実施。
 ・ 男体山と女峰山とし、早朝に2時過ぎに自宅を出発。
 ・ 日光、いろは坂を上がった展望所から、日の出後のオレンジ色の太陽を撮影。 戦場ヶ原の光徳牧場入口から、やや狭い舗装された裏男体林道を進む。

 ・ 昨年から、志津駐車場が駐車禁止になり、大きな丸太が置かれています。 2k位手前に新駐車場がありました。
 ・ 志津駐車場手前2ヶ所ある広めの路肩スペースには、駐車禁止の看板がありました。
 ・ 旧志津駐車場の路肩スペースには左右合計5台のみ駐車可能で、最後の場所に止められました。後続の車は、路肩に縦列駐車してました。
 ・ ここから南へ続く男体山登山口方向への林道を、バリケードを越えて50m位進み、右側に登山口表示がある細い笹の下草が両側に迫った、男体山登山道を進む。
 ・ すぐに志津宮があり、右折、すぐに志津小屋(ログハウスの10名弱、立派な避難小屋)があり、比較的歩き易い登り坂を進む。
 ・ 約10分強毎に、合目表示があり、ペースの目安になります。
 ・ このコースも二荒山神社コースほどではありませんが、登山道がかなり侵食されてましたが、比較的歩きやすいです。
 ・ このコースはシャクナゲの群生がありましたが、時期が終わり、他の花も少なかった。
 ・ 八合目前付近でガレ場がありましたが、特に危険は感じられません。雨天時は滑りやすいので注意。 八合目付近が最も急坂でした。
 ・ やがて森林限界を過ぎ、視界が開けると九合目で、緩やかになり、やがて細長い鉄剣がある山頂に到着。すぐ下方に「二荒山神社の奥宮」と“二荒山大神”の象と一等三角点がある。
 ・ ややガスがかかっており、近くの山しか見れませんでした。 
 ・ 休憩後、次の目的地『女峰山』へ登るため、志津乗越旧駐車場へ戻る。
 * 女峰山登山後、戦場ヶ原で休憩後、関東で特に有名なパワースポットの二荒山神社中宮祠へ参拝、日光の有名な滝巡り(龍頭の滝・湯の滝・華厳の滝)を行い、帰宅しました。
 
 ・ 危険個所:特になし。 雨天強風時等は、八合目のガレ場注意。
 ・ 対面者数: 約30人。

いろは坂 朝日
志津乗越 旧駐車場 男体山登山口:前方約50m右 男体山登山口:右
志津宮 二合目 三合目
ベニテングタケ(弱毒) 四合目 五合目
シャクナゲ群生  イワキキョウ
九合目 ミヤマキオン 男体山山頂直下:火山礫の登山道
男体山山頂:大剣  山頂 2,486m  〃  〃 二荒山大神 奥宮
男体山山頂: 鳥居 石碑
男体山山頂:二荒山神社奥宮鳥居 二荒山大神の像
ナツアカネ アキアカネ〃
セリ 男体山 → 志津乗越
イワカガミ 崩壊個所
大真名子山 ニホンザル 志津宮
志津乗越:昼(路肩に縦列駐車約20台) 戦場ヶ原 男体山
男体山 湯の滝 (落差=50m、幅=25m)。    龍頭の滝:最上部 (落差=60m、幅=10m)
龍頭の滝:中間部  〃:落下部 雄大積雲
華厳の滝 (落差=97m、幅=7m) 二荒山神社:中宮祠  〃
中宮祠 登拝門 さざれ石
二荒山神社 : さざれ石 〃:金運

36. 男体山-2

行程  2008 平成20年7月30日(水) 晴れ 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
@  @大井IC ≫  清滝IC ≫  湯滝 戦場ヶ原 ≫ 菅沼P  → 白根山 山頂   →  前 白根山 ≫ 五色沼 ≫ 金精山 ≫ 金精峠 ≫ 菅沼P ≫ 中禅寺湖:泊
A 中禅寺湖 5:40≫ 光徳入口 ≫ 志津乗越P 6:30 → 8:20男体山 山頂 8:40 → 9:55 志津乗越P ≫ 10:15 野州原林道ゲート  →  馬立 10:50  → 13:05 女峰山 山頂 → 帝釈山 14:05 → 富士見峠 14:50 → 16:25 ゲート ≫ 大井IC 20:00


【 コメント 】
 ・ 今年は例年より早く梅雨が明けたのに、本州付近の山岳地域は夕立ちやガス等、毎日天候不順のようですが、休務日休暇等の都合で、とりあえず日光連山の山行を実施。
 ・ 久々の男体山登山。今回はいつもの「二荒山神社コース」をやめて、裏側の「志津乗越」からの最短ラクチンコース。 
 ・ 中禅寺湖から戦場ヶ原の「光徳入口」バス停留所で右折、約500m先のT字路を右折直ぐに左折し『裏男体林道』へ。
 ・ 『裏男体林道』は0.5車線の狭い道ですが、目的地の『志津乗越』までは全道舗装で路面状態も良好。
 ・ 『志津乗越』の駐車スペースは広く20台程度可能。
 ・ ここから南方向へ続く登山道を進む。すぐに志津小屋(ログハウスの立派な避難小屋)を過ぎ、さほど急坂でない道を登る。
 ・ 二荒山神社コースほど侵食されてなく、比較的歩きやすい。
 ・ 八合目前付近でガレ場がありましたが、特に危険は感じられません。雨天時は滑りやすいので注意。
 ・ 八合目付近が最も急坂でした。九合目を過ぎると、緩やかになりやがて細長い鉄剣がある山頂に到着。
 ・ すぐ下に「二荒山神社の奥宮」と“二荒山大神”の象と一等三角点がある。
 ・ 晴天ならば360度のパノラマが味わえるはずですが、残念ながらガスの中。
 ・ 休憩後、次の目的地『女峰山』へ登るため、駐車場へ戻る。
 ・ このコースは多少高山植物が見られました。
 ・ 対面者数: 約20人。

 志津乗越P  一合目
 ガレ場  〃
  八合目付近  八合目
 男体山 山頂の剣  男体山 山頂の“二荒山大神”
 男体山 山頂の石碑   男体山 山頂
 山頂の“良縁の鐘”  ななかまど : 九合目付近
クルマユリ :  九合目付近  ハクサンシャクナゲ :  九合目付近
 アズマシャクナゲ :  九合目付近  ゴゼンタチバナ :  九合目付近
 シナノオトギリ : 九合目付近


 男体山-1

行程  1,992(平成4年) 9月22日(火)快晴 〜 10月23日(水)快晴 往復路 : マイカー  マイカー:≫、 徒歩: →
@ 大井IC ≫  日光IC ≫  二荒山神社P  → 男体山 山頂   →  二荒山神社P   ≫  日光湯元温泉 泊
A 日光湯元温泉 → 前白根山 → 奥白根山 山頂 → 五色山 → 湯元 ≫ 大井IC

コメント: 
 《男体山》
  ・ 登山道が侵食され、歩き難い。
  ・ 山頂からは中禅寺湖、戦場ヶ原の展望良好。

 《日光白根山》
  ・ 山頂からの五色沼、戦場ヶ原の展望良好。

1.男体山 頂上 2.奥白根山 頂上より五色沼 
3.奥白根山 頂上より         ↑ 男体山 4. 〃    ↑ 男体山    ↑ 中禅寺湖