登山記録・写真        
  

東 北 19  飯豊山  いいでさん  2,105m  2015 平成27年8月15日(土)
 1983 昭和58年7月28日
 弥平四郎登山口 : 680m 差 ≒ 1,430m
 川入登山口    : 500m 差 ≒ 1,610m
 飯豊山荘登山口 : 400m 差 ≒ 1,710m 

 19.飯豊山

《飯豊山(いいでさん)》 2,105m。 
 ・ 福島・山形・新潟の三県にまたがる飯豊連峰は、主峰・飯豊山 2,105mを中心に、最高峰の大日岳 2,128m・花の御西岳 2,013m、東斜面に幾筋もの雪量豊富な雪渓を持つ北股岳 2,025mなど、標高2,000m前後の個性的な峰が並んでいる。
 ・ これらの山々は、豪雪地帯にそびえているので雪食が目立ち、特に主稜線東斜面は多量の積雪によって大いに削られて急峻な地形となっている。  
 ・ 高山植物の宝庫であり四方から登山道が整備されているが、飯豊山地は朝日山地と並び東北アルプスの異名を持ち、山容が非常に大きく万年雪も残るため、充分な装備が必要。
 ・ 飯豊山地の標高2,105.1 mの山。 飯豊本山とも呼ぶ。
 ・ 磐梯朝日国立公園内に位置し、可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山のひとつに数えられている。 飯豊連峰の最高峰は、標高2,128 mの大日岳。
 ・ 飯豊山は、山形県西置賜郡小国町と新潟県東蒲原郡阿賀町の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市。理由は、明治期に廃藩置県後飯豊山付近が新潟県に編入されたが、飯豊山神社宮とする福島県側の猛烈な反対運動により、参道にあたる登山道および山頂を再び福島県にすることで決着した結果である。そのため、福島県の県境がいびつな結果になっている。
 ・ 飯豊連峰の最高峰は大日岳であるが、主峰の飯豊山は、通称飯豊本山と呼ばれる信仰の山である。 かつての登山道はすべてこの飯豊山を目指していた。
 ・ 神社の所領権をめぐり、米沢藩と会津藩、新潟県と福島県で争いがあったといい、現在は三国岳から御西岳まで、細長く福島県境線が延びているのが印象的である。飯豊連峰は日本海の影響を大きく受け、冬期には偏西風によって多量の雪がもたらされる。 主に東側に雪が積もる偏東積雪の現象により東側の地形が大きく浸食され、非対称山稜となっている。
 ・ さらには植生にまで影響があり、西側の新潟県側にはヒナウスユキソウなどの乾地性高山植物が、東側の山形県側にはイワイチョウなどの湿地性高山植物が分布している。
 ・ 懐深き東北の名峰、飯豊山(いいでさん)。
 ・ 飯豊連峰は雪田とともにお花畑でも知られる山域。   
   (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ、山と高原地図 等より)

 【 山名の由来 】 ・・・ 飯を豊かに盛ったような山と解釈されているが、飯豊の「デ」は出を意味し、越後に最も張り出している山と言うのが真意と言う説もある。この場合の「飯」は何であるのかは不明。 
 【 飯豊山の花 】
  ・ 特有の花 = イイデリンドウ。
  ・ その他の花・・・ ヒメサユリ、 ミヤマクルマバナ、シロニガナ、オトギリソウ、センジュガンピ、カラマツソウ、ニッコウキスゲ、ウメバチソウ、ヨツバシオガマ、ミヤマクルマバナ、シロニガナ、ヤマハハコ、コウゾリナ、タテヤマウツボグサ、  ツリガネニンジン、チングルマ、マツムシソウ、ヤマハハコ、ウメバチソウ、コイワカガミ、イワベンケイ、イワイチョウ、タカネマツムシソウ、ショウジョウバカマ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンポウゲ、チングルマ、  ハクサンフウロ、クルマユリ、ヨツバシオガマ、ハクサンシャジン、ツメクサ、ヒメウスユキソウ、ヒメシャジン、ヨツバシオガマ、イイデリンドウ、マルバコゴメグサ、など。

  ※  登山・ガイド ・・・・・・・・・・  * 飯豊山 - いいでさん:標高2,105m-東北:飯豊連峰 - Yamakei Online - 山と溪谷社 
                       * 飯豊朝日連峰の登山者情報 
                       * 飯豊山 登山 初心者 ナビ
  ※   トレッキング・ガイド ・・・  * 飯豊山登山|ガイドブックにないガイド 
  ※  花のHP  ⇒  * 158飯豊山 飯豊の花 写真集   
               * 飯豊山の花たち ( 登山 ) - yamanbouの山歩記 - Yahoo!ブログ 
 2015 平成27年 7月12日(日)   晴  往複路: マイカー  マイカー:⇒、 徒歩: →
 東北道 西会津IC (4:30) ⇒ 49号、459号、383号線 ⇒  (5:10) 弥平四郎登山口駐車場 (5:20) →上ノ越(6:40) → 疣岩分岐(7:30) → 三国小屋(8:20 〜 8:30) → 種蒔山 (9:40) → 切合小屋(10:00) → 草履塚 (10:50) → 姥権現(11:05) → 本山小屋(12:00) →  飯豊山 頂上(12:20) → 本山小屋(12:30〜40) → 姥権現 → 切合小屋(14:30〜14:40) → 三国小屋(16:00〜16:15) → 疣岩分岐(17:00) → 上ノ越(17:40) → 弥平四郎登山口駐車場 (18:20〜18:30) ⇒ (19:15 )西会津IC 

【 コメント 】

 ・ 昨年計画していた久し振りの飯豊山登山が、天候不順の為、延期、今回お盆の時期の登山をしました。
 ・ 今回は、最も短い時間で行ける標高が約680m、標高差、約1,430mの“弥平四郎登山口”からのピストンとしました。
 ・ 西会津ICから国道・県道(49号、459号、383号線)を走り、林道入口の弥平四郎ゲートで一旦登山届を提出し、未舗装の狭い、やや悪路の林道4kmを走り、ようやく登山口に朝5時過ぎに、ほぼ満車の弥平四郎登山口駐車場に計画の時間より1時間遅れで到着。
 ・ アブがいたので、窓を閉めた車内で準備後、トイレを済ませ、出発。
 ・ 事前の情報を参考に、往復とも危険のない新ルートを歩く。
 ・ ブナ林の登山道を登り始めると、朝日が昇り、モルゲンロート風に染まった登山道をジグザクに標高を上げた後、一旦下った後、急登を進み、やがて上ノ越の尾根に出る。  
 ・ 「上ノ越」を過ぎると景色が広がり、小刻みにアップダウンをしながら進んで行くと、巻岩山方面が見え、前方に疣岩山のピークが見えて来ました。  
 ・ 登山道脇には少しずつヤマアジサイ、ノリウツギ、オオカメノキ等の花が見られる。
 ・ 予定の時間より1時間以上遅れてますが、長い行程の為無理にペースを上げずに、予定のペースで進みますが、花の写真は手早く撮りました。
 ・ 1時間弱で、新長坂ルートとの合流地点、疣岩分岐に到着、一息後、出発。
 ・ この先辺りからは飯豊連峰の景色が樹木の切れ目から見え始め、三等三角点のある疣岩山からは飯豊連峰が見えるはずですが、残念ながら雲に隠れて見えません。
 ・ アップダウンを繰返すうちに前方に三国小屋が見え、やがて三国小屋に到着、ここまで全部で数名の追い越し者と、下山者とのすれ違いで静かな登山でした。
 ・ 三国小屋で、気さくな感じの管理人に挨拶し、小休憩後出発。 
 ・ この先はアップダウンを繰返しながらの登山でした。 
 ・ 少しの岩場や、鉄ハシゴと鎖場をあっけなく通過、アップダウンを繰返しながら標識のない種蒔山のガレ場を過ぎ、少し下って飯豊連峰で最大の水の豊富な切合小屋に到着。
 ・ 冷たい水がホースから勢いよく出ており、喉を潤す。
 ・ 一服後、草履塚を登ると、沢山のタカネマツムシソウが咲いており、晴れていれば真っ青な空と前方の飯豊山をバックにした綺麗な写真が撮れたはずです。
 ・ カール状の斜面には雪渓が残っており、周辺にはコバイケイソウやハクサンフウロウ、ニッコウキスゲ等が咲いてるのが見えました。
 ・ 花のシーズンのピークは過ぎてましたが、チングルマの咲き終わった穂が傘のような格好をして、そよ風に靡いていました。
 ・ 今はマツムシソウの群落最盛期といった感じで、青紫が生えたマツムシソウの蜜を吸うミツバチの写真をアップで撮りました。
 ・ 霧雨だった雨が、とうとう本降りになったので雨具を纏って御前坂を登り、飯豊山本山小屋に到着。 神社の小屋の中にある本尊にお参りした後は、急に雨が上がり、リュックをデポし、空身で山頂へ向けて出発。
 ・ 15分程で到着ですが、残念ながら周囲は雲に覆われ展望不良でしたので、すぐに下山。
 ・ 小屋前で小休憩後、下山開始。
 ・ 草履塚付近に来ると雲が切れ始めたので、晴れ上がるのをジックリ30分程ほど待って休憩。
 ・ ようやく晴れ上がってきたので、花の写真などを撮りながらユックリ下山開始。
 ・ 朝、出発間もない時間に追い越した登山者を含め、周囲の登山者は、皆宿泊者のようでした。
 ・ あまりのんびりしてると下山完了迄に暗くなってしまうので、ジックリ時間をかけての写真撮影ができませんでした。
 ・ 朝追い越した、雰囲気の良いオーラを輝かせた単独の人と再び少々話を交わした後、先を急ぎました。
 ・ 七森付近に来ると、風下の北東側に湧き上がったガスにクッキリと出来たブロッケンを発見。 神々しく輝いたブロッケンの写真を何枚も撮りました。
 ・ 三国小屋に到着。 にこやかな笑顔の穏やかな管理人に、日帰りかかと聞かれ、そうです、2時間で下山しますと応えると、ライトは持っているかと聞かれハイと答え、気を付けてと挨拶され、出発。
 ・ 西日が暑い無風の中、団扇を扇ぎながら、アップダウンを繰返し、疣岩山で小休止。 気温が上がり晴れ渡ったので、赤トンボが多数飛んでました。
 ・ すぐに疣岩分岐を通過、そのまま尾根を進み巻岩山を過ぎると歩き易い緩やかな単調下り道、快調なトレランペースで上ノ越に到着。
 ・ ここからかなりの急坂ジグザグ登山道を下り続け、踏ん張りがキツクなってきたので、途中で小休憩し、スリップに注意しながら下り続けようやく、駐車場に到着。
 ・ 天候の回復を待ったので予定より2時間遅い到着でしたが、明るいうちの無事下山完了でした。
 ・ シッカリ水分補給・小休憩後、帰路につきました。
 ・ 天候とお花畑がイマイチでしたが、飯豊山の素晴らしさを味わうことが出来、感謝です。

 * 奥深い飯豊山、シッカリ味わうのには、1泊での縦走が必要と感じました。
 * 紅葉の時期、及び7月下旬頃の花のシーズンが最適だと思いました。
 * 危険個所 特になし。 やや注意が必要な個所として、御秘所の岩場。
 * 疣岩分岐までのコースは、新ルートが安全。 長坂ルートはザレ、トラバースが多いとの情報。
 * トイレは弥平四郎登山口、各山小屋。

  【 飯豊山 〜 2 】 
 弥平四郎登山口 駐車場  〃 案内板  〃 新ルート(上の越ルート)へ
  朝日(5:45)  朝日 & ブナの木  ノリウツギ
 キノコ(ベニテングダケ?)  キノコ(オシロイキノコ?)
 ヤマアジサイ  上の越にて : ノリウツギ  ミヤマアキノキリンソウ & ブナの木
 タテヤマウツボグサ  ミヤマクルマバナ  アカモノ(別名:イワハゼ)の実
 (サンカヨウ?)の実  〃
 疣岩分岐  ウメバチソウ & アカモノ(別名:イワハゼ)の実  リンドウ
 ウメバチソウ  三国小屋到着                         三国小屋 → 種蒔山:(七森直前のハシゴ、クサリ場)
 ウサギギク  シシウド  シラネアオイ
 クチバシシオガマ  種蒔  ウラジロヨウラク
 ウサギギク  ニッコウキスゲ  ヤマハハコ
 マツムシソウ & ミツバチ  タカネマツムシソウ  姥権現付近より飯豊山方面
 シシウド : 姥権現付近より飯豊山方面  ヨツバシオガマ  マツムシソウ  : 姥権現付近より飯豊山方面
 チングルマの傘  草履塚より、飯豊山   マツムシソウ  : 草履塚付近
 草履塚 → 切合小屋 : 小姥権現、飯豊山方面  〃 : トリカブト  姥権現より飯豊山
 姥権現付近  マツムシソウ  紅葉が始まったナナカマド   マツムシソウ
姥権現:女人禁制の飯豊に登り帰る途中、石に化してしまったという。       御秘所付近  オンタデ
 飯豊小屋前の鐘  飯豊山 山頂(2,185m)  咲き終わったショウジョウバカマ
 マルバコゴメグサ  〃  ミヤマアキノキリンソウ
 飯豊山神社前  ハクサンフウロ   マツムシソウ
 ナナカマド & 飯豊山  トリカブト  ウメバチソウ
 姥権現  〃  チングルマの傘
 草履付近  ヨツバシオガマ  ミヤマキンポウゲ
 草履付近 → 切合小屋  切合小屋 → 種蒔山  大雪渓
 種蒔山付近  〃  マイズルソウの実
 マツムシソウ & ミツバチ  チングルマの傘  雪渓
 切合小屋 → 種蒔山    ナナカマド
 切合小屋 → 種蒔山  オオカメノキ  コバイケイソウの実
  種蒔山 → 三国小屋  遥か遠方の三国小屋  地蔵山方面
                              種蒔山付近より、飯豊方面                            オオカメノキの実
 チングルマの傘  ブロッケン : 種蒔山 → 三国小屋  〃
 ブロッケン : 種蒔山 → 三国小屋  種蒔山 → 三国小屋 : ハシゴ & クサリ場  種蒔山 → 三国小屋 : 七森
 三国小屋(三国山山頂 1,644m)にて : 種蒔山方面                       新ルート(疣岩山にて、三国山方面)
 ヨツバヒヨドリ  〃  ブナ
 疣岩山  入道雲  ヤマアジサイ
  ノリウツギ  夕方の駐車場