その他:甲州 | 杓子山 1,598m 標高差≒300m |
【杓子山】(しゃくしやま)
・ 場所=山梨県忍野村。
・ 大菩薩・道志山系 山梨百名山。
・ 交通 ・・・ 富士急行線富士吉田駅バス25分内野。
富士急行線富士吉田駅からバス30分不動湯入口大明見下車徒歩30分。
マイカー ・・・ 河口湖ICで下り、国道139で山中湖方面に進み、富士見公園前交差点(明見→の標識あり)を左折。約4KM先・トンネルの手前約100Mの信号(明見第一駐在所前)を右折。 「不動の湯」を目指す。林道ゲート付近に駐車。
・ 忍野平野の北側に聳える杓子山は、山中湖北岸・石割山から北に延びる尾根上の大きな山。
・ 富士吉田側から眺めると、山肌が荒れたように見え、険しさを感じさせるが登ってみると、優しさのある富士山の展望のためにあるような山。
・ 山梨県忍野村の北側に立ち上がる杓子山は、道志山塊の南端に位置し、山中湖と富士山・南アルプスの絶好の展望台。
・ 富士の撮影の絶好のポイント。特に秋から春の雪で輝いた富士山。
・ 素晴らしい展望の割には登山者は少なく静か。
・ 同じ尾根の南端の高座山も、富士の撮影の絶好のポイント。
・ 途中の大権首(おおざす)峠 には、ハングライダーの飛び出し台がある。
・ 登山コース
@ 不動の湯−大権首峠−杓子山、ピストン。
A 忍野中−鳥居地峠−高座山−大薯゚首峠−杓子山−大薯゚首峠−不動の湯。
【山名の由来】
・ 岩石がガラガラした場所を シャクシ・ジャレ・ザレ などと呼ぶことに因み、西斜面に名前の由来となった崩壊地がある。
* 似た名前で、北アルプスの“杓子岳”(白馬三山のひとつで、白馬鑓ガ岳と白馬岳の山2,812m)。
→ 東側は杓子沢源頭部の絶壁、西側は白い流紋岩の岩屑(ザク)が、斜面を覆う。 (〜フリー事典等より)
杓子山 -2
行程 | 平成26年2月3日(月) 快晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫ 、 徒歩: → | 単独 |
---|---|---|---|---|
永福IC 4:00≫ 都留IC 5:20 ≫ 5:50 三ツ峠登山口(達磨石)P 6:00 → 6:30 股ノゾキ 6:40 → 7:00 馬返し → 7:40 八十八大師 → 8:20 四季楽園 → 8:30 三ツ峠山(開運山)山頂 8:50 → 八十八大師 → 馬返し9:30 → 股ノゾキ 10:00 → 10:20三ツ峠登山口(達磨石)P 1030 ≫ 不動の湯先のゲート前途中 P 11:30 → 12:10 大ザス峠 12:20 → 12:45 杓子山 13:00 → 大ザス峠 13:15 → 不動の湯先P 14:00 ≫ 14:30 母ノ白滝 P → 14:35 滝壺 → 母ノ白滝 P 14:50 ≫ 15:00 河口湖浅間神社 15:30 ≫ 16:30 河口湖IC ≫ 下高井戸IC 17:50 |
コメント
・ 久し振りの冬季の“三つ峠”登山。 晩秋から初冬にかけて、雲海に浮かんだ富士山の写真を撮ろうと条件の良い日を狙っていましたが、チャンスがなく、日の出が最も遅い真冬の紅富士の写真を撮りに出かけました。
・ 来週のいわきフルマラソンのトレーニングを兼ねての、“杓子山”と合わせての快速登山です。
・ 早朝自宅を出発。 “三つ峠山”登山後、 “杓子山”登山の為、“不動の湯”に向けて、出発。
・ 最近降雪がなく、道路の雪もほとんど溶けたようで、“不動の湯”先の林道も雪がなく、終点少し手前の日陰部分でようやくアイスバーンになっていましたので、手前の広い路肩に駐車。
・ ノーマルタイヤでなければ、ゲート前の駐車スペースに止められます。 1台駐車中でした。
・ アイスバーンは1ヶ所で、林道を歩き始め、すぐにゲートを通過、登山口の林道部分は1ヶ所20m位アイスバーンでしたが、路肩の雪の上を慎重に歩いて通過。
・ 大権首(おおざす)峠まで、僅かの残雪がありましたが、ノーアイゼンで山頂往復できました。
・ 40分程で、大権首峠に到着。
・ ハンググライダの出発台があり、シーズン中の週末は賑わいそう。
・ 大権首峠から、まず左折、杓子山へ向かう。
・ 南面の日当たりの良い部分は乾いてましたが、他の部分は赤土でどろんこ状態、スリップに注意して登り降りしました。
・ やや急な上り坂を登り、最後に二ヶ所、ロープ場の急登があり、すぐにさほど広くない山頂に到着。
・ 二つあるベンチに2グループが昼食中。
・ 山頂広場には残雪は全くありませんが、ややヌカルミ状態で、周辺の枯れ草のスペースで一休み。
・ 位置的に富士山に非常に近いので、山頂からの富士山の展望は良好でしたが、やや春霞のような風景でした。
・ 山頂からの展望は良好で、富士山以外に、西方には三ツ峠山、東には石割山、南西には南アルプス連峰、北方には、鹿留(ししどめ)山等、充分堪能しました。
・ 小春日和のような暑い日差しの中、長閑な山行ができました。
・ 下山後、登山口の、“不動の湯”で入浴できますが、次の目的地、河口湖浅間神社近くの“母の白滝”の氷滝を見に出発。
・ “母の白滝”訪問と、(⇒ 三ツ峠山) と、“河口湖浅間神社”参拝後、帰宅。
* 登山道は明瞭、危険箇所は特になし。
但し、冬季、アイスバーン状態時等はアイゼン、ストック必携、午後日のあたる登山道では凍結土が溶け出し、ぬかるむので、スリップに注意が必要。
不動の湯 先のゲート 〃 : 不動の湯 → 大権首(おおざす)峠 | 大権首峠 | |
大権首峠(オオザス):ハンググライダの飛出台。 大権首峠 → 杓子山 : 冬枯れの登山道 〃 乾いた赤土のザレバ。 | ||
杓子岳 山頂 | 〃 | 〃 |
杓子岳 → 大権首峠 | 大権首峠 : パラグライダー発車場、 荷揚げ用モノレール |
杓子山 -1
行程 | 平成21年2月2日(月) 快晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫ 、 徒歩: → | 単独 |
---|---|---|---|---|
1 | 永福 4:30 ≫ 河口湖IC 5:30 ≫ 6:00 河口湖湖畔(長池)7:30 ≫ 不動湯 ≫ 林道ゲート横 P 8:30 → 大権首(おおざす)峠 9;00 → 9:25 杓子山 山頂 9:40 → 10:00 大権首峠 → 10:20 高座山 10:40 → 大権首峠 11:00 → 11:20 ゲート横 P ≫ ≫ 朝霧高原 ≫ 河口湖湖畔(長池) ≫ 河口湖IC ≫ 高井戸IC 17:40 |
【 コメント 】
・ 早朝の山中湖の湖面に映る朝焼け富士を撮影する目的を兼ねて、久々に杓子山を登山。
・ 山中湖での朝焼け富士を撮影後、雪が全くなくない林道を順調に“不動の湯”の先のゲート前まで、マイカーで行く。林道ゲート付近約10台駐車可能。
・ “不動の湯”の先からは、未舗装のやや荒れた林道でしたが、ゲート約200m前の悪路部分を慎重にコースを選んで、終点に到着。
・ 大権首(おおざす)峠への途中から、白銀に輝く富士山がカラマツの間から見える。
・ やがて大権首峠に到着。
・ シートに覆われたハンググライダの出発台があり、シーズン中の週末は賑わいそう。
・ 大権首峠から、まず左折、杓子山へ向かう。
・ 残雪がないかわりに、赤土の登山道は前日日中溶けてぬかるんだ足跡が凍りついており、やや登り辛い。
・ 綺麗に輝いた見事な霜柱が楽しませてくれるやや急な上り坂を進むといつの間にか頂上に到着。
・ 山頂は比較的狭いですが、ベンチに腰掛け、真正面に迫る雄大な真っ白に輝く富士山を、充分堪能しました。
・ 山頂からの展望は良好で、富士山以外に、西方には三ツ峠、南西奥には、白く輝いた南アルプス連峰が真っ先に飛び込んでくる。
・ 東方には立ノ塚峠から石割山、南方には富士山と、手前にこれから登る高座山がやや下方に見える。
・ 北方には、以前登った鹿留(ししどめ)山が真近かに見えますが、山頂での展望はないので、今回はパス。
・ 独り占めの山頂を後に下山開始。
・ 下山は、本道の脇の滑りにくいカヤ斜面を下る。
・ 大権首峠から、高座山へ向かう。
・ 途中下りがちな多少のアップダウンのある登山道を進む。
・ 中間点にある鉄塔先付近に岩稜帯があり、岩場にはロープも取り付けられ、特別危険な場所はありませんでした。
・ 高座山(たかざすやま)山頂。(1,304m) 真近に見る富士山の展望を楽しむ。
・ 休憩後、出発点へ戻る。
・ 狭霧高原へ移動、午後の富士山を撮影・散策後、夕方再び山中湖へ戻り、夕陽のダイヤモンド富士を狙いましたが、雲に隠れたため帰る。
* 冬季用必需品
⇒ ・ 靴用ホカロン、 ・ ホカロン、 ・ 耐寒用手袋、 (目出し帽)防寒帽子、 ・ スパッツ、 サングラス、 ・ 軽アイゼン、 ・ ストック。 等。
* 登山道は明瞭、危険箇所は特になし。
但し、午後日のあたる登山道では凍結土が溶け出し、ぬかるむので、スリップに注意が必要。
* 対面登山者 約5人。
不動の湯先の“駐車場” | 不動の湯 → 大権首(おおざす)峠 | 大権首峠 |
大権首峠 | 霜柱 | 〃 |
大権首(おおざす)峠 → 杓子岳 | 〃 | 〃 |
杓子岳 山頂 | 〃 | 杓子岳 山頂付近より |
高座山 山頂 | 高座山 〜 大権首峠間より、杓子岳 | 高座山 〜 大権首(おおざす)峠間 |